ピクサーのアニメーション作りを体験しながら学べる! アジア初の展覧会が開催中

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。5月30日(木)のオンエアでは、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催中の「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」に注目しました。


■日本では珍しい体験型のハンズオン展示

ピクサーのアニメーション作りを体験しながら知ることができる展覧会「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」。もともとは、ボストンサイエンスミュージアムが、「たくさんの魅力的なキャラクターを生み出し、世界中の人を魅了するピクサーの映画作りに焦点を当てた展覧会ができないか」という想いで始めた企画。10年かけてピクサーと内容を練り、2015年に“The Science Behind PIXAR”と題して初開催されました。その後、アメリカ、カナダなど8ヶ所で開催され150万人以上が訪れました。アジアでは初の開催となります。

会場では、ピクサーのアニメーションの裏側を8つの工程に分けて紹介。実際のアニメーション作りを体験しながら学べる珍しい展示です。東京シティビューの担当者によると、体験型のハンズオン展示は、日本ではあまり見られない展示とのこと。キャラクターの形、動き、髪、服などの外見を決める工程も体験して楽しめます。

クリス:『トイ・ストーリー』シリーズでいえば、ジェシーというカウガールがいて、顔の表情を自分で作ることができます。眉の形、目の動きなどを調整していくと、表情がどんどん変わっていきます。『カーズ』シリーズの黒のメタリックの部分や、『ファインディング・ニモ』シリーズの魚の群れを自分で調整できたりして、非常に面白いです。ピクサーの社員のインタビュー映像も観られたり、ピクサーのいろいろな挑戦を間近で感じられます。
 


会場では、東京シティビューならではの演出も楽しめます。昼と夜では雰囲気が変わり、夜になると都内のキラキラした景色が一望できます。フォトスポットでは『トイ・ストーリー』シリーズのバズ・ライトイヤー、『モンスターズ・インク』シリーズのマイク・ワゾウスキとジェームズ・P・サリバン、『ファインディング・ニモ』シリーズのドリーと写真が撮れます。担当者は、それぞれ立体でどの角度からも撮れるため、「キャラクターの好きな表情を見つけて撮るとより楽しめる」とオススメしました。

「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」は、六本木ヒルズ 森タワー52階の東京シティビューで9月16日(月・祝)まで開催中です。ぜひ足を運んでみてください!

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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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甲府市でもこの夏開始「部活動の地域移行」とは

渡辺麻耶が木曜日のDJを担当するFM FUJIの番組『Bumpy』(毎週月曜~木曜、13:00~18:50)内のコーナー「CLOSE UP TODAY」(毎週木曜、17:35~)。4月18日のオンエアでは、甲府市教育委員会学校教育課の指導主事、井上透さんに、甲府市でこの夏始まる部活動の地域移行についてインタビューしました。

麻耶:早速ですが「部活動の地域移行」とは、具体的に言うと、部活動がどのように変化していくことなんでしょうか?

井上:これまで「学校部活動」として行ってきた中学生のスポーツ活動・文化芸術活動を、これからは地域の方が指導する「地域クラブ活動」として行っていくというものです。

麻耶:なぜ「部活動の地域移行」を進めることになったのでしょうか?

井上:理由は、主に2つあります。1つは、少子化の影響です。少子化により部員数が減り、学校単独でチームが成り立たず、十分な活動ができなくなったり、休部・廃部になったりする状況が出てきました。現に、数年前から、野球やサッカー・バレーボールなどいくつかの種目において、複数の学校による「合同チーム」で大会参加している状況が増えてきています。

もう1つは、教育問題の複雑化・多様化の影響です。教育問題の複雑化・多様化に伴い、これまで行われてきた指導体制を継続することが、教員にとって大きな負担になっている状況があります。競技経験等もない先生が顧問を務める場合、その負担はさらに大きくなるものと考えられます。

こうした背景から部活動の存続が厳しくなってきたため、国がガイドラインを示し、全国的な動きとして「部活動の地域移行」を進めるに至った、ということです。

麻耶:大会などはどのような枠組みで出場することになるのですか?

井上:国で令和5年度から7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置付けています。それに基づいて、甲府市としては令和6・7年度については、一部の種目でこの事業に取り組んでいくことになっているのですが、令和7年度まではこれまで通り、学校単位や合同チームで大会参加する予定でいます。

麻耶:今年度は一部の種目で実施するということですが、その内容を教えてください。

井上:8月から、バスケットボール・バレーボール・剣道の3種目で活動に取り組みます。市内の国公立中学校12校を、3校ずつ4つのブロックに分けて、ブロックごとに月2回程度合同での練習を行う予定です。

麻耶:来年度以降の予定について教えてください。

井上:今年度は3種目ですが、来年度はさらに2種目程度加えることを考えています。令和8年度には、現在休日に活動を行っていて、市内の学校に設置されている種目すべてで、地域移行を行う予定です。いずれは、月2回の活動をさらに増やして、休日の活動を「地域クラブ活動」として行うようにできないか検討しているところです。それを実現させるには、まだまだたくさんのハードルがあるのですが、これまで学校部活動が担ってきたスポーツ活動・文化芸術活動の振興・発展を、いよいよ地域や国全体で考えていかなければならない時期に来ていると考えています。私も元々中学校教員の一人ですが、長らくスポーツに携わってきた者として、中学生たちが末長く関われるスポーツ活動・文化芸術活動の機会の構築に注力していきたいと考えています。ぜひ地域の方々にも、ご理解・ご協力いただきたいと思います。

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