少額からでも始められる、初心者におすすめの資産運用とは? 経済評論家が解説

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。4日間にわたり、「あなたのSTART ME UPを応援!」というテーマでお送りします。2月4日(月)のオンエアでは、経済評論家の加谷珪一さんが資産運用について解説しました。


■初心者におすすめの資産運用とは…?

まずは「資産運用に興味があるけど、いろいろありすぎてわからない」という初心者へのおすすめを訊きました。

加谷:資産運用には、株式、不動産、FXなど、さまざまな方法があります。一般の方がやる王道の資産運用としては、株式を長期で積み立てるのがベストです。これを基本に考えることを頭に入れてください。FX・外国為替などはプロでも読むのが難しく、不動産はビジネスなので、おすすめできるのは株式投資です。


■初心者が少額から始めるなら…

まず、長期で続けたい人に向いているという、ETF(上場投資信託)を紹介しました。

加谷:ETFは、日経平均やTOPIXなどの指数と連動するものです。これを買うと、個別の株は関係なく、日経平均が上がるとちゃんと上がっていきます。こういう商品を買うのが初心者の方には一番いいのではないかと思います。
サッシャ:そうすれば、たとえばJ-WAVEのニュースで言っている株価をみれば、自分の資産額がそのままわかるということですね。
加谷:そういうことです。これは長期でやるのがポイントです。今買って毎月2万円を積み立てていくと、来月下がったとしてもまた買って、そのあと上がるかもしれません。下がったら買って……というのを長期でやっていくと、上下変動が少しずつ収束していきます。株は年間6パーセントほど平均で上がっているので、毎月2万円、30年間投資し続けると30年後には2000万円くらいになっている可能性があります。
サッシャ:今までの実績をもとにすれば、ということですね。過去のデータなので、絶対ではない。
加谷:そうですね。リスクもあります。

証券会社に行って、ETFを探すとさまざまな商品があります。「日経平均と大体同じ値段で販売しているので買い付けもそれほど難しくない」と加谷さんは教えてくれました。


■貯金を資産運用するには?

また、少しまとまった貯金がある方は、「個別の会社の株を買うのがよい」と加谷さんはおすすめします。

加谷:トヨタやソニーなど、自分が好きな会社を買うのもひとつの方法です。
サッシャ:株ってその会社を応援するために保持するってところがありますからね。
加谷:そうですね。それに、好きな会社がだめな会社というのはあまりないと思うので、好きだなと思う会社の株であれば、長期的に伸びる可能性があります。それを思い切って買うのもひとつの方法です。
サッシャ:どれがいいとか、リスクがあるって言い出すとキリがないですもんね。
加谷:どの銘柄にも相応のリスクはありますが、あまり知らない会社の株は買わないほうがいいと思います。

企業株の値段はさまざまですが、たとえばソニーの株は1株5000円、100株からしか買えないので50万円から始めることができます。なお、もっと安く買える会社の株もあります。


■気軽にできる資産運用

加谷さん曰く、最近は投資の世界もAI(人工知能)で自動的にできるサービスが出てきているのだとか。

加谷:「WealthNavi(ウェルスナビ)」や「THEO(テオ)」というサービスがあります。ここに申し込むと、自己診断をして「あなたにピッタリなポートフォリオ」というのをAIが作ってくれて、勝手に買い付けもしてくれます。手数料がかかるので、こことの兼ね合いはありますが、このように手数料を払えば全部お任せでやってくれるサービスも登場しています。

AIの実績については、「最適な資産配分を古典的な理論に従って作っているので、AIが考えて売買するというより、ETFなどに連動するもの。積極的に儲けようとする投資ではなく、組み合わせをうまく考えてくれる機能」と加谷さんは説明します。また、「こうしたサービスはこれから増えるのでは」と予想しました。

