横浜DeNA吉野光樹 高校時代の後輩・村上宗隆に感謝「ムネのおかげで自分との対決を注目して観ていただけるので…」

藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。3月15日(土)の放送は、高見アナウンサーが横浜DeNAベイスターズのキャンプ地・沖縄県宜野湾市で投手陣にインタビューした模様をお送りしました。この記事では、吉野光樹(よしの・てるき)投手が登場! 今シーズンへの意気込みなどを伺いました。


(左から)高見侑里、吉野光樹選手



◆チームに貢献できた2024年シーズンを回顧

高見:昨シーズンは1軍デビューを果たし、クライマックスシリーズ(CS)での登板も経験し、日本一に貢献しました。昨シーズンを振り返ってみていかがでしょうか?

吉野:キャンプのときはケガからスタートしたのですが、入来(祐作)コーチとも「1つずつ課題をつぶして、少しずつゆっくりやっていこう」と話して、実際に時間をかけてリハビリをおこなうことができたことで、シーズン中盤ぐらいにはなってしまったのですが(一軍で)初登板を迎えられて、後半はローテーション(以下:ローテ)を回れるようになったので、そこは良かったかなと思っています。

高見:吉野投手の特筆すべき部分は奪三振というところだと思います。2022年にトヨタ自動車硬式野球部レッドクルーザーズからドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団されましたが、プロと社会人野球の大きな違いは、どういったところでしょうか?

吉野:社会人のときはフォークに自信があって投げ込んでいたのですが、(プロ入りして)最初のオープン戦だったと思いますが、中日(ドラゴンズ)戦で投げさせてもらったときに、フォークが止まってしまうというか、投げてもバッターが踏み込んでくれないところにすごく違和感を覚えて。そこにプロと社会人との差を感じましたし、“何か変えないといけないな”と思いました。

高見:そこから、どうやってその奪三振能力をアップさせたのでしょうか?

吉野:2つあって、1つはフォームです。10度ぐらいなんですけど腕の位置を少し下げて、変化球全体のリリースポイントが一定になるようにしました。それでコマンド(狙った所へ正確に投げられる力)が良くなって、バラつきはなくなったかなと思っています。

2つ目は、先ほど話したフォーク。かなりストレートと同じような圧になってきていて、バッターが振ってくれるようになってきたので、そこは去年からの変化部分かなと思います。

◆高校時代の後輩・村上宗隆選手に言及

高見:高校時代の1学年後輩には、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手がいらっしゃいます。ファンの皆さんは今シーズンも対戦を楽しみにしていると思いますが、対戦のイメージというのはありますか?

吉野:楽しみも半分ありますが、やっぱり後輩ですし、めちゃくちゃ打たれたくないので嫌ですね(苦笑)。負けたくないです。

高見:やはり、気持ちは結構入りますか?

吉野:もちろんです。でも多分、ムネ(村上選手)はあまり入っていないと思うんですけど(苦笑)。僕としては“先輩として負けられない”っていう意地もありますし、ホームランを打たれてしまうとスッキリしないですから。

高見:ちなみに、村上選手の高校時代はどんな感じでしたか?

吉野:1年生から4番あたりを打っていて、すごく大変な立場だったと思うんですけど、人柄がいいので先輩からも後輩からも愛されていました。自分から率先してやる人間なので、みんな“(ムネに)ついていこう”と思いますし、“こいつが4番なら大丈夫だ”ということを練習で見せてくれるような人でしたね。

高見:プロで対戦相手として対峙する村上選手への思いというのは(他の選手よりも)特別ですか?

吉野:楽しみではあるんですけど、あれだけ活躍しているムネの存在は大きいですし、ムネのおかげで、こうやって自分との対決を注目して観ていただけるので感謝しています。

高見:そして、吉野投手は横浜スタジアム(ベイスターズの本拠地)での初勝利を目標に掲げていらっしゃいますが、今シーズンは、その目標もつかめそうでしょうか?

吉野:やっぱり、ハマスタ(横浜スタジアム)のファンの前でいいピッチングができるとすごく気持ちいいですし、あれだけ大勢のファンに足を運んでいただいているので、そういう人たちの前で投げて勝ちたいなと思います。去年は勝てなかったので、そこはこだわりたいです。

高見:最後に、個人としての今シーズンの目標とチームとしての目標をそれぞれ聞かせてください。

吉野:個人の目標が、去年は後半しかローテを守れなかったので、1年間ケガすることなくローテを守りたいと思います。チームとしては、去年はリーグ優勝できなかったことと、キャプテンで同級生の牧(秀悟)が必死になってチームを引っ張ってくれているので、同級生の僕たち98年世代が助け合って、牧の重荷を少しでも楽にできればなと思っています。

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3月15日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年3月23日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送局:TOKYO FM
放送日時:2025年3月15日 土曜日 10時00分~10時50分
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※放送情報は変更となる場合があります。

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お見送り芸人しんいち「言ったらお前がまたふんぞり返るから(笑)」

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