SASUKE、TEI TOWAの家に押しかける?

SASUKE ©InterFM897

今回は楽しみが抑えられないという第9回目のInterFM897『SASUKE's konnichiwa Radio』(DJ: SASUKE 毎週火曜日23:00 - 23:30)。「小さい頃から踊りまくっていた、聞きまくっていた」という、大好きなTEI TOWAを迎えての放送。

出会いのイントロが長すぎる・・・!

SASUKE:初のアーティストゲスト、TEI TOWAさんです!!よろしくお願いします!

TEI:こんばんわ〜TEI TOWAです。よろしくお願いします。

SASUKE:僕の中のTEIさんのヒストリー、歴史をまとめてきたんですよ。僕は生まれた時から音楽がずっと流れている家で育ってたんですけど。2003年生まれで、4歳頃にTEIさんの「FREE」が大好きで、ずっと踊っていたんです。小学生の時、METAFIVEが好きになって、中1の時にMETAFIVEの広島公演があって、その時に僕、ライブを観に行ってたんですけど、スタッフの人に僕のDVDを「TEIさんに渡してください!」って。内容は、僕がTEIさんの曲で踊っている映像だったり、メッセージだったり、あとCDもあって、CDは僕の曲を渡したと思うんですけど、1回目その時は届かなかったんですよ、その数ヶ月後に福岡のTEIさんのリリースイベントに行って・・・

TEI:イントロめちゃくちゃ長いな!(笑)いいですよ。

SASUKE:で、そのリリースイベントでスタッフの人にTEIさんに会いたいですってお願いしたら呼んできてくださって、その時初めてそこでお会いしたんですけど。「DVD届きました?」って聞いたら、届いてなくて、それで色々事務所の住所を教えてもらって、「ここに届けてください」って言っていただいて、もう1回送って。

TEI:いや、見たよ。どうって言われてもねぇ・・・。でも若いな!っていう。義務教育だなって。

SASUKE:義務教育の中、時間のない中作っていましたけど。1回、インスタグラムのDMでもやりとりしましたね。「届きました?」って言ったらグッドスタンプをいただきました。

TEI:そっか。

SASUKE:で、DMで少しやりとりをさせてもらって、東京に行くタイミングで「家行っていいですか?」ってDMを送らせてもらったんですけど、覚えてます?

TEI:う〜ん・・・、なんでやねん!って感じだよね。

SASUKE:僕も今思ったら「なんでやねん」です。あとでお父さんにも怒られたんですけど。

TEI:・・・まだ、イントロだよね?

SASUKE:もうちょっとで終わるんで!で、そのあとmontoakre cordsのイベントのトイレ待ちで会いましたよね。そこで話して。そこでもレコードも買ったりとかもして、家にきれいに飾ってあります。

TEI:レコードもたまに買うんですか?

SASUKE:レコードは結構買います!地元でもよく行くお店があって、再発とか揃えられて。

TEI:中古と新譜、両方あるの?

SASUKE:中古はあんまり表に出ていないです、言ったら裏から探してくれることはあります。

TEI:僕は、中古と再発が混ざっているお店が嫌いなんですよ。分かれているところが好き。LAとか行くと、Amoeba Musicとか結構大きいんだけど、ジャンルごとに混ざっちゃってるから、僕は中古を買いたいんだけど、再発がバーっとあって。1枚だけ中古が混ざっていると労力が大変。めんどくさい。新譜を買うときは新譜。新譜はネットで買うことが多いかな。

SASUKE:で!あとちょっとイントロ終わるんで・・・。去年の冬に僕が最後にした路上ライブに偶然通りかかって、あとで写真を送ってくれたんですよね?

TEI:あ、あいつだ〜って思って。それこそ、montoakかなんかに用事があって、montoakの横でやっていたんですよね。

YMOとの出会い

SASUKE:僕は今日色々好きなアルバム持ってきました。Deee-Liteもあります。この中の曲で「Groove Is In The Heart」は、めっちゃ踊っていました。

TEI:SASUKEくんは、踊ることと歌うことと、曲作ることと、あと何があるっけ?DJもするんだ?どこに力点があるというか、自分でやっていて楽しい?

SASUKE:全部楽しいです。全部やっていて音楽じゃないですか。あんま分けたくなくて。それを含めて音楽ということで楽しんでやっています。TEIさんはどうですか?

TEI:僕の話はいいのよ!

SASUKE:いやいや、逆転してますから!聞きたいんです!!

