「無礼メン」から「BREIMEN」へ!初のアルバムもリリース

BREIMEN、ユージ

毎週土曜日、お茶の間で大人気のユージがInterFM897から送る全力投球プログラム『TECHNOS COLLEGE Young Blood』。1月25日の放送は、ゲストにBREIMENを迎えてお送りしました。

「無礼メン」から「BREIMEN」へ、初のアルバムもリリース!

ユージ:よろしくお願いします。高木祥太さんを中心にこのバンドが始まったってわけですね。

高木祥太(以下、高木):そうなんです。2015年にジャムセッションで知り合って。その後に当時のボーカルが脱退しちゃって、成り行きで僕がベース、ボーカルをやってて。

ユージ:2015年の時は漢字の無礼にカタカナのメンで「無礼メン」として活動してたんですよね?この時は文字通り無礼な感じだったんですかね?

高木:どうだったんでしょう。ちょっと見た目とかもみんなスーツでグラサンみたいな感じで、J-POPをバキバキにした際どい歌を歌って喧嘩売ってるみたいなコンセプトだったんですけど、なんか厳しいな、となって(笑)。

サトウカツシロ(以下、サトウ):ボーカルがハゲてて、ちょっといかつい人だったので。

ユージ:何歳ぐらいの人なんですか?

高木:今31くらいで。ボーカルが抜けて見た目的にもオラオラしてないっていうのと、僕がずっと曲書いてたんですけど、僕が歌うってなったらあんまりコンセプチュアルにできなくなっちゃって。それで、もう違うバンドだから名前変えようってことで今回のアルバムを出すタイミングで改名しました。

ユージ:それで英語表記のBREIMENになったんですね。そして、2018年から5人の新体制がスタートしたわけですが方向性とか変わったりしてますか?

池田優太(以下、池田):音楽性は変わってきた気がします。以前はオラオラポップってコンセプトだったので。

ユージ:オラオラポップに変わる新しいキャッチコピーってあります?

サトウ:なかなか思いつかないんですよね。なので今日ユージさんに考えてもらおうと思って(笑)。

ユージ:キャッチコピーって難しいですよね。

高木:僕たちもすごい考えて、結局マネージャーにお願いしたら適当なのが返ってきて(笑)。一応僕らの音楽はジャパニーズファンクって感じらしいんですけど。

ユージ:なるほど。ただキャッチーかって言ったら別にって感じですよね(笑)BREIMENは今年2月5日に初の全国流通盤「TITY」をリリースすると。このタイトルの意味は?

高木:みうらじゅんさんの漫画に「アイデン&ティティ」ていうのがありまして。映画にもなってるんですけど、それがめちゃくちゃ好きで。その映画で麻生久美子さんが演じる役がティティで。そして今回のアルバムの曲を見たら全部女の子のこと歌ってるなって思って、それで僕にとってのティティはなんなんだろうってところからタイトルを決めて。収録曲にはアイデンってタイトルの曲があるんですけど、ティティっていうタイトルができてから作った曲で。この曲でこのアルバムをまとめようと思いました。

ユージ:ティティって英語のスラングで「おっぱい」って意味なんですよね。

高木:この間、友達に言われて初めて気づいて。女の子のこと歌ってておっぱいならいいのかなって思います(笑)。

フロントマン・高木祥太の好きなタイプは?

ユージ:メッセージが来てます。「質問です。祥太くんの好きなタイプを教えてください」

高木:このスタジオに来る途中にカツシロと「好きな女の子のタイプを聞かれたらなんて答えるか決めてきた?」って話をしてて。絶対そんな質問ねーだろって思ってたんですけど、まさか来るとは(笑)。好きなタイプはあんまりなくて、共通してるのは目が大きいっていうのと、自分のスタイルがあるというか、そういうのがある人がいいですね。

ユージ:カツシロさんはそれを聞いてどう思いますか?

サトウ:僕が彼と長年付き合ってきて導き出した答えとしては、童顔でおっぱいが柔らかい女の子。

高木:ふざけんなよ(笑)。

ユージ:じゃあ、池田先生は?

