11歳でリミックスコンテスト優勝…早熟の天才Madeon来日特集

写真左からグッチ(クリエイティブマン)、Shaula ©InterFM897

「SUMMER SONIC」などを主催する日本屈指のプロモーター・クリエイティブマンとInterFM897がタッグを組んで、最新の音楽や来日公演のインフォメーションなどをお送りする『SONIC RADIO』。1月6日は、クリエイティブマンのグッチさんをゲストに迎え、豪華LIVE SETでの来日公演が決定しているダンス・ミュージック界の至宝、Madeonを取り上げました。

フランスの若き天才、Madeonが日本にやってくる!

Shaula:今日(1/6)は、2020年1月に豪華LIVE SETでの来日公演が決定しているダンス・ミュージック界の至宝、Madeonにフォーカスします。グッチさん、あけましておめでとうございます!

グッチ:おめでとうございます!

Shaula:早速Madeonなんですが、どういう印象を持っていますか?

グッチ:そうですね、早熟の天才と言いますか。彼自身はフランスのナント出身で25歳で、わずか11歳の時にフランスのリミックスコンテストで優勝して、それ以降リミックスを色々やったんですけど。YouTubeで彼自身がアップした「Pop Culture」という39曲をマッシュアップした曲があるんですけど、それが数日間で5、6百万回再生されて。今は、5千万回とか再生されてるんですけど。それが、小学校とか中学校くらいの時で。これ誰?っていう爆発力のあるアーティストになって、今はそれでもまだ若いって感じですね。

Shaula:11歳の時にフランスのリミックスコンテストで優勝。11歳の時グッチさん、何やってました?

グッチ:蝉とか採ってたんじゃないですかね(笑)。 

Shaula:外で枝とか拾ってましたよね(笑)。こういう天才を見ると、親もサポートしていたのかなって思いますよね。 

グッチ:そうですね、機材とかないとリミックスとかまで行けないし、親御さんも彼の才能を早くから見抜いてってところだと思いますけどね。 

Shaula:大人になったMadeonが日本にやってくるってことなんですけど、サマソニにも出てましたよね。

グッチ:2015年とかにメインステージに出てましたね。 

Shaula:前回は、来日がキャンセルになってしまったこともあって残念だったんですが。

グッチ:そうですね。今回はライブセットということでチケットも即完、本人も意気込み十分でコメントなども届いているので大丈夫と思います。 

Shaula:ライブセットってどんな感じなんです? 

グッチ:普通DJってミキサーとターンテーブルがあって曲を繋げていくっていうのが自然な流れなんですけど、そこにパッドとか即興でやったりするものとか色んな機材を持ち込んで再現しつつ、ライティングとかも結構な個数持ち込んでLEDも全面後ろに囲って目がビカビカビカってなったり(笑)。 

Shaula:(笑)。これは本人がそういう演出を?

グッチ:本人、デザインこだわりますね。今回フライヤーとかを作ってるんですけど、そこも最終的に本人のコメントを待ってるので。もう少し時間くれみたいな。なので、細部まで自分で決めていくアーティストですね。

Shaula:そこまでこだわるアーティストだとプロモーターも選ぶと思うんですけど、クリエイティブマンって選ばれる会社ですよね。 

グッチ:ありがたいですね。本人から「Hi!こんな案どう?」みたいなメール来ると、ちょっと言いにくいこともあるんだけどなって思いますけども(笑)。 

Shaula:どうするんですか、そういう時は(笑)。 

グッチ:大人の対応をすることもありますし、でも、Madeonが提案してくることって面白いことが多いので。例えば今話してるのは、日本のデザイナーと物販のコラボをしたいから誰かおススメいない?って。実際紹介したらそれがハマって、今ちょうど制作しています。あとは、カラオケ企画とかどう?って。カラオケでMadeonの曲を歌ったらYouTubeとかインスタとかで上げて、ハッシュタグ付けて一番になった人に賞をあげるとか。そういうのがガンガン送られてきて、出来るものと出来ないものはあるんですけど、アーティスト発信で送られてくると面白いなって思います。日本のカルチャーも知ってるし、色んな意味でクリエイティブな人ですよね。

2012年にZEDDとMadeonがSONICMANIAで共演、2人とも大スターに

Shaula:単独公演は、7年ぶりの来日ということで。そんなに経ちますか。 

グッチ:フェスとかには、ちょこちょこ来てくれてますけど。前回の単独も渋谷のクラブでやったんですが、本当に即完で、外タレで言うとここまで入ったこともないなっていう。 

Shaula:SONICMANIAで来たのが2012年。 

グッチ:高校生ですね。その時確か、ZEDDと一緒に出てたんですよね。ZEDDもその時若かったんですけど、ZEDDとMadeonが将来スーパービッグになるからって周りからも言われていて、同じステージとか面白いかもねって言ってやったら、お互いすごく仲がいいけどライバル視してる部分もあって。その2人がこんなに大きくなってっていうのがあるので。早いタイミングでしたね。 

Shaula:17の時、私が一番関心があったのは、どうやって親に嘘ついてパーティに行くかでしたけど。本当に恥ずかしくなっちゃう(笑)。彼のセット自体はどうなんですか?MCなんかするんですか? 

