ヴァンス! ジョージ・ウィリアムズ! 多彩な新番組がスタート!~interfm 春の改編情報~

interfmの4月改編は、編成方針の<心を豊かにする「音楽」との出会い>を体現する新番組がラインナップ! 月曜から木曜9:00-10:28には、Vance Kのナビゲートでinterfm開局当時の90年代の洋楽を中心に、時代を超えて愛される新旧の名曲たちをお届けする『Find Your Music !』を新編成。極上のミュージック・ストリームをお届けします!金曜19:00-20:55には、ジョージ・ウィリアムズがカムバック!FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONICをはじめとした音楽フェスの情報や、週末を楽しむためのアウトドア、グルメ、映画、スポーツなどのホットトピックスを音楽とともにお届けしてくライブプログラム『RADIO. RADIO. With George Williams』がスタートします。木曜22:00-23:00には、シンガー・タレント・モデルとしても活躍する西恵利香がDJを務める音楽&エインターテインメントプログラム『side by side』、月曜~水曜15:42-15:47には、俳優としての活躍が目覚ましい深川麻衣が番組ナレーターを務め、さまざまなフィールドで活躍される著名人をゲストに迎える『紅茶花伝 presents ほどけるラジオ』がスタート。そのほか個性豊かな新番組が続々とスタートします。どうぞ、お楽しみに!

『Find Your Music!』 DJ:Vance K

月曜-木曜 9:00-10:28
interfm開局当時の90年代の洋楽を中心にしながら、60年代~80年代の名曲、2000年代以降の名曲を散りばめたセレクションをVanceKのナビゲートでお届けします。仕事をしながら、家事をしながら、お楽しみいただける極上のミュージック・ストリーム!

Find Your Music!
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜~木曜 9時00分~10時28分
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※該当回の聴取期間は終了しました。

『RADIO. RADIO. With George Williams』 DJ:George Williams

金曜 19:00-20:55
金曜の夜、週末の始まり。イベント/フェス/アウトドア/アート/食に至るまで、ワクワクする音楽、情報をジョージ・ウィリアムズがお届けする新番組。FUJI ROCK FESTIVALや、SUMMER SONICなどの音楽フェスの情報あり、ゲストトークありの生放送!

RADIO. RADIO. With George Williams
放送局:interfm
放送日時:毎週金曜 19時00分~20時55分
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※該当回の聴取期間は終了しました。

『side by side』 DJ:西恵利香

木曜 22:00-23:00
interfmステーションステートメント「Find Your Colors」そして「Find Your Music」を体現する音楽プログラム。ノージャンル、そしてニューカマーからレジェンドまで、洋楽邦楽問わず、世界中の様々な音楽、アーティストをピックアップ、生放送でお届けします。

side by side
放送局:interfm
放送日時:毎週木曜 22時00分~23時00分
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※該当回の聴取期間は終了しました。

『紅茶花伝 presents ほどけるラジオ』 ナレーター:深川麻衣

月曜-水曜 15:42-15:47
俳優としての活躍が目覚ましい深川麻衣が番組ナレーターを務め、さまざまなフィールドで活躍する著名人に、あるとホッとするアイテムやマイブーム、リラックスできる音楽などを伺っています。また、『紅茶花伝』と出演者のサイン入りグッズが当たる番組連動のプレゼントキャンペーンも。

紅茶花伝 presents ほどけるラジオ
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜~水曜 15時42分~15時47分
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※該当回の聴取期間は終了しました。

『The living path of Music』 ナレーター:金沢雅美

月曜-水曜8:50/19:55 木曜8:50/20:55 金曜 8:50/21:55  土曜8:55/21:55  日曜 8:55/17:55
音楽は世界中の街で生まれ、時代を超えて人々の心を癒しています。そんな音楽とまつわるストーリーに触れながら、潤いのひとときをお届けします。

