細野晴臣、新作制作のきっかけはネバヤン安部? その真相は…

J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(水曜担当ナビゲーター:never young beach)。2月6日(水)のオンエアは、ボーカル・ギターの安部勇磨がソロでお届け。安部が敬愛するミュージシャン・細野晴臣さんのアルバム『HOCHONO HOUSE』について溢れる想いを語りました。


■2019年、『HOCHONO HOUSE』を抜く作品はない

今年の3月にリリース予定の『HOCHONO HOUSE』は、1973年にリリースされた細野さんのアルバム『HOSONO HOUSE』を、細野さん自らがリアレンジと新録で再構築した作品です。この作品についての記事に、なんと安部の名前があったそうで……。

安部:嬉しい! ただただ嬉しい! 自慢気! これはもうただのファン(笑)! そしてこれはただの自慢なんですけど、この前、細野さんのライブに行かせていただきまして、最後にご挨拶をさせていただきまして。そしたら細野さんに「『HOCHONO HOUSE』を作るきっかけになったのはね、安部くんなんだからちゃんと聴いてね」みたいなことを……もしかしたら僕の補正が入って勝手に良いふうに捉えてるかもしれないんですけど(笑)。

細野さんの言葉に喜ぶ安部は、「『HOCHONO HOUSE』を5枚買います!」と宣言し、汗をかきながらその場を去ったそう。しかも、3月リリース予定のアルバムの音源を一足先もらって聴いたとも明かします。

安部:どうですか? この現時点で『HOCHONO HOUSE』を聴いてるのは僕ぐらいじゃないですか(笑)? そして、聴いてビックリしてほしい。そんなに感想を僕は言いませんが、ほんっとにスゴかったです。

現在、レコーディング真っ最中のネバヤン。ある日の帰り道、車の中でくだらない話をしていたメンバーですが、『HOCHONO HOUSE』がかかった瞬間、沈黙が訪れたそう。

安部:一音が鳴った瞬間、みんな黙りまして。もう、ふざけて話す場合じゃない。僕らは非常に反省し、スタジオからみんなの家までにちょうどアルバムを一枚聴いたんですが、今まで話していた内容を全員反省し、そして音楽に対する姿勢などなどを本当に反省しまして。

すごい作品を聴くと、「すごい」としか言葉が出ないらしく、車中では「すげぇなー」が飛び交ったと振り返ります。『HOSONO HOUSE』と聴き比べると、「この曲がこうなるの!?」という予想の遥か上をいく驚きがあると安部。それと同時に、『HOCHONO HOUSE』を作るきっかけになったのが安部だったということで「これもう僕、自慢よ!」と興奮が収まりませんでした。

安部:みんな聴いた人は「すごいな」って、もちろん感動すると思うんですよ。感動したら頭の片隅で「安部ちゃん、ありがと」。そう呟いてほしいですね(笑)。

2019年はまだ始まったばかりですが、安倍は「『HOCHONO HOUSE』を抜く作品はない」とまで言い切る絶賛ぶり。3月にリリースされた際はぜひ聴いてみてください!


■どのメンバーと付き合いたい?

そして番組後半では、ネバヤンファンにはおなじみ! マネージャーの林田さんを交えて、リスナーからのメッセージに回答しました。

「ネバヤンのメンバーはみんなステキな人だなと思うのですが、もしみなさんが女性ならどのメンバーと付き合いたいですか?」

この質問にメンバーの性格をよく知る林田さんは、「むずいね……」と悩みながら、安部と巽啓伍に絞ります。安部は、目上の人に対する接し方と部屋が汚いということで阿南智史を却下。そして鈴木健人に関しては、「汗をかきすぎ」という性格抜きの理由で選択肢から外します。ということで、安部も巽を選びました。

安部:いい話がありますよ。たっさんのことを好きになるタイミング。昨日もレコーディングの片付けがあったじゃないですか。みんなで片付けるんですよ。たっさんとすずけん、林田さんもみんなで片付けてくれるんです。僕は手伝ったり、おちゃらけて見たりしてる中、阿南だけ片付けず、当たり前の顔でUber Eatsを探してるんですよ、林田さん! どうなんですかこれ?
林田:(笑)。俺ブースにいなかったから、ガチでそれショックだわ。
安部:みんながすごいがんばって、ドラムとかを降ろしている中、阿南だけ「なんでこの時間Uber Eatsやってねぇんだよ。腹減ったなー」って。