TEI:僕は、最初はキミぐらいの時から、中2の終わりくらいにYMO (YELLOW MAGIC ORCHESTRA)の音楽に出会って音楽に興味を持って。それまでは学校の音楽とかは大嫌いだったんですよ。それでYMOのピコピコした音楽に興味を持って、最初は高校受験の勉強とかしなくちゃいけなかったりとか、まだ義務教育なんで、仕方なく勉強して、眠くならないように音楽かけてとか。歌とかあんまりないから、あったとしても英語だったりしてBGMとして機能したんですよ。そういう入り方。高校に入ってからは坂本龍一さんがラジオで、こうやってDJやっていたんで、そこでかかる音楽を聞き出して。高校の時は、ロックとかが流行っていたんで、あまり趣味があうやつがいなかったんですけど・・・。

SASUKE:僕もいないです。

TEI:テクノというか、テクノポップとかニューウェーブとかにあんまり・・・。自分がレンタルレコード行って、買える量が決まっているんでね、そういうところで借りて聞いたりとか。僕は美大に行こうと思って、音楽よりもジャケット作ったりする方が好きかなと思って、そっちの方ができるかなと思って。高3の終わりくらいに決めたので、浪人とかもしたんですけど。浪人中もずっと音楽とかやっていて、当時でいう、パイレーツラジオっていう、今でいうコミュニティラジオが流行っていて、そういうので選曲とかやっていて、結局ずっと音楽とデザインっていうか、行ったり来たりしてまして。曲はずっと作っていたんですよ。シンセを高1の頃買って、坂本龍一という人に作ったものを送りつけたりして。キミと一緒だね。聞いてくれって。それがラジオでかかって。「今週もテイ・トウワくんの曲でお別れしましょう」みたいな。もうなんか、人生最大の時を迎えていたわけですよ。これで俺の人生幸せだったなって。

SASUKE:教授(坂本龍一)にかけてもらえるっていうのは嬉しいですよね。

TEI:それで美大行って、ボランティアでギャラが出ないけど、やりたい人〜って言って、坂本龍一さんとナム・ジュン・パイクっていう、僕の興味のあった韓国のビデオアーティストがいて、一緒にコラボするから人手を募集してたんですよ、僕そこに行って手伝いをして。そしたら横でソニーの会社の人が「あの子、テイ・トウワくんって言って、教授の番組でラジオかかってる子よ!」って言って、そこで坂本龍一さんが、「キミがテイくんか」って言って、「今度キミらが送ってきてくれたデモテープ、レコードにするから!監修、僕がやるんで、キミがジャケットやりなさい!」って、結構上から、断れない感じで言われて。断らないけど(笑)

それでやったんですけど、もうちょっと大学生やっていたいなと思って3年生からニューヨークに行ったんですよ。で、美大に行ったんですけど、美大いかず、昼間はレコード屋でレコード買って、いろんな人のDJを夜な夜な見に行って。自分でもカセットでDJミックス作るようになって、それをコピーして、2人お気に入りのDJに渡したんですよ。そしたら電話がかかってきて、そこから現場の仕事紹介してもらって、その時は23歳かな?その紹介してくれたやつはロシア人でDeee-Liteってバンドやってるんだって紹介されて、ライブ観に行ったら面白いなと思って。ダサいところはいっぱいあったので、うちにコンピューターあるから、必要だったら手伝うよ!って感じで始めて。

SASUKE:その流れで!

TEI:だから音楽やるつもりはなかったんですよね。バンドっていうのは、ほぼやっていなかったので、そこからは、彼女が歌うための曲とか、当時は配信とかないですから、デビューしてレコードにならないとDJでかけられない。まあ、オープンリールでかける人もいたけど、凄い時代ですよ。88年〜89年は、最低週2回は朝までDJやって、11時から朝5時まで。

SASUKE:その時代、レコードかなりの量ですか?

TEI:拾ってきた牛乳箱に入れたのよ、2箱!5階に住んでいてエレベーターなかったから、地獄だったね。

曲作りは適当?

SASUKE:「SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE」が全曲くらい好きで、あと気になったのは、2枚目は全部インドネシアのやつですか?

TEI:ガムランの宮廷音楽って言って、神様に奉納する音楽なんです。4人編成の室内用のカルテッド。

SASUKE:「SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE」のアルバム最後の曲もそうですよね?

TEI:ワーナーのホームの人が連絡して50万で買い取った。

SASUKE:そうなんですか?曲を買い取ったってことですか?

TEI:アルバム全部ね、販売権をね、人のふんどしで相撲を取るっていう。

SASUKE:なんでだろう?と思ってたんですよ!2枚目全然違うと思って!

TEI:僕も気に入ったから、街で見つけたら全部買って、30枚だか50枚だか、友達に配っていて。ご飯食べる時とかマッサージ受ける時とかに使ってって言って、どうせだったらファンの人が聴けたらいいなと思って、販売権を50万で買ったわけですよ!

SASUKE:面白いですね、その話!僕もやってみましょうかね。これがめちゃ好きなんですよ「Future Listening!」

TEI:25年前!

SASUKE:キリがいいですね。「Technova」も、ラジオのオープニングで使わせてもらっています!「Luv Connection」も聞いていて、僕もリミックスバージョンがすごい好きです。最初にラップが入っている。

TEI:全部適当に作ってますよ!