The living path of Music
放送局:interfm
放送日時:2024年4月1日 月曜日 8時50分~8時55分
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※該当回の聴取期間は終了しました。

『NY Future Lab』 DJ:シェリーめぐみ

水曜 18:40-18:54
アメリカZ世代が、トレンド、消費、働き方、政治から、社会の激変で生まれるジェンダー・人権問題までを座談会形式で本音トーク。その背後に潜む価値観の変貌と未来への鍵を、ニューヨーク在住のジャーナリスト・シェリーめぐみが解説していきます。

NY Future Lab
放送局:interfm
放送日時:毎週水曜 18時40分~18時54分
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『DIGLOUNGE〜木原武藤の最近どう?~』 DJs:木原誠太郎、武藤真

木曜 24:00-24:30
ディグラム・ラボ設立者、リサーチプロデューサー木原誠太郎と破産経験を活かした企業コンサルも行う企業経営者、武藤真の2人がお届けする失敗から学ぶエンタメトーク番組。架空の深夜のラウンジを舞台に、ふらっと訪れた客(ゲスト)とのトークセッションをお届けします。

DIGLOUNGE〜木原武藤の最近どう?~
放送局:interfm
放送日時:毎週水曜 24時00分~24時30分
出演者:木原誠太郎、武藤真
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※該当回の聴取期間は終了しました。

『コンプリートX』 DJs:宮本佳林、 BANBANBAN 山本正剛

木曜 25:30-26:00
アーティスト宮本佳林とお笑い芸人BANBANBAN 山本正剛 が「貴方の心のスキマをエンタメで埋める」深夜の音楽トークバラエティ番組。

コンプリートX
放送局:interfm
放送日時:毎週木曜 25時30分~26時00分
出演者:山本正剛(BAN BAN BAN)
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※該当回の聴取期間は終了しました。

『netkeiba プレゼンツ 林家希林とメシ馬の「馬並みな話ではございますが」』 DJs:林家希林、メシ馬

土曜 18:30-19:00
競馬好きはもちろん、そうでない人もきっと競馬を楽しめるラジオ番組!予想家がまるで予想に活きない競馬雑談にも華咲かせ? 落語家がオチも気にせず競馬を語る?日曜の重賞予想に役立つデータで競馬の「今」が。 あの名レースを振り返って競馬の「あの日」が浮き彫りに。聴くだけで競馬の興奮・感動が届く、あなただけのHERO馬も見つかる、月並みなラジオではなく、馬並みなラジオ。

netkeiba プレゼンツ 林家希林とメシ馬の「馬並みな話ではございますが」
放送局:interfm
放送日時:毎週土曜 18時30分~19時00分
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※該当回の聴取期間は終了しました。

みかんに魅せられた大学生、異郷の地で大挑戦「多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

暦の上では春になっても、まだまだ「こたつ」が恋しい時期です。こたつに入ると食べたくなるのが、やっぱり「みかん」。

ただ、どんな方がみかんを作っているのか、あまり知らない方も多いと思います。今回は、果物好きが高じてみかん農家になった、北国出身の若い男性のお話です。

赤山大吾さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

昔、東京と沼津の間を結ぶ電車を「湘南電車」と呼んでいた時代がありました。車両のオレンジと緑のカラーは「湘南色」、俗にみかん色とも云われてきました。今はだいぶ本数も減りましたが、東京駅のホームに、「沼津」と行先が表示されると、何となく、潮の香りと柑橘系の爽やかな香りが漂ってくるような気分になります。

その静岡県沼津市・西浦地区は、駿河湾の最も奥まった所にあって、海越しの富士山を望むことが出来る、風光明媚なみかんの産地として知られています。看板品種は、寿という字に太郎と書いて、「寿太郎」。この「寿太郎」を、今シーズン初めて作り上げて、出荷した男性がいます。

