キース・フリントが逝去…ザ・プロディジーの歴史を振り返る

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。3月11日(月)のオンエアでは、emmaとのコンビでお届けしました。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、先日、フロントマンのキース・フリントが亡くなったというニュースが世界中を駆け巡った、イギリスのエレクトロ・ロックバンド、ザ・プロディジーを特集します。
 

 

 


■革新的なサウンドを生み出したUK発バンド

90年代にロックとダンスミュージックを融合した、革新的なサウンドを生み出したバンド、ザ・プロディジー。1997年にリリースされた3rdアルバム『The Fat of the Land』は、世界22カ国の音楽チャートで初登場1位を記録。世界を席巻しました。昨年末リリースされた『No Tourists』までの7枚のアルバムは、世界で通算3000万枚以上のセールスを誇ります。

レイヴカルチャー真っ盛りの1990年。イギリス・エセックスのクラブで出会った5人で結成されたザ・プロディジー。中心人物のリアム・ハウレットは幼い頃からクラシックの英才教育を受け、さらにHIP-HOPのDJとして、各地のDJコンテストで数々の優勝を飾る18歳でした。

残る4人は、ダンサーとして参加したキース・フリント、マキシム、リロイ・ソーンヒル、紅一点のシャーキー。当時、リアム以外はパフォーマー的な存在でした。リアムがサンプラーで作ったデモテープが認められ、大手レコードレーベルの「XLレコーディングス」と契約します。


■2ndシングル『Charly』で大ヒット!

1991年2月、シングル『What Evil Lurks』でデビュー。この頃、早くも唯一の女性ダンサーのシャーキーが脱退。その後、同年8月に2ndシングル『Charly』をリリースすると、これがいきなりUKチャート3位に入る大ヒット。当時のイギリスはクラブミュージックが大ブームということもあり、ザ・プロディジーは一躍、注目の新人アーティストに。

続く3rdシングル『Everybody in the Place』は2ndを上回る、UKチャート2位にランクイン。そして待望の1stアルバム『Experience』をリリース。この時期のザ・プロディジーはサンプリングが主で、過去のレコードからリズムやいろんな音、声を使用しています。

トラックメイカーとしてのリアムの才能、振れ幅はもの凄いもので、HIP-HOPをイギリス流に解釈し、テクノ版パンク、ブレイクビーツテクノを作り出しました。その当時のリアムは若干21歳というのだから驚きです。

1994年に発表された2ndアルバム『Music for the Jilted Generation』は、さらに攻撃的なロックサウンドを導入し、初の全英アルバムチャート1位を記録しました。

ここまでの楽曲はサンプリングがメインだったため、リアムの才能だけが注目されていましたが、ここからこれまでダンサーだったメンバーが、ボーカルとして前に出てくることになりました。……というところで、1日目のオンエアは終了。

ザ・プロディジー特集は14日(木)まで続きます。時間は22時10分ごろから。ぜひチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

 

 

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東急のDXの取り組みとは?

株式会社L is Bの代表である横井太輔氏がパーソナリティを務めるラジオ番組

「L is B presents 現場DX研究所」(文化放送 毎週月曜日20:00~20:30)

5月20日放送には、「東急株式会社 URBAN HACKS VPoEの宮澤秀右氏をお迎えし、力を入れる取り組みなどについて詳しくお話いただいた。

松井佐祐里アナ(パーソナリティ)「まずは、企業プロフィールをご紹介させて頂きます。東急株式会社は 交通事業、不動産事業、生活サービス事業、ホテル・リゾート事業を事業分野とする東急グループの中核企業です。“まちづくり”を事業の根幹に置きつつ、 長年にわたって、東急線沿線を中心としたお客さまの日々の生活に密着した、さまざまな領域で事業を進めています。そして2021年、東急線沿線の顧客とビジネスのために、徹底した顧客視点でグループを横断するサービス開発、体験設計を実行するプロセス・組織体制“URBAN HACKS”を発足させました」

L is B代表・横井太輔氏(パーソナリティ)「URBAN HACKSとはどういう意味ですか?」

東急株式会社 URBAN HACKS VPoEの宮澤秀右氏「URBANというのは都市。HACKSというのは、技術を使って何か便利なものを作り出すっていう意味なんです。URBAN HACKSというのは、まち作りのDXを推進する組織という意味でこの組織にこの名前をつけさせていただきました。」

横井「今取り組んでいらっしゃるお仕事は具体的にはどんなものになりますか?」

宮澤「東急がしっかりとした地盤で沿線のお客様にリアルのビジネスを中心とした体験価値を提供できてきたこの100年間で、これからの100年間デジタルを使ってどういうふうにお客様に、便利な体験を提供していくかっていうところを考え始めました。そのことにおいての重要なポイントというのがやはりソフトウェアの技術をどういうふうに使っていくかということ。我々の今の組織が主にやっていることは、ソフトウェアの開発になります。最先端のソフトウェアの技術を使って沿線を中心としたお客様の暮らしをどういうふうに便利に豊かにしていくかっていうことを突き詰めていく組織なんですね」

横井「次の100年の礎を、ソフトウェアを踏まえて作っていくお仕事ですね」

松井「今力を入れている取り組みは何ですか?」

宮澤「東急の沿線を中心としたお客様の体験価値を向上させていくというところに力を入れています」

横井「詳しく教えてください」

宮澤「我々は、東急線アプリというアプリケーションを提供しています。例えば、バスに乗る時に、もう既に家を出る前から今バスがどこを走ってるのかがわかるようになっています。デジタルITが世の中に現れたことによって、お客様に対する便利さを提供できるようになってきたんですよね。これは世の中全体で起きていることで、我々東急だけがやってることではなく、いろんなデジタルの会社がそういったビジネスを展開しています。その中で今までリアルを中心とした鉄道、不動産みたいなものを東急が提供できてきたんですけど、世の中のそういったお客様の便利さを我々も追求していく必要がある。そのために我々も自分たちのリアルで提供しているもののサービスをデジタルを融合させることによって、どういうふうに価値を向上させていくかということをやっていかなきゃいけないということなんですね」

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