池田:普通のことだけど、笑顔が可愛いとかね。あとは何事にも一生懸命でいるとか。

ユージ:例えば、彼女に呼ばれたい名前ってあります?

池田:呼んでくれるんだったらなんでもいいんですけど、池田でも優太でも。先生以外なら(笑)。

ユージ:結構ペアルックとかできるタイプ?

池田:あんまりこだわりがないので、これしてよって言われたら是非喜んでっていうスタンスだと思います。

ユージ:池田さん、味わい深いなあ(笑)。メッセージまた来ました。「お休みの日はどうしてますか?メンバー同士で遊びに行ったりしてますか?」とのことです。

高木:休みはBREIMEN内だと僕とカツシロと、あとメンバー外の2人の合わせて4人でよく温泉に行きますね。そのメンバーで遊んだりはします。池田先生とはプライベートで遊んだことない気がします。

池田:ビリヤードとかやったじゃん!

高木:ああ確かに(笑)。

ユージ:一応メンバーは仲良いんですよね?(笑)。

高木:ええ!

TECHNOS COLLEGE Young Blood
放送局:interfm
放送日時:毎週土曜 20時00分~21時00分
出演者:ユージ
番組ホームページ
公式Twitter

ハッシュタグ:#yb897
メール:yb897@interfm.jp

※該当回の聴取期間は終了しました。

トランプ大統領の弾劾裁判~日本の報道はこれだけ誤っている

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(1月27日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。現在行われているトランプ大統領の弾劾裁判について解説した。

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」

トランプ大統領弾劾裁判~弁護団が潔白を主張

ウクライナ疑惑をめぐり、トランプ大統領を罷免するかどうかを決める弾劾裁判は25日、大統領弁護団による冒頭陳述が行われた。冒頭陳述では「悪いことは何もしていない」として、大統領の潔白を主張している。

飯田)弁護団の冒頭陳述は最大3日間、合わせて24時間が割り当てられています。しかし、初日は2時間余りで終わりました。テレビを見る人が少ない週末で、アピールが難しいということもあったようです。弾劾裁判は上院で進んでいますが、どうご覧になっていますか?

須田)いまの取り上げ方に関しても、トランプさんに対して否定的ですよね。

飯田)日本のメディアは大体、こういう書きぶりになりますね。

須田)もっと激しい形でトランプ批判を展開している日本のメディアは多いですよね。この弾劾裁判が、正確に日本国内に伝えられているかどうかを考えてみると、まったく伝えられていません。そもそも2019年12月3日に下院で提出された報告書、これは下院でまとめられた報告書ですが、300ページに及ぶものです。これをきちんと読めば、いまの裁判が何を意味しているのかがよくわかるはずですが、多くのメディアは読んでいません。読んでいるとしても、無視しているとしか言いようがない。

「2020米大統領選」「再選へ大統領権限乱用」 ウクライナ疑惑を巡る弾劾調査について記者会見する、米下院情報特別委の委員長=2019年12月3日、米ワシントン(UPI=共同) ©共同通信社

圧力をかけて捜査中の検事総長を辞任に追い込んだバイデン元副大統領

須田)このなかでポイントは2つありまして、1つは何かと言うと、ジョー・バイデン元副大統領は「不適切なことは1つもしていない」ということを主張しています。息子さんがブリスマというウクライナのエネルギー会社に関係しているのですが、違法行為をしているということで、ウクライナの検察が捜査していました。その過程で検事総長が辞任しているのですよ。これに対して当時、バイデン副大統領が辞任させるように圧力をかけたということをトランプさんサイドは主張していますが、バイデン氏サイドは「圧力をかけていない」とは言っていません。「圧力をかけて辞めさせたけれども、それは当時の検事総長が汚職まみれだったから、辞めさせることが適切だったのだ」と。正義にかなった行為だったのだと言っています。

飯田)ウクライナの検事総長ですよね? それをアメリカの副大統領が圧力をかけて辞めさせて、大丈夫なのですか?

