LiLiCo&稲葉 友が大注目のバンド「離婚伝説」 なぜその名前に?

離婚伝説の松田 歩(Vo.)、別府 純(Gt.)が、バンド名の由来や自身を構成する要素について語った。

2人が登場したのは、3月24日(金)にJ-WAVEで放送された番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo、稲葉 友)のゲストコーナー。

離婚伝説は3月4日に新曲『スパンコールの女の』のミュージックビデオを公開した。

バンド名の由来はマーヴィン・ゲイのアルバム

以前この番組で、離婚伝説の『愛が一層メロウ』が流れてから、彼らの音楽に魅了され続けているLiLiCoと稲葉。今回ようやく離婚伝説との対面が実現し、2人は喜びをかみしめた。

離婚伝説 – 愛が一層メロウ (Official Music Video)

稲葉:マーヴィン・ゲイが1978年にリリースしたアルバム『Here, My Dear』の邦題(離婚伝説)をグループ名にしたそうですが、なんでそれにしたんですか。

松田:当時のマーヴィンに奥さんがいたんですけど、不倫をしてしまって妻から訴えられて、慰謝料を払うためのアルバムだったんで、そこから「離婚伝説」って名前になってます。

LiLiCo:同じことしようとしてます?

松田:そうではないですね(笑)。

LiLiCo:そのエピソードが印象的だったのと、いいアルバムだったってこと?

別府:そうですね、バンド名にした理由はインパクトっていうか、フックになるっていうのがいちばんの理由ですね。

稲葉:まんまとそのフックに引っかかった我らです。

LiLiCo:このマーヴィン・ゲイのアルバムって1978年リリースだから2人はまだ生まれてないでしょ?

別府:そうなんですけど、好きで。

松田:ソウルミュージックが好きなので、そういうルーツも見せられるかなって。

別府:フックがありつつソウルが好きなんだぞっていうところも見せられるかなと。

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音楽とファッションって切り離せない部分でもある

番組初登場となった離婚伝説の2人に、ゲストへの恒例の質問「自分自身を作り上げている大事な構成要素」をそれぞれ2つ答えてもらった。

松田:自分は「ファッション」と「家族」ですね。

LiLiCo:今日のファッションを見てて、子どもの頃のはやってる襟の感じとか、茶色いシャツに茶色い(カーディガンを合わせたり)、70'sですよね。

松田:最近はそういうファッションが好きです。古着メインで。

LiLiCo:なぜそういう服に注目するようになったんですか。

松田:音楽とファッションって切り離せない部分でもありますし、誰が見ても自分を表現する方法としてわかりやすい表現方法として自分でも大切にしてるんです。

LiLiCo:茶系が多いですか。

松田:そうですね。最近は70’sのファッションにハマってます。

LiLiCo:そしてもう1つの大事な構成要素は「家族」です。

松田:ちょうど今日、鹿児島から戻ってきて家族に会ってきました。あんまり会えないんで。

一方、別府の2つの大事な構成要素は「ペット(犬・猫)」と「映画」と話す。

別府:もともと中学生くらいのときに犬を飼ってて、東京に出てきて今は猫を飼ってます。

LiLiCo:どんな猫?

別府:家の前で拾いました。小さくてブルブル震えていたので。茶色で、めっちゃかわいいです。

稲葉:そしてもう1つは「映画」ですが、結構日常的に観るんですか。

別府:日常的に観ますね、最近は観る本数が減ってきたんですけど。

LiLiCo:なぜ?

別府:音楽のほうに頭使い過ぎちゃって。学生の頃とかは1日に何本も観てましたけど、今はちょっと映画観に行かないと集中できなくなっちゃったりして。なるべく映画観には行くようにしています。

LiLiCo:映画は映画館で観るためのものだからね。何系が好き?

別府:難しいですね……でもいちばん好きなのはクリストファー・ノーランの作品で、SFとか映画ならではの表現というか。結局は人間ドラマが好きなんですけど、映像というものの新しさとかも結構好きですね。

LiLiCo:クリストファー・ノーランが好きなんだったら、たしかに映画を観るのに頭を使っちゃうね(笑)。

アーティスト写真はあの2人組のオマージュ?

LiLiCoは離婚伝説の結成のきっかけについて質問した。

LiLiCo:2人はどういう関係性?