阿南のその王様のような振る舞いに、「阿南は絶対ない!」という安部。巽を好きになるいい話をしてくれるのかと思いきや、阿南への愚痴を教えてくれた安倍でした。

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【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時−26時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/

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小倉智昭「とくダネ!」時代の番組スタッフへの労い「忘年会ではハワイ旅行なんかも用意していました。そこに安全地帯や大黒摩季を呼んでみたりね(笑)」

TOKYO FMの音声サービス「AuDee(オーディー)」で配信中の、放送作家兼ラジオパーソナリティの植竹公和が、彼のレーダーにひっかかった文化人を招いて送るスペシャルトーク番組「歌う放送作家 植竹公和のアカシック・ラジオ」。5月17日(金)配信回のお客様は、フリーアナウンサー、タレントとして活躍する小倉智昭さん。フジテレビ系の朝番組「とくダネ!」にまつわる裏話を明かしてくれました。

(左から)小倉智昭さん、パーソナリティの植竹公和


◆スタッフたちの英気を養うために実践したこと

植竹:小倉さんといえば「物言う司会者」というパブリックイメージがありますけども、スタッフとのコミュニケーションや軋轢などはありましたか?

小倉:軋轢というか、スタッフと接触する機会があまりないんですよ。若いスタッフを連れて飲みに行くこともないし、番組制作の中心的な人物とたまに食事に行くぐらいでした。

植竹:ほほう!

小倉:でも、たとえば若い人が一生懸命取材をして、5分ぐらいのVTRが用意してあるのに僕のオープニングテーマが長くてそれを取り上げる時間がなくなった場合、若い人は不満でしたでしょうね。「悪かったね」と一言謝ることは多々ありました(笑)。

ただ、僕が主宰のゴルフコンペをやったりはしていましたよ。賞金制度を設けて、視聴率がいいときには賞金を出すんですよ。コンペに向けて、バスを仕立てて研修旅行に行くんです。200人ぐらいで(笑)。

植竹:うわ~! すげえ!

小倉:それで温泉に行ってどんちゃん騒ぎをして、宿泊先から「もう来ないでください」と言われました(笑)。

植竹:それ、スクープじゃないですか(笑)。

小倉:その一部始終が週刊誌に載ったことはありますよ(笑)。

植竹:やっぱりそういうフォローをなさっているんですねえ。

小倉:そうですね。あと、忘年会はなるべく盛大にやりました。今時の番組ってそういうのをやらないでしょう?

植竹:やりませんなあ。

小倉:若い人は来ないと言うけれど、それを楽しく面白くやればいい。僕が司会をして、商品も豪華でしたよ。忘年会ではハワイ旅行なんかも用意していましたから。そこに安全地帯や大黒摩季、LDHの若い連中、ナオト・インティライミを呼んでみたりね(笑)。

植竹:ええ!? そりゃあ若い人も来るわ。

小倉:みんな楽しんでいましたよ。けっこうそういうのはやりましたね。気を遣ったしお金も使いました。

植竹:ただ、「とくダネ!」の局は思想信条を強く持つテレビ局ですよね?

小倉:フジテレビですから、いろいろ文句を言ってくるかなと思っていたんですけど、最初の10年は(局側の意見が)僕の耳に入らないようにしてくれていたんです。プロデューサーが壁になってくれて、そこで食い止めてくれたんだと思います。僕の耳には入らなかったから自由にやらせてもらいました。そこは感謝しかないですね。

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「▶▶「歌う放送作家 植竹公和のアカシック・ラジオ」AuDee(オーディー)音声版
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<番組情報>
番組名:歌う放送作家 植竹公和のアカシック・ラジオ
AuDee、Spotifyで配信中
配信日時:隔週金曜10時配信
パーソナリティ:植竹公和

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