Charaが息子を妊娠中に「遺書のようなもの」として作った曲は?

J-WAVEがいま注目するさまざまなトピックをお届けする日曜夜の番組『J-WAVE SELECTION』(ナビゲーター:大宮エリー)。10月27日(日)のオンエアでは、絵と詩で綴られた大宮の絵本『虹のくじら』(美術出版社)から詩を選んで朗読し、詩へのアンサーソングとしてアーティストが弾き語りを行う「朗読と音楽」のセッションを届けた。ゲストはCharaとTOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)。ここではCharaのトークや歌をお届けしよう。

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【TOSHI-LOWのパートはこちら】TOSHI-LOW「自分を傷つけて自分を大事にすることってやりがち」 無理していた頃に作った楽曲は


■Charaが息子にあてた歌

最初のゲストはChara。『虹のくじら』からCharaが「十和田の冬」を朗読。詩のアンサーソングとしてCharaは、自身の楽曲『大切をきずくもの』を選び、Charaの息子でモデル&俳優のHIMI(佐藤緋美)のギターをバックに歌った。

『大切をきずくもの』は、HIMIが産まれる前に"遺書のようなもの"としてCharaが作った歌だった。

Chara:ある日、気分が落ち込んでいて、自分の遺書的なものをHIMIに(届けようと思って)。お腹の中にHIMIがいるときに「普段、私は歌を歌っているけど、歌ったり作ったりする言葉ってただの文字に過ぎず、彼に響くのだろうか」と不安になって作った曲です。

この曲は、HIMIが大切なものを築きあげてほしい、大切なものに気づく子であってほしい、そのふたつの意味を込めて作ったという。

大宮:「十和田の冬」は冬の木の詩なんだけど、なんで『大切をきずくもの』をアンサーソングにしたの?
Chara:「大切」って言葉も入ってるし、冬の木ってこれから春が訪れて芽が出てどんどん大きくなったりするでしょ。実がなるために必要な虫や雑草とかと共生して、自分も主張しながら、それぞれが大切なものとして生きている。それって人間もあるじゃないですか。自分ひとりだけでは生きていけない。

Charaは冬の木の魅力を感じなかった人が「十和田の冬」でそれを意識させてくれることがすごく面白いと話し、大宮が同調した。

Chara:この詩を知って「家にある木が元気ないな」とか「いつも楽しんでいた木は冬支度か」とか、日々そうやって見る楽しみが増えてくるよね。

Charaは『せつないもの』も披露。さらに番組では、TOSHI-LOWもゲストに登場(記事はこちら)。大宮の『虹のくじら』をもとに繰り広げられた豪華な「朗読と音楽」のセッション、ぜひradikoで聴いてみてほしい。

大宮は11月から、この「朗読と音楽」のセッションを生で観ることができるイベント「大宮エリーの音楽と朗読とおしゃべりの虹のくじら」を開催する。詳細は公式ホームページをぜひチェックしてほしい。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE SELECTION』
放送日時:毎週日曜 22時-22時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jwaveplus/

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【最新チャート】Maroon 5が約2年ぶりの1位獲得! 元マネージャーが亡くなった悲しみを乗り越えるための1曲

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。J-WAVE全番組のオンエア、番組サイトのVOTEボタンから寄せられたリスナーズポイント、都内主要CDショップのセールデータ、各音楽配信サブスクリプションサービスのストリーミング回数に基づくランキングデータ、以上4つのデータをもとにポイント計算。世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは10月27日(日)付のチャートを紹介!

■10月27日付チャート
10位:Nulbarich『Look Up』


11月6日(水)にリリースとなる新作ミニアルバム『2ND GALAXY』の収録曲。フロントマンのJQは先日、束の間の休みが取れたそうで、ずっとやりたかったというバスケットボールをしたとか。JQは、「普段の動作がゆったり気味なので、俊敏な動きを見たスタッフがびっくりしていました(笑)」と話していた。Nulbarichは、12月1日(金)に自身最大規模のキャパとなるさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブを開催する。

9位:星野 源『Same Thing(feat. Superorganism)』

 


星野がYouTubeでSuperorganismのライブ映像を観てファンになり、身近な音楽ライターにOronoを紹介してもらい仲良くなったことで、このコラボに繋がったという。実際にメンバーたちとスタジオに入って制作したそうで、星野が作詞・作曲を、Superorganismが編曲・英語翻訳を担当した。

8位:ポルカドットスティングレイ『阿吽』

 

 


この曲は、ポルカドットスティングレイが7月に開催した初の日本武道館公演で初披露された。その日本武道館公演の模様を収めたDVD & Blu-rayが12月にリリースされる。ちなみに、この曲のミュージックビデオに出演しているのが、お笑い芸人のハリウッドザコシショウ。日本武道館のステージにもサプライズで登場してNGワードを連発したのだが、映像作品に収録することは不可能ということで、その修正が大変だったそうだ。

