リュックと添い寝ごはん・松本ユウの音楽制作に影響を与えた“あたたかな一曲”とは?

リュックと添い寝ごはんの松本ユウが、自身の音楽のルーツや、楽曲『Thank you for the Music』に込めた想いを明かした。

松本が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。10月3日(月)、4日(火)のオンエア。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。

日常の何気ない空気感、温度感を大切に

2017年11月に結成された、松本ユウ(Vo, G)、堂免英敬(B)、宮澤あかり(Dr)からなるバンド・リュックと添い寝ごはん。先日、ぬん(G)が正式加入することが発表された。楽曲『Thank you for the Music』は「J-WAVE SONAR TRAX」にも選出。今回はこの新曲に込めた自分たちらしさについて、松本に語ってもらった。

松本:『Thank you for the Music』は音楽に対する手紙のような曲になっています。音楽がもたらしてくれるすべての感情に、ありがとうという感謝の気持ちを込めた1曲。愛をテーマにしている曲なので、ぜひぜひ、いろんな人に聴いてほしいと思っています。

この楽曲で表現した自分たちらしさですが、僕たちは日常の何気ない空気感や温度感を大切にしていて、それをうまく曲に昇華できたんじゃないかなと思っています。僕たちは日常的な歌を歌うバンドというか、人の心に寄り添ったり、励ましたり、そんな歌詞世界だと思っているんですけど、曲の中でも<旅の途中で出会ってくれて/僕は幸せです/どうかこれからも/あなたの心にいさせて>という歌詞があります。曲を聴いた人が1度は忘れてもいいから、いつかまた帰ってきてほしいと願う、そんなバンドでございます。

“とにかく踊れる曲”をコンセプトにサウンド面は作っていて、歌詞で、自分たちの日常的な部分を表現しました。僕は小さな幸せを大切にしたいと思う人間で、些細な記憶を大切にしたいという人間性が、曲にも現れているんじゃないかな。セカンドアルバム『四季』を出すにあたって、作品のトリを飾れる曲を作りたかったので、僕らの日常的な温かみは消さずに、壮大さを出す形にアレンジしました。

これからツアーを含めていろんな場所に行きたいと思っていて、そのほか野外ライブとかにも、たくさん出たいと考えています。この曲を持って、いろんなところへ羽ばたいて行きます。

11月10日には、東京・東京キネマ倶楽部 にてワンマンライブをやります。僕らの結成5周年というめでたい日にライブをやるので、ぜひぜひみなさんお越しください。

あたたかい雰囲気に包まれる一曲

日常の何気ない空気感、温度感を大切にしていると語る松本。そんな彼のルーツとなる1曲は?

松本:ルーツの1曲に選んだのは、羊毛とおはなの『ピカピカ』です。この曲とは小学生の頃に出会いました。曲自体は2009年にリリースされていて、小学生の頃に家族で旅行していたときに姉が車の中で流してくれていました。そのとき、この曲が、空間をすごくあたたかい雰囲気に包み込んでくれました。そういうものが思い起こされて、聴くと懐かしい気持ちになります。

今、改めて大人になってこの曲を聴くと「あの頃に戻りたいな」と思ったり、帰り道に聴くとすごくマッチする、安心できる曲です。

今、僕は21歳になってそれから10年くらいが経っているんですけど、僕が今作っている音楽にも影響していていると思っていて。温かさだったり、人の心に寄り添う楽曲を作っていきたいと思ったのも、羊毛とおはなの『ピカピカ』があったからです。

楽曲で大事にしている部分は“人の心に寄り添うこと”と語った松本。やわらかで温もりのあるサウンドが好評を博す羊毛とおはなの曲に出会ったことは、大きな影響を与えたようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。

【リュックと添い寝ごはん 松本ユウ 出演回のトークを聞く】

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前編後編

・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
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小倉智昭「とくダネ!」時代の番組スタッフへの労い「忘年会ではハワイ旅行なんかも用意していました。そこに安全地帯や大黒摩季を呼んでみたりね(笑)」

TOKYO FMの音声サービス「AuDee(オーディー)」で配信中の、放送作家兼ラジオパーソナリティの植竹公和が、彼のレーダーにひっかかった文化人を招いて送るスペシャルトーク番組「歌う放送作家 植竹公和のアカシック・ラジオ」。5月17日(金)配信回のお客様は、フリーアナウンサー、タレントとして活躍する小倉智昭さん。フジテレビ系の朝番組「とくダネ!」にまつわる裏話を明かしてくれました。

(左から)小倉智昭さん、パーソナリティの植竹公和


◆スタッフたちの英気を養うために実践したこと

植竹:小倉さんといえば「物言う司会者」というパブリックイメージがありますけども、スタッフとのコミュニケーションや軋轢などはありましたか?

小倉:軋轢というか、スタッフと接触する機会があまりないんですよ。若いスタッフを連れて飲みに行くこともないし、番組制作の中心的な人物とたまに食事に行くぐらいでした。

植竹:ほほう!

小倉:でも、たとえば若い人が一生懸命取材をして、5分ぐらいのVTRが用意してあるのに僕のオープニングテーマが長くてそれを取り上げる時間がなくなった場合、若い人は不満でしたでしょうね。「悪かったね」と一言謝ることは多々ありました(笑)。

ただ、僕が主宰のゴルフコンペをやったりはしていましたよ。賞金制度を設けて、視聴率がいいときには賞金を出すんですよ。コンペに向けて、バスを仕立てて研修旅行に行くんです。200人ぐらいで(笑)。

植竹:うわ~! すげえ!

小倉:それで温泉に行ってどんちゃん騒ぎをして、宿泊先から「もう来ないでください」と言われました(笑)。

植竹:それ、スクープじゃないですか(笑)。

小倉:その一部始終が週刊誌に載ったことはありますよ(笑)。

植竹:やっぱりそういうフォローをなさっているんですねえ。

小倉:そうですね。あと、忘年会はなるべく盛大にやりました。今時の番組ってそういうのをやらないでしょう?

植竹:やりませんなあ。

小倉:若い人は来ないと言うけれど、それを楽しく面白くやればいい。僕が司会をして、商品も豪華でしたよ。忘年会ではハワイ旅行なんかも用意していましたから。そこに安全地帯や大黒摩季、LDHの若い連中、ナオト・インティライミを呼んでみたりね(笑)。

植竹:ええ!? そりゃあ若い人も来るわ。

小倉:みんな楽しんでいましたよ。けっこうそういうのはやりましたね。気を遣ったしお金も使いました。

植竹:ただ、「とくダネ!」の局は思想信条を強く持つテレビ局ですよね?

小倉:フジテレビですから、いろいろ文句を言ってくるかなと思っていたんですけど、最初の10年は(局側の意見が)僕の耳に入らないようにしてくれていたんです。プロデューサーが壁になってくれて、そこで食い止めてくれたんだと思います。僕の耳には入らなかったから自由にやらせてもらいました。そこは感謝しかないですね。

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「▶▶「歌う放送作家 植竹公和のアカシック・ラジオ」AuDee(オーディー)音声版
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<番組情報>
番組名:歌う放送作家 植竹公和のアカシック・ラジオ
AuDee、Spotifyで配信中
配信日時:隔週金曜10時配信
パーソナリティ:植竹公和

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