グッチ:最近は自分でも歌ったりするのと、パッドの頻度が増えてますね。入り組んだセットになってるので、毎回セッティングも違うんですけど。出来ることも広がってるし、メカニックが好きなんでしょうね。そういうところも彼の才能を見られるところだと思います。

Shaula:去年11月にリリースされたニューアルバム「Good Faith」。こちらはどうでした?

グッチ:ライブ感がありましたね。サンプリングとかはほんとんどなくて、合唱団をしっかり録音したりとか。今までと違うのは、結構引きの目線でプロデューサーだなぁという。エレクトロの人っていうところから、映画音楽チックなところまで行っちゃってるなぁと思って。全体のことを考えてアルバムを作ってるなっていう上り調子を感じますね。生きる喜びとか幸せに対して作った曲だよ、というコメントもあるので、聴いてて前向きになれるようなアルバムかなぁと思います。
 
Shaula:ゴスペル感もあって。ゴスペル感はわりと最近アーティストが取り入れるなと思うんですけど。 

グッチ:そうですね。歌い手としてもゴスペルの人がたくさん出てきてますしね。実際に音楽として確立してるから、何にハマっても良いものになりますし。

Shaula:マイナビBLITZ赤坂で行われるライブですが、大きいのに、そんなにアーティストが遠く感じないのがいいですよね。

グッチ:それはありますね。これくらいのキャパで見られるっていうのはありがたいと思います。東京の会場ではここが一番だっていう声もあるくらいなので、楽しみですね。

SONIC RADIO
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜 20時00分~21時00分
出演者:Shaula
番組ホームページ

メール:sonic@interfm.jp
ハッシュタグ:#SR897

※該当回の聴取期間は終了しました。

春風亭一之輔 × 草彅剛 初対面で意気投合 「今日から友達」「もちろんですよ!」と固い握手

俳優・草彅剛が5月17日(金)、落語家・春風亭一之輔がパーソナリティを務めるラジオ番組『春風亭一之輔 あなたとハッピー!』(ニッポン放送 毎週金曜8時~11時)に生出演、初対面ながら2人のトークは盛り上がり、「今日から友達」宣言のもと、固い握手を交わした。

春風亭一之輔、草彅剛

史に刻まれた古典落語の名作「柳田格之進」を白石和彌監督が完全映画化した草彅剛主演の時代劇映画『碁盤斬り』が5月17日(金)に公開となったが、「柳田格之進」は誇り高い武士の生きざまを描いた人情噺で、一之輔も同作品を口演している。

ひと足早く映画を鑑賞している一之輔が、柳田格之進という人物について、草彅自身の性格との相違を訊くと、「全然違いますね。(演じているとき)イライラしましたね」と明かす草彅。「すごく実直で、曲がったことが大嫌い」と一之輔がその役柄を言及すると、「でも、(格之進の役を)やっているうちに、僕の中にそういうものがないし、もしかすると現代に忘れ去られてるような、この格之進の貫き通す気持ちというのは大事なんじゃないかなと思えてきた」と語り、「そこからもう、このポスターの顔ですよ」と、同映画のポスタービジュアルで厳しい表情をしている経緯を明かした。

映画『碁盤斬り』 (C)2024「碁盤斬り」製作委員会

そして「ある男が言いました」として、伝えられた感想を次のように語った。「この映画は言葉の一言一言に重みがある。今、携帯とかテクノロジーが発達した時代だけど、この時代は携帯電話もないし、手紙を書いたりそこまで足を運んだりする。そういった意味では今この時代だからこそ見る映画なんじゃないかなと」……これが誰の発言なのかを一之輔が訊ねると、「香取慎吾くんが昨日言ってました。いい言葉だなと思ってジンとしちゃって」と明かした草彅。

また、稲垣吾郎についても「『新しい剛の顔が見られる』と映画コラムですごく褒めていただいて」と、嬉しそうに語ると、「『碁盤斬り』を見ると新しい草彅さんがわかる」と、一之輔も同意した。

春風亭一之輔、草彅剛、ニッポン放送・増山さやかアナウンサー

そして草彅が「ぜひ一之輔さんの『柳田格之進』を聴きたい」と熱望すると、「やりますよ。一対一で」と即答する一之輔。草彅が埼玉県春日部市出身であり、一之輔が埼玉県立春日部高校出身であるという共通点でも盛り上がると、初対面だった2人の距離はぐっと縮まり、「今日から僕たち、友達ということで」(一之輔)、「もちろんですよ!」(草彅)と言葉をかけあうと、固く握手を交わす2人であった。

 

映画『碁盤斬り』 (C)2024「碁盤斬り」製作委員会

映画『碁盤斬り』 5月17日(金)全国公開
(C)2024「碁盤斬り」製作委員会
配給:キノフィルムズ

STORY
浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。お絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

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