少額の投資にチャレンジしているサッシャは「経済に興味をもつので、世の中の流れを知るという意味では、授業料を払っているような感じがする」と話しました。これには加谷さんも「株式の最大のメリットは、経済ニュースが気になり、自身のキャリアのためにもなるので、やったほうがいいと思います」と勧めました。そのうえで、加谷さんは注意点を以下のように語ります。

加谷:基本、投資は余剰資金でやることが原理原則です。全財産を突っ込んだり、借金をするのは絶対にやめてください。なくなってもいい範囲で、長期でやり続けると大きなメリットがあると思ったほうがいいと思います。

政府は投資への税制面の優遇措置を行っており、「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」といった、60歳まで引き出せずに積み立てるサービスを勧めています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

2月5日(火)の「BEHIND THE SCENE」では、転職エージェントがサッシャと番組スタッフを本気で査定。年収や待遇は? 「転職」に一歩踏み出せる情報をお届けしますので、転職を考えている方は特にお聴き逃しなく!

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時−13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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Snow Man佐久間大介、劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』特集でジャングルポケット・アグネスタキオンの魅力に迫る!

5月18日(土)、Snow Manの佐久間大介がパーソナリティを務めるラジオ番組『Snow Man佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送・毎週土曜日20時~)が放送。5月24日に劇場公開を控える劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』特集として、ジャングルポケット役の藤本侑里とアグネスタキオン役の上坂すみれをゲストに迎え、劇場版でメインキャラクターとなるジャングルポケット、アグネスタキオンの魅力に迫った。

佐久間「劇場版がすごく楽しみ」-

ウマ娘は、Cygamesが展開するクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』のこと。実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐウマ娘たちが、仲間やトレーナーたちと学園生活を送りながら「トゥインクル・シリーズ」制覇を目指す世界が舞台となり、発表以来ゲームを中心として、アニメや音楽、コミックなど、さまざまなジャンルで作品展開を行っている。

アニメでの展開は、2018年から3期にわたるテレビアニメシリーズとショートアニメが放送されている。2018年のテレビアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』はスペシャルウィークとサイレンススズカ。続く2021年の『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』はトウカイテイオーとメジロマックイーン。そして、昨年12月に放送を終えた『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』では、キタサンブラックやサトノダイヤモンドといった一時代を築いた競走馬をモチーフとしたウマ娘を主役として物語が展開された。さらに配信アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』や、短編アニメ『うまゆる』が公式YouTubeチャンネル『ぱかチューブっ!』で公開され大好評を得ている。

佐久間「そんなウマ娘の映画が5月24日に劇場公開ということで、それぞれが演じられているキャラクターについても紹介してもらってもよろしいでしょうか。橋本さんからお願いします」

藤本「私が演じるジャングルポケットは、自由気ままなフリースタイルレースの世界に身を置き、やんちゃな荒くれ者たちを束ねてきたカリスマ的存在です。フジキセキの走りに魅了され、最強を目指すために、トレセン学園の門を叩きました。エネルギッシュな性格で強い、強ええやつの走りを目にしたらじっとしていられない性格なんですけれども、ただ一方で、天真爛漫で子供っぽい一面もある、かっこ良さと可愛さを兼ね備えたようなかわいいウマ娘です。そして、憧れの先輩であるフジキセキをフジさんフジさんと呼んで、慕って目標にしている。そんなウマ娘です」