7位:Zedd, Kehlani『Good Thing』

 

 


Zeddは、この曲にちなんで「グッド・シング・チャレンジ」を立ち上げた。これは「誰かのためにいいことをしよう」というキャンペーンで、チャリティーに寄付をしたり、コーヒーショップで後ろに並んでいる人に1杯おごったり、落ち込んでいる人をハグしたり、何でもいいから誰かの1日を明るくするようなことをして、それをSNSにアップして次の3人を指名するというもの。Zeddは、小児がんの研究基金に1万ドルを寄付し、プロゲーマーのNinjaと、俳優のジャレッド・レト、YouTuberのDavid Dobrikを指名した。ファンにも参加を呼び掛けている。

6位:あいみょん『空の青さを知る人よ』

 

 


10月11日から自身最大規模の全国ツアーを開始したあいみょん。10月13日に行われた札幌公演では、台風の影響で飛行機が飛ばず、新幹線と特急を乗り継いで10時間かけて札幌に向かったそう。年内は12月17日(火)・18日(水)の横浜アリーナ公演まで。年明けは2月に国立代々木競技場の第一体育館と大阪城ホールで追加公演を行う。

5位:椎名林檎『公然の秘密』
ドラマ『時効警察はじめました』の主題歌。この曲のミュージックビデオは、公開と同時にツイッターでトレンド入り、公開から10日間で200万回再生を突破するなど、話題になっている。椎名の脇を固めるダンサーによるキレキレのダンスも話題で、ダンサーはAYA SATOとMIKEY(東京ゲゲゲイ)のふたり。「1曲分全部のダンスを観たい」「振りをマスターしたい」という反響に応えて、急遽「公然の秘密① AYA & MIKEY教則ビデオ」が制作された。

4位:Dan + Shay, Justin Bieber『10,000 Hours』
かつては怖いボディガードを雇い、プライベートな写真を一切撮らせなかったジャスティン。自宅でパーティーを開くときは、招待者全員に秘密保持契約を結ばせてスマホを取り上げていたほどだったが、今ではすっかりオープンになり、先月末に行われた結婚式では、招待客が自由に写真を撮りSNSにアップした。なかでも、ジャスティンやThe Chainsmokersのミュージックビデオを手掛けた映像監督のローリー・クレイマーがアップした写真は、楽しそうな結婚式の雰囲気がよく伝わるものとなっている。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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3位:TONES AND I『Dance Monkey』

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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今年、世界各地で大当たりしたこの曲。TONES AND Iの地元であるオーストラリアの「2019 ARIA Awards」では、最優秀楽曲賞を含む8部門にノミネートされた。デビューしたての新人にもかかわらず、ノミネート数は今年最多だ。さらにこの曲は、オーストラリアのシングルチャートで最長記録タイの13週連続で1位を獲得中で、来週も1位を獲得すると記録を塗り替えることになる。

2位:Official髭男dism『イエスタデイ』

 

 

Official髭男dism


最近、藤原 聡(Vo/Pf)がAmazonプライム・ビデオの『バチェラー・ジャパン』シリーズにハマっているそう。そんな『バチェラー・ジャパン』のシーズン3の最終回が、10月25日に配信されて話題となっている。

1位:Maroon 5『Memories』

 

 


Maroon 5が1位を獲得したのは、およそ2年ぶり。グループとして5曲目となる。この曲は、2017年12月に亡くなったMaroon 5の元マネージャー、ジョーダン・フェルドスタインに捧げられた曲。ジョーダンは、ただのマネージャーではなく、アダム・レヴィーンの幼馴染で、Maroon 5が無名だった頃からライブのブッキングに奔走し、もうひとりのメンバーとして長年苦楽を共にしてきた特別な存在だった。そんなジョーダンが肺塞栓で亡くなり大きなショックを受けたメンバーが、その悲しみを乗り越えるために作ったのが『Memories』で、「愛するものを失った全ての人に捧げる歌」と語っている。

■今週のトップ10
1位:Maroon 5『Memories』
2位:Official髭男dism『イエスタデイ』
3位:TONES AND I『Dance Monkey』
4位:Dan + Shay, Justin Bieber『10,000 Hours』
5位:椎名林檎『公然の秘密』
6位:あいみょん『空の青さを知る人よ』
7位:Zedd, Kehlani『Good Thing』
8位:ポルカドットスティングレイ『阿吽』
9位:星野 源『Same Thing(feat. Superorganism)』
10位:Nulbarich『Look Up』

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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:毎週日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/

 

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