東大卒のベーシスト・キタニタツヤが思う「ベースのよさ」とは?

毎年11月11日はベースの日。『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)では11日、シンガーソングライター、そしてベーシストとして活躍するキタニタツヤさんをゲストにお迎えし、音楽のルーツや東京大学で専攻していた美学芸術学研究などについて聞いた。コーナーは「MORNING INSIGHT」。

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■アジカンでロックにハマり…

9月発売の1stミニアルバム『Seven Girls' H(e)avens』から「Stoned Child」が、J-WAVEの「SONAR TRAX」にセレクトされているキタニさん。ロックにハマったのは、とあるバンドの楽曲との出会いがきっかけだったという。

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キタニ:一番初めにロックにハマった曲は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『遥か彼方』。アニメのオープニングテーマになっていて、それを見てハマったんですよね、音楽に。その曲がベースのイントロから始まっていて、ベースのリフがあって……。そこからロックの道に突き進んでいきました。ベースは、高校に入る直前に友だちとバンドを組むことになって、ギターとドラムがいたので僕がベースになったんです。


■東京大学文学部「美学芸術学研究室」とは

東京大学文学部卒という経歴の持ち主であるキタニさんは、「美とは何か」を考える「美学芸術学研究室」を専攻していたという。いったいどういう学問なのかを聞いた。

キタニ:「美学芸術学」なので、絵を鑑賞するのかなとか思われがちなんですけど違うんです。「子どもが描いた落書きも芸術っていえるの?」とか、そのへんにあるペンを手に取って「これを芸術品だっていって展覧会に出したらどうなるの?」みたいな。芸術を一歩上からの目線で見た学問という感じですね。


■ベースのよさは「地味」なところ?

ギターに比べて地味なイメージのベース。しかし最近では、キタニさんをはじめフロントマンで活躍しているベーシストが増えているという。ベースの立ち位置は、日本の音楽シーンで変化してきているのだろうか。

キタニ:ベースは地味ですよね。でも、ベースの音は無意識的に体に入ってくるものだから、地味でいいと思う。J-POPってサウンドじゃなくて歌詞が中心だったと思うんですけど、洋楽のヒットチャートの影響を受けて「体で聴く音楽、リズムの音楽」に年々少しずつ変わっているような気がしています。それにともなってベーシストとドラムの重要さは相対的に上がっているなと思いますね。

キタニさんは、11月26日(火)に渋谷WOMB LIVEでスリーマンライブを開催。2020年の東名阪ツアーのチケットはソールドアウトしているという。ベースは"踊らせる楽器、体で聴く音楽"だと語るキタニさんの最新情報は公式ホームページとSNSでチェックしてほしい。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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16万人が熱狂した、伝説のイベント!「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」公演を記念した書籍が7月18日に発売決定!

2024年2月18日に開催され、5万3千人のリスナーが集い、ライブビューイングと配信を含めると合計16万人が熱狂したイベント「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」。この伝説のイベントを記念した書籍『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』(著者・オードリー)が、イベントからちょうど5か月後となる2024年7月18日(木)に、新潮社より刊行されることが決定した。

『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』

イベント当日、朝から終演後までオードリーのふたりに密着した様子、本番中の全コーナーを捉えた250点以上の写真と1万4千字のレポートを収録予定。「公式余韻本」の名の通り、まさに、イベントの感動の“余韻にひたれる”豪華カラーページになっている。

さらに、この本だけの特別企画も満載!

イベントでの共演を振り返る、春日×フワちゃん、若林×星野源の対談/オードリーがリスナーの質問に答えるインタビュー/イベント当日のゲストへのインタビュー【ビトタケシ、ニッチロー、TAIGA、ダブルネーム・ジョー、松本明子、フワちゃん】/2.18目撃者インタビュー【はなわ、谷口大輔、千葉雄大】/人気漫画『1日外出録ハンチョウ』特別コラボ漫画/高田文夫エッセイ/石井玄(製作総指揮)×安島隆(総合演出)の対談……などなど。

イベントをご覧になっていてもいなくても、リトルトゥース(リスナー)のみなさんに間違いなく楽しんでいただける内容です。

■書籍内容紹介
<16万人が熱狂した、伝説のラジオモンスター。最高にトゥースな、2.18東京ドーム公演!>
250点以上の写真と1万4千字の密着レポート、若林×星野源の対談、春日×フワちゃん、オードリーがリスナーの質問メールに答える企画も収録。オープニング、トークゾーン、ひろしのコーナー、プロレス、DJプレイ、ラップ、死んやめ、エンディング、漫才……。全コーナーの興奮と感動の余韻に浸ってください!

『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』

■書籍データ
【タイトル】『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 公式余韻本』
【著者名】オードリー
【発売日】2024年7月18日(電子書籍版も同時発売)
【造本】B5判・ソフトカバー・104ページ
【定価】2200円(本体価格)、2420円(税込み)
【ISBN】978-4-10-355432-5
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/355432/
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