あいみょん、7枚目のシングルが1位獲得!「まだまだ聴いてもらえるように精進します」【最新チャート】

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。J-WAVE全番組のオンエア、番組サイトのVOTEボタンから寄せられたリスナーズポイント、都内主要CDショップのセールデータ、各音楽配信サブスクリプションサービスのストリーミング回数に基づくランキングデータ、以上4つのデータをもとにポイント計算。世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウンでお届けしています。ここでは4月14日(日)付のチャートをご紹介します!

■4月14日付チャート

10位:Samm Henshaw『Church ft. EARTHGANG』
YouTubeの「Ones to Watch 2019」で注目のアーティストにも選ばれたSamm Henshaw。現在デビューアルバムを制作中で、この曲もアルバムに収録される予定です。『Church』は、もっと寝ていたいのに、日曜日の朝に無理やり起こされ、教会のミサに連れていかれた10代の頃の体験を元にした曲だとか。

9位:FAITH『Yellow Road』
2015年、長野県伊那市のライブハウス・GRAMHOUSEに集まり結成された5人組。GRAMHOUSEは、GLIM SPAKNYやKing Gnuの常田大希さんも出演経験があるそうです。FAITHは昨年、長野県からメンバー4人が上京し、ドラムのルカさんが今月から上京、メンバー全員で東京暮らしをはじめたそうです。この曲はメンバーが上京したての頃、地元を思い出して書いた曲で、実家のありがたさや、これから頑張っていこうという気持ちが込められています。

8位:Mrs. GREEN APPLE『ロマンチシズム』
最近のメンバーの出来事を訊くと、キーボードの藤澤涼架さんが「長野県の実家の母から宅配便が届いたのに受け取れず、母のもとに返ってしまいました。この場を借りて謝らせてください。ごめんなさい」と答えました。

7位:Suchmos『WATER』

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3連覇ならず。14日の番組に、ゲストでTAIKINGさんとTAIHEIさんが出演してくれました。現在ニューアルバム『THE ANYMAL』を引っさげてツアー中です。9月8日(日)には、横浜スタジアムで単独公演も行います。

6位:BUMP OF CHICKEN『Aurora』
4月12日に40歳の誕生日を迎えた藤原基央さん。誕生会があったようで、RADWIMPSの野田洋次郎さんのインスタグラムには、メッセージとともに藤原さん、野田さん、さらに米津玄師さんの3人が写った写真がアップされています。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

藤くんが だいすきだ Happy Birthday

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5位:Marshmello『Here With Me (feat. CHVRCHES)』
謎多き覆面DJ・Marshmello。音楽以外にも多彩な才能を持ち運動神経が抜群だそうで、『SASUKE』のアメリカ版『American Ninja Warrior』に出場し最終ステージをクリア。「Ninja Warrior」の称号を手にしたとか。

4位:Anderson .Paak『King James』
Anderson .Paakは、カリフォルニア州で12日から開催された音楽フェス、コーチェラ・フェスティバルの初日のステージに立ちました。今年3月に亡くなったNipsey Russellと、昨年9月に亡くなったMac Millerにトリビュートを捧げ大喝采を浴びました。フェスの模様はYouTubeで生放送され、アーカイブされているライブ映像やAnderson .Paakのインタビュー映像も見られるので、ぜひチェックしてみては?

3位:Lizzo『Juice』
ミネソタ州ミネアポリスを拠点に活動している女性ラッパーでシンガーのLizzoが一気にトップ3入り。Lizzoは少しふくよかなルックスですが、子どもの頃は自身の体にコンプレックスを感じ、悩まされていました。今は、同じような体型のメンバーで構成されているダンサーチームを率いて、さまざまな体型に悩む女性たちのオピニオンリーダー的な存在として注目を集めています。

2位:Carly Rae Jepsen『Now That I Found You』
2週連続2位で足踏み状態が続いています。Carly Rae Jepsenは、約4年ぶりのニューアルバム『Dedicated』が5月17日(金)にリリースされることが決定しました。アルバムには本曲を含む全15曲が収録される予定。収録曲を決めるのに会議ではなく、バンドメイトやスタッフを招きリスニングパーティーを開き、ワインや食べものをつまみながら実際に踊ってみて決めたそう。

1位:あいみょん『ハルノヒ』
1位を獲得したあいみょんさんからコメントが届きました。

あいみょん:どうも、あいみょんです。この度『ハルノヒ』、私の7枚目のシングルなんですけど、1位を獲得したということで、本当にありがとうございます。率直にとてもうれしいなと思っています。沖縄県にいるんですけど、こちらで1位の報告を聞きました。ありがとうございます。クリスさん、また番組のほうにもお邪魔させてください。まだまだこの楽曲が聴いてもらえるように精進します。

ちなみにあいみょんさんは、13日に開催されたORANGE RANGE主催のイベントに出演。沖縄県からメッセージを送ってくれました!