赤山大吾さんは、2000年生まれの24歳。赤山さんは、北海道・札幌のご出身で、小さい頃から果物が大好きでした。土地柄、みかんはあまり出回らないため、りんごを2個、まるかじりするのが日課。残すのは、わずかに芯の部分だけでした。

赤山さんは新潟の大学に進学しましたが、コロナ禍のために授業はリモートが中心。学ぶ内容も想像していたものと違って、あまり納得がいきませんでした。悶々とした日々を送る中で、赤山さんはたまたま近所のスーパーで「沼津・西浦みかん 寿太郎」と、ラベルが貼られた袋を手に取ります。

『寿太郎? 沼津ってドコ?』

赤山さんは、そう不思議に思いながら、家に帰って、さっそく皮をむいて、みかんの小さな袋を一つ、口のなかに入れると、いままでにない食感に感激しました。

『甘い! でも、甘いだけじゃない、甘みと酸味のバランスが絶妙だ!』

赤山さんは、「寿太郎」を食べて、食べて、食べまくりました。そのおいしさに満たされるうちに、自分でもみかんを作りたい気持ちが芽生えます。

沼津市西浦地区のみかん山(画像提供:JAふじ伊豆)

赤山さんは、居ても立ってもいられずに、寿太郎を出荷している沼津のJAに、直接電話をかけました。

「あの……、みかん作りに興味があるんです。教えてもらうことは出来ますか?」

2022年2月、赤山さんは大学を休学して、沼津にみかん作りの研修にやって来ました。地元の農家の皆さんも、北海道出身の赤山さんの挑戦に驚いたといいます。

その初顔合わせ、農家の皆さんは赤山さんの手を見るなり、思わず目を見張りました。

『おお、彼は本物だ! これだけみかんが好きなら、きっとやってくれる!』

そう、赤山さんの手は、みかんをいっぱい食べた、あの黄色い手になっていたんです。赤山さんは、西浦地区でもとくにおいしいみかんを作ると定評のある、御年80歳の大ベテランの農家の方に付いて、みかん作りを学び始めました。

「いいか、農家というものは、人に言われてじゃなくて、自分から動かないとやれないぞ」

「みかんは手間をかければかけるほど、ちゃんと応えてくれる。手間を惜しむな」

赤山さんは、師匠がかけてくれる言葉を一つ一つ噛みしめながら、その背中を追いかけていきます。厳しい言葉の後には、夕飯のおかずをおすそ分けしてくれたり、地元の皆さんの人柄の温かさも、故郷を離れた赤山さんには大きな励みになりました。

赤山大吾さん

籍を置いていた大学にも退学届を出して、退路を断った赤山さんは、2年間の修業を経て、2024年1月、晴れて独立を果たします。高齢でみかん作りが難しくなった方のみかん山・およそ1.5ヘクタールを借り受けて、自分の力が試される時がやって来ました。

いざ作り始めてみると、農家はみかんを作っていればいいわけではなく、事務手続きや生産計画作り、害虫や猛暑対策、アルバイトの雇用などを、全部1人でこなします。

それでも去年は概ね天候に恵まれ、周りの皆さんのサポートにも支えられながら、およそ1万キロの「寿太郎」が無事に実って、収穫することが出来ました。その出来栄えに、赤山さんも手ごたえは十分! 早速、地元の方に食べてもらうと、「おいしい!」と、味に太鼓判を押してくれました。

自分で収穫したみかんが出荷されていく様子を見て、赤山さんは胸が高鳴りました。

『自分で作ったみかんが誰かの手に渡っていく。ようやく自分で稼ぐことが出来たんだ!』

でも、赤山さんに収穫の喜びに浸っている暇はありません。まだ、みかんの管理に甘い点があったこと。そして、この冬は、越冬しているカメムシが多いため、今年は天敵への抜かりない対策が求められそうなことなど、しっかり気を引き締めています。

「もっとおいしいと言ってもらいたい! 多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

その思いを胸に、赤山さんは2年目のみかん山に登ります。

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