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毎週日曜日20:00から築島雪枝が放送している『歌謡ワイド～今夜は演歌をキカナイト!～』。演歌にまつわる1週間の情報を振り返る「週刊演歌ニュース」や旬な演歌を紹介する「採れたて演歌生情報」など演歌たっぷりの番組です。8月30日の放送では森山愛子さんが電話出演しました。

築島さん「森山さんこんばんは！」

森山さん「こんばんは！」

築島さん「相変わらずかわいらしいお声でいらっしゃいますね！」

森山さん「いえいえ、ありがとうございます。」

築島さん「出演していただくのは、実は2回目となります。2017年ですね。初の本格的ご当地ソングの『会津追分』の際にお電話でお話をさせて頂きました。そして去年ご当地ソングの第2弾として出たのが群馬県が舞台の『尾曳の渡し』、こちらもさらに多くの方に聴いて、歌っていただけたようですね。」

森山さん「『会津追分』に続くまご当地ソングの第2弾ということで、こちらもまたカラオケで歌っていただくだけでなく、本当にたくさんの方に応援をいただきました。」

カラオケランキング総合10位ランクイン！

築島さん「そして、JOYSOUNDのカラオケ年間ランキング、令和発売曲ランキングの総合の10位にこの『尾曳の渡し』が入ったんですよね。」

森山さん「たくさんの方がこの曲を選んで歌ってくださったんだなぁと思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」

築島さん「演歌の部門とかではなくて総合の順位ですもんね！」

森山さん「そうですね。米津さんとか菅田将暉さんの曲が入る中でポコっと演歌が10位にランクインして スタッフさんみんなでびっくりしました。」

築島さん「それだけこの歌が愛されてたってことが、こういう結果に出てくるのは目に見えて嬉しいことですよね。」

森山さん「その結果が私の支えになりました。」

いつか“伊吹おろし”を体験して、歌に入り込みたい

築島さん「そして今回リリースされたのが、ご当地ソングの第3弾ということになるわけですね。」

森山さん「はい。今回が最終章で、岐阜県を舞台にしました『伊吹おろし』という曲を発売いたしました。」

築島さん「この曲の中にはどんなご当地が出てくるんですか？」

森山さん「1番の歌詞には関ヶ原という言葉が出てきたりですとかあとは3番の歌詞には十九女池（つづらいけ）こちらも実際にある池なんですけどそういった地名が場所が出てまいります。」

築島さん「『伊吹おろし』ということで、ちょっとなんだ寒さも感じるような曲ですね。」

森山さん「本当に（伊吹おろしは）冷たいそうなんです。実はまだ体感できていなくて。岐阜県にお邪魔できる機会が今後またあると思いますので、その時には必ずこの伊吹おろしを体感して、またずっと歌に入り込めるようにしたいなと思います。」

築島さん「タイトルから『どんな曲なんだろう？』と想像すると思うんですが、いかがでしょう？」

森山さん「伊吹山から吹き下ろす伊吹おろしに、女性の切ない、本当に胸がキュンとなるような、締め付けられるような切ない女心を重ねた曲です。」

築島さん「失恋ソング、ということですか？」

森山さん「そうですね。好きだった彼を忘れられないという、そんな女性の儚い想いがつまった1曲です。」

自分に重ねている部分も…

築島さん「ミュージックビデオを拝見いたしました。失恋ソングなんですけれども、ただ裏にはこんなにも愛する人と巡り会えた女性だったんだなって思う、そんな雰囲気を感じました。」

森山さん「なんていうか、悲しいだけじゃなくて前向いて歩いて行かなきゃいけないなっていうそんな想いも込められた曲です。」

築島さん「歌っていて自分と重なるなと思うことはありますか？」

森山さん「私も35歳になりまして、一つや二つの恋愛もしてきましたので、ちょっと重なる部分もありますね。ここは自分に言い聞かせよう、みたいな歌詞がちょこちょこ出てまいります。」

築島さん「そうでしたか。そんな『伊吹おろし』が早速なんですけれども、オリコンの週間チャートで1位になってますね。」

森山さん「おかげさまでたくさんの方に応援をいただいて、1位という結果をいただきました。」

築島さん「どんな思いを込めて今後歌っていきたいですか？」

森山さん「なかなか今人前で歌える場面が（感染症等の影響で）ない中で、歌を聴いてくださる方の心が少しでも明るくなるような、晴れやかな気持ちになるような、そんな風に歌っていきたいです。悲しい歌ではありますがそんな歌声をお届けしていけたらいいなと思っています。今なかなか苦しい状況が続きますが、気持ちは晴れやかに明るく元気に前を向いて一緒に歩んでいきましょう！またお会いできる日を楽しみにしています！」

※該当回の聴取期間は終了しました。