■今週のトップ10
1位:あいみょん『ハルノヒ』
2位:Carly Rae Jepsen『Now That I Found You』
3位:Lizzo『Juice』
4位:Anderson .Paak『King James』
5位:Marshmello『Here With Me (feat. CHVRCHES)』
6位:BUMP OF CHICKEN『Aurora』
7位:Suchmos『WATER』
8位:Mrs. GREEN APPLE『ロマンチシズム』
9位:FAITH『Yellow Road』
10位:Samm Henshaw ft. EARTHGANG『Church』

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PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/

 

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3%しかいない「ゲームチェンジャー」って? 渋谷にオープンした「EDGEof」の役割

J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)。4月からは金曜20時から2時間の生放送にパワーアップ! 「KYOCERA TECHNOLOGY COLLEGE」のコーナーでは、各ジャンルの第一線で活躍するイノベーターたちを講師に招き、学生向けの授業を実施。4月5日(金)のオンエアでは、渋谷から世界へ発信する 「EDGEof(エッジオブ)」Co-CEOのケン・マスイさんが登場。「EDGEof」や仕事について語りました。

ケン・マスイさんのキャリアはDJからはじまり、クリエイティブディレクター兼ミュージックディレクターとしても活躍。また、2018年に世界中のイノベーターたちと組んで起業したほか、「SPARK Neuro Japan」のCEOも務めており、すべてをイノベーティブに変えていくべく、チャレンジしています。


■「既存のものを破壊して、便利なことを提案」

「EDGEof」は2018年4月1日に正式にオープン。「タワーレコード渋谷店」のすぐ隣のビルです。

ケン・マスイ:「EDGEof」は、簡単にいえば「国際企業文化ビジネス交流会館」です。世の中を本当に変えたいと思ってる人は3パーセントいて、その人を信じている15パーセントの人が真剣についていき、残りの30パーセントはできたサービスを使って、あとの人は何もしない。我々は3パーセントの人のことを「ゲームチェンジャー」と呼んでいます。その3パーセントの人が日本に来たときに、自分が持っている能力、組織、宗教、アート、音楽などを使って何かできないかと相談できる場所として作りました。僕自身のキャリアとしては、DJをやりながら、「ap bank」(小林武史と櫻井和寿によって設立された非営利組織)というムーブメントに関わったり、音楽事業会社「烏龍舎」でいろいろなアーティストの仕事をしたり、自然光太陽発電の開発など、クリエイティブなことをたくさんさせていただいて、今があります。
川田:基本はDJだけど、扱うものが音だけではなくなっているという感覚の人という印象です。
ケン・マスイ:DJのセカンドキャリアとしては珍しいです。DJってなかなか難しい仕事なんですね。人が作ったものを自分なりにどう解釈してアウトプットするかが求められたときに、自分のフィルターが最も大事。扱うものが音楽だけではなくて、自分のなかでイノベーションがすごく大きな割合を占めてきました。
川田:よく考えると、音楽ももともとジャンルを超えてセレクトするところがあるので、マスイさんがやっていることは、誰もができることではないけど、自然な流れではあると思います。
ケン・マスイ:そうですね。音楽だけでいうと、米津玄師さんがヒットした理由とか、ブラッド・メルドーが日本に来た理由とか、そういったことって全部繋がってるんです。食の問題からストレスがたまって、「ファーム・エイド」というライブができて、そのライブプラットフォームで中継しようということになって、VRで中継することになったのが「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」だったり。0のことを1にする人は、アンテナを非常によく張って捉えていて、それをアウトプットすることを繰り返してるんじゃないかと思います。
川田:そのひとつの形が「EDGEof」ということですね。

さらにここから、現地の人の家を借りられるサービス「Airbnb」の話に移ります。

ケン・マスイ:「Airbnb」は、ある男性が友だちの家に行くから泊めてほしいといったところ、「その日はいないから貸してあげるよ。写真はこんな感じ」っていうところから始まりました。今では世界最大のホテルチェーンの売り上げを超えたわけです。「disruptive innovation(破壊的改革)」といって、既存のものを破壊して便利なことを提案するのが「EDGEof」です。それを提案し続けるには、人が会わなければなりません。その場所をつくりたかったんです。新しいメディアの形だと思ってやってます。


■一時的な盛り上がりで終わらないために…

最後に、ケン・マスイさんが学生からの質問にこたえました。

「『EDGEof』を知らない層に対してオープンなイベントをする予定はありますか」

ケン・マスイ:鋭い質問ですね。僕たちの創業者のなかに、「TEDxTokyo 」設立者のひとりであるトッド・ポーターがいます。「TED」は、カンファレンスでしゃべって、みんながギフトを持ち帰って変えようとするけど、1週間もすると忘れてしまうんです。それだとダメ。まさにオンゴーイング(進行中)な「TED」のように、いつも議論や投資をしていたり、アイデアが出たり、ワクワクすることがある場所が「EDGEof」です。それを継続させるために経済活動などをして、シュリンク(縮小)しないようにしています。
川田:なるほど。
ケン・マスイ:あとは、コワーキングスペースとは違って、スタートアップも中にいる人間も、我々がセレクトした人が入っています。たとえば、100万払うからといって、風俗雑誌しか書いていない人がいても困るわけです。1円も払わないけど、川田さんのようにAR上でバック転できるソフトを作る人がいてくれたほうが、僕たちのプロジェクトではワークするんです。だからコワーキングのやり方はアリだけど、僕たちはそちらをとらずに、クローズドなクラブハウス的なアプローチをとっています。
川田:多くの人が知っているというより、「EDGEof」は僕らの界隈はみんな知ってるんです。クリエイターは映像を撮るにしても、社会と接続しなくてはできなくて、まずは話を聞いてもらえる場所として機能しています。コワーキングスペースというよりはセレクトショップ的なところが近いかもしれませんね。
ケン・マスイ:目指すところはスタジオジブリ的なもの。「これをやろう」というのがクリアになっていて、何でもかんでもやるというわけではないし、いろいろな人がいるということをやりたいです。

ケン・マスイさんの話を振り返って、川田は「すごい人には、すごい教えがあるよね」と感心していました。

【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜日 20時−22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/

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