松田:出会ったのは6、7年前くらいで。

稲葉:いわゆる大人になってからという。

別府:そうですね。お互いに音楽をやってて、出会ってタイミングが重なって、コロナとかもありましたし、暇になったときに遊びで曲を作りはじめたらこうなりました。

稲葉:曲やタイトルもそうだけど、アーティスト写真の構図も独特ですよね。
松田:これはサイモン&ガーファンクルのアーティスト写真から取りましたね。ハイネックの部分とか。あと爆笑問題とか。

別府:イケてる2人組を探して。

LiLiCo:先日公開された『スパンコールの女』のミュージックビデオはどうやって作ったんですか?

離婚伝説 – スパンコールの女 (Official Music Video)

松田:自分たちで衣装も決めて。雰囲気が洋館というか、ちょっと昔テイストのフィルムルックな感じで作りたくて、自分たちでプロデュースして作りました。

離婚伝説の最新情報は、オフィシャルTwitterまで。

LiLiCoと稲葉がお届けする『ALL GOOD FRIDAY』の放送は金曜日の11時30分から。
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イラン問題から探る、シーア派とスンニ派の違い

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、3月11日の放送に毎日新聞論説委員でノンフィクション作家の小倉孝保が出演した。イランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師がイスラム教シーア派の聖地・マシャドで生まれであることに関連し、イラン問題、シーア派とスンニ派の違いを語った。

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「イランの最高指導者を選出する権限を持つ『専門家会議』は、殺害されたハメネイ氏の後継に、その次男であるモジタバ師を選出した、と発表しました。イラン革命防衛隊もモジタバ師への忠誠を表明しています。そのモジタバ師、シーア派の聖地であるマシャドという街で生まれた、という情報も伝わっています」

長野智子「シーア派について改めて教えてください」

小倉孝保「僕は2000年から2005年までカイロを拠点に、モロッコからイランまでカバーして。イランは大きな国で、およそ5年弱の間に10回ぐらいは取材し、長期滞在していました。エジプトはスンニ派の国なんです。イスラム教徒が多いけど、シーア派の人はほぼいないと思います。でもイランに出張すると8割がたシーア派の人たちです。スンニ派とシーア派の人たちって、同じイスラム教なのにこんなに違うのか、と感じさせられます」

鈴木「どういう点で?」

小倉「なぜシーア派とスンニ派がいるのか、ということから言うと、預言者ムハンマドがイスラムをつくって、亡くなったあとに後継者争いになる。ムハンマドの教義をよく理解した人間で、あとを継いでいこう、と考えたのがスンニ派。これがいまの世界の多数派です。シーア派はどういう人かというと、ムハンマドの家族、血を重視して、その血を継いでいく考え方を重視した人たち」

長野「はい」

小倉「ムハンマドの娘婿でいとこでもあるアリという人が中心となって、その人の子どもたちや子供のきょうだいなどで継いでいったものがシーア派なんです。一方でスンニ派が血は関係ない、ムハンマドの考えをいかに理解しているか、ということを重視して。自分たちが後継者だ、と。いまスンニ派、シーア派と呼ばれている人たちの跡目争いが対立を生んだ」

長野「はい」

小倉「そこで7世紀初めぐらいからだと思うけど、かなりの戦争状態になる。イランを見るとき『あれ、イラン人ってこういうマインドがあるんだ』と思わされた出来事がいくつかあって。カルバラ、というシーア派の聖地がイラクにある。カルバラで、ムハンマドの後継者とされていたアリの息子、フサインの軍がウマイヤ朝、いまのスンニ派につながる朝の軍とぶつかって虐殺されるんです」

長野「フサインさんがね」

小倉「フサインのぶつかった場所、遺体の埋められている場所がカルバラで。シーア派の人にとっては非常に思い入れのある、聖地になっているんです。簡単に虐殺というけど、フサインは(軍に)70人ぐらいしかいなかった。それで4000人の軍に挑んで、女性と子供以外は全員、殺されたといわれています。フサインは体をいったんダマスカスに送られて。殺された、というのを確認してカルバラに戻されて、埋葬されたといわれます」

長野「うん……」

小倉「カルバラの悲劇、カルバラの戦いといわれます。西暦680年のことですが、いまもいろいろなところでイラン人がこの話をするんです。するというのは、雑談ではなく、モスクに行ったときのモスクのイスラムの聖職者(法学者)たちが、この話をもう日本人でいえば『平家物語』ってこうだったのかな、というぐらい滔々と上手に物語にしていく。そこで聴いている人が、ものすごく真剣なわけです」

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