佐久間「すごい。なんか今の説明の中に一瞬ポッケ(ジャングルポケット)がいましたよね」

上坂「宿ってましたね」

藤本「本当ですか?」

上坂「強い、強ええやつ」

佐久間「いやそう。やっぱそうなんだ」

藤本「ポッケは強いやつじゃない。強ええやつ」

佐久間「素敵。そんなポッケが今回のメインを張ってるということでね。すごいですね。劇場版で主人公ですもんね」

藤本「そうなんですよね。大変ですよね」

上坂「(笑)。あなたですよ。あなたあなた」

佐久間「自分のことじゃないように、あの時の自分は違うぐらいな」

藤本「大変なことが起こってますね。なんか主人公って大きい話すぎて、なかなか現実の話として、頭の中に入って来ないというか」

佐久間「現実味がないというか」

藤本「はい。もうその状態のままここまで来てます」

上坂「(笑)。すごい。収録が結構前だったので、もう」

藤本「そうですね」

佐久間「そっか。そうですよね」

上坂「去年のうちに録り終えたので、半年ぐらいずっとじゃあふわふわしちゃってる?」

藤本「そうですね。地に足がついてない感じで」

上坂「本当に、映画を見たら1発で大好きになる。ジャングルポケットの世代を知らない方でも、その時レース見てなかったよっていう方でも絶対に好きになるし、史実を追いかけたくなるキャラクターだなっていう」

佐久間「へ~。気になる。見てぇ!」

藤本「この世代の関係性がまたいいですよね」

佐久間「この時代の競馬もすごいですもんね。お父さんから聞いて、公式でもレースの映像が上がっているので、実際の映像を見た時にこの馬、強ええ!ってなった競走馬もいろいろいます。ポッケもすごい中で、上阪さん演じるアグネスタキオンがめちゃめちゃ強い!っていう印象なので、アグネスタキオンについても説明聞いてもよろしいでしょうか」

上坂「はい。私が演じるアグネスタキオンは、天才的な頭脳を持ち、目的のためなら手段を選ばないマッドサイエンティスト。周りの目を気にせず、研究第一を貫いているため、変わり者扱いされることも多いが、他を寄せ付けないその走りは圧倒的。ウマ娘に眠るさらなる可能性を追求するという目的に没頭しており、レースを実験場、他のウマ娘たちを実験対象と考えている。授業をサボって研究することもしばしばで、甘い紅茶をよく飲みます」

佐久間「すごいですよね。格好も白衣を着ていて、袖がちょっと長かったりもしてね」

上坂「地味に萌え袖でかわいいですよね。一着でゲームで勝ったりすると袖をくるくる回したり」

佐久間「そうそう!かわいいんですよね。タキオンが」

上坂「ゲームだと結構トレーナー君に頼りっきりで、お弁当作ってもらったりとか、おねだりキャラなのかなって思うんですけど、劇場版だと、どちらかというと史実に近いというか負けなしでターフを去った、4勝して勝ち逃げしていった幻の三冠馬という異名を持つアグネスタキオンなので、その他を寄せ付けない感じが、ティザー映像をご覧になってる方もいると思うんですけど」

佐久間「いやすごい出てますね。あの強者感。圧倒的強者やんけみたいな」

上坂「あのタキオンと、さらに覇王のテイエムオペラオーを前にして」

佐久間「あの時代のオペラオーもすごく強いですもんね」

上坂「あんなに囲まれても動じず、そんな強者揃いの中に他にもマンハッタンカフェですとかダンツフレームですとか、強いライバルの強ええやつの中で、ポッケがどういう走りを見せててくれるのか。めちゃめちゃ熱い。それこそライブ会場では、ティザー映像をトレーナーさんにいち早くご覧いただいたんですけど、すごい反響でしたね」

藤本「すごい大歓声でしたね」

佐久間「あのティザーはテンション上がりますね。やっぱり。あの短い映像でもこのレース絶対あのレースだってなったもん」

上坂「すごい!」

佐久間「実際のお馬さんの走っている映像を見たことがあったので、うわ!あのシーンあるじゃんみたいになって」

上坂「すごい!もうわかってる」

藤本「そんなことがわかるんですね。あの短い間に。すごい」

上坂「ファンの方、そして競走馬がお好きな方も本当必見の作品になっていますね」

佐久間「劇場版がすごく楽しみになってきています」

ほかにも、劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』の気になるストーリーや見どころについて語ってくれた。5月24日の劇場公開前に、是非タイムフリーで。

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