SASUKE:本当ですかそれ!?そうには思えない曲ばかりですけど。

TEI:ただ、ファーストアルバムの「Future Listening!」は、他と違ってDeee-Liteが90年にデビューしたんですけど、僕が事故ったり色々あって休養していたりしたんですよ。91年のセカンドもやってるんだけども、そのあとの3rdアルバムとかは僕はほとんど関わっていなくて、関わろうとしたんだけど、音楽的にもズレてきちゃって、「Technova」のデモとかも91年にはあったんですよ。友達に渡しているカセットにも「Technova」って書いてあったりして、デモ入れてあったりして。でもメンバーがピンときてなくて。

SASUKE:Deee-Liteの方でやる予定だったんですか?

TEI:予定というか、ソロでやる予定じゃなかったから、作るものイコール、バンドのキアー (Lady Miss Kier)って女の子に気に入ってもらわないとボツって発想だったんですけど、ある時に坂本さんに聞かせたらビンビンに反応してくれて、「今度新しいレーベル作るんだけど、ソロアルバム作ってみないか?」って上から言われて、「作ってみないか?」って羽交い締めにされたわけですよ(笑)

SASUKE:想像できないですけど(笑)

TEI:それで「いいとも!」って言って、適当に作ったっていうね。適当だけど、準備期間があったので、2曲くらいできていたから8曲7曲作ればいいかなという感じではじめましたね。

―――と、音楽話はどんどん深くなっていきます。今日はイントロだけだったので、「まだまだ話し足りない!」とSASUKE。次回(7月9日)もTEI TOWAさんを迎えての放送をお届けします!

SASUKE's konnichiwa Radio
放送局:interfm
放送日時:毎週火曜 23時00分~23時30分
出演者:SASUKE
番組ホームページ

メール:sasuke@interfm.jp
ハッシュタグ:#sasuke897

※該当回の聴取期間は終了しました。

甲府市でもこの夏開始「部活動の地域移行」とは

渡辺麻耶が木曜日のDJを担当するFM FUJIの番組『Bumpy』(毎週月曜~木曜、13:00~18:50)内のコーナー「CLOSE UP TODAY」(毎週木曜、17:35~)。4月18日のオンエアでは、甲府市教育委員会学校教育課の指導主事、井上透さんに、甲府市でこの夏始まる部活動の地域移行についてインタビューしました。

麻耶:早速ですが「部活動の地域移行」とは、具体的に言うと、部活動がどのように変化していくことなんでしょうか?

井上:これまで「学校部活動」として行ってきた中学生のスポーツ活動・文化芸術活動を、これからは地域の方が指導する「地域クラブ活動」として行っていくというものです。

麻耶:なぜ「部活動の地域移行」を進めることになったのでしょうか?

井上:理由は、主に2つあります。1つは、少子化の影響です。少子化により部員数が減り、学校単独でチームが成り立たず、十分な活動ができなくなったり、休部・廃部になったりする状況が出てきました。現に、数年前から、野球やサッカー・バレーボールなどいくつかの種目において、複数の学校による「合同チーム」で大会参加している状況が増えてきています。

もう1つは、教育問題の複雑化・多様化の影響です。教育問題の複雑化・多様化に伴い、これまで行われてきた指導体制を継続することが、教員にとって大きな負担になっている状況があります。競技経験等もない先生が顧問を務める場合、その負担はさらに大きくなるものと考えられます。

こうした背景から部活動の存続が厳しくなってきたため、国がガイドラインを示し、全国的な動きとして「部活動の地域移行」を進めるに至った、ということです。

麻耶:大会などはどのような枠組みで出場することになるのですか?

井上:国で令和5年度から7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置付けています。それに基づいて、甲府市としては令和6・7年度については、一部の種目でこの事業に取り組んでいくことになっているのですが、令和7年度まではこれまで通り、学校単位や合同チームで大会参加する予定でいます。

麻耶:今年度は一部の種目で実施するということですが、その内容を教えてください。

井上:8月から、バスケットボール・バレーボール・剣道の3種目で活動に取り組みます。市内の国公立中学校12校を、3校ずつ4つのブロックに分けて、ブロックごとに月2回程度合同での練習を行う予定です。

麻耶:来年度以降の予定について教えてください。

井上:今年度は3種目ですが、来年度はさらに2種目程度加えることを考えています。令和8年度には、現在休日に活動を行っていて、市内の学校に設置されている種目すべてで、地域移行を行う予定です。いずれは、月2回の活動をさらに増やして、休日の活動を「地域クラブ活動」として行うようにできないか検討しているところです。それを実現させるには、まだまだたくさんのハードルがあるのですが、これまで学校部活動が担ってきたスポーツ活動・文化芸術活動の振興・発展を、いよいよ地域や国全体で考えていかなければならない時期に来ていると考えています。私も元々中学校教員の一人ですが、長らくスポーツに携わってきた者として、中学生たちが末長く関われるスポーツ活動・文化芸術活動の機会の構築に注力していきたいと考えています。ぜひ地域の方々にも、ご理解・ご協力いただきたいと思います。

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