須田)内政干渉にならないのかなと思うのですがね。「とんでもない検事総長だったから」と書かれています。

米ワシントンで、弾劾訴追について述べるペロシ下院議長=2019年12月5日(ロイター=共同) ©共同通信社

ウクライナのゼレンスキー大統領に対して、「脅迫している」という強引な根拠

須田)2つ目は、トランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領に対して、「捜査をしなければ軍事支援を辞める」と脅迫したとされていますが、これに対してゼレンスキー大統領は「脅迫は受けていない」という証言をしている。ところが民主党は、報告書をまとめて弾劾するに当たり、相当数の証人を呼び出して証言を得ています。何人かの証人がこの証言をするにあたって、トランプ大統領から「そんな証言はするな」という脅迫を受けたと。脅迫と言うより、そういう電話がかかって来たことを「脅迫を受けた」と主張しているのですよ。「トランプ大統領は脅迫をする人だから、ゼレンスキー大統領に対しても脅迫をしている」と。しかも、ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の電話会談は公開されています。我々も見ることができます。それを見ても脅迫している箇所はどこにもないのだけれども、「そもそもトランプ大統領は脅迫する人間なのだから、脅迫しているのだ」というロジックなのです。

飯田)日本の報道だけを読むと、オープンになっている公式の電話のやり取りでは脅迫していないけれども、どこかで脅迫しているからトランプさんは弾劾訴追されているのだと思っている人が多いと思いますが、そのロジックですらないのですか?

ワシントンで、弾劾裁判の審理入りを前に記者団の取材に応じる検察官役のシフ米下院情報特別委員長(アメリカ・ワシントン)=2020年1月21日 ©時事通信

アダム・シフ~「2020年の大統領選挙でトランプ大統領による不正行為は必ず行われる」

須田)具体的な事実関係は何も出ていません。しかも下院は共和党からの承認申請、「この人を証人として呼んで話を聞いてやってくれ」ということに対しては、ことごとく却下しています。共和党サイドの証人は、誰1人証言していません。そしてもう1つ驚くべきことは、今回のトランプ大統領弾劾の火付け役と言われているアダム・シフさん。

飯田)アメリカの下院のどこかの委員長をやっていますよね。

須田)情報特別委員長を務めている方なのですが、この人が内部告発者という人に直接会って、今回の疑惑の一端を掴んだかというところで、すべての調査が進んでいます。ただ、「なぜあなたは弾劾をする必要があるのですか?」と聞かれて、「2020年の大統領選挙で、トランプ大統領による不正行為は必ず行われる」と答えています。「それを防止するために、いまから弾劾しなければならない」と。

飯田)未来を予言しているのですか? しかも、確実に不正が行われると。

「弾劾すべきではない」という世論調査の結果の原因

須田)これでみんなの良識がひっくり返ってしまったのです。「これはダメだ」と。

飯田)結論ありきではないですか。

須田)だから「弾劾すべきではない」という世論調査の結果がアメリカのマスコミ各社から出たのも、そういうところが原因です。

飯田)内部告発者と会っているのも、シフさんだけなのですよね。秘密は保持するから、内部告発者の人を呼んで話を聞こうと。それで本当に弾劾に値するのであれば仕方がない、という話をしても、シフ氏は頑なに呼ばないのですよね。

民主党はトランプ氏の再選を助けたかもしれない

須田)本当にそういう内部告発者がいるのかどうか、それすらわからないという状況なのですよ。中立的なメディアだと私が認識しているウォール・ストリート・ジャーナルは、こういう社説を書いています。「民主党はメディアとの歓喜のハイタッチ以外に何を成し遂げたのであろうか。民主党はトランプ氏の再選を助けたかもしれない。民主党におめでとうと言いたい」と。

飯田)客観的な流れを見ると、無理筋で弾劾しようとした民主党よりも、かえってトランプさんの評価が上がっている。

須田)だから接戦州と言われていて、共和党か民主党のどちらが勝つかわからない州においては、「弾劾すべきではない」という世論がどんどん上がっているという状況です。

飯田)アメリカは50州ありますけれども、6つか7つくらいですよね。激戦州と言われているところをどちらが取るかで、大統領選挙は決まると言われている。そこでトランプさんの評価が上がっているとなると、次の大統領選も…。民主党の方の大統領候補、これは指名争いです。アイオワで党員集会が2月に行われますけれども、僅差です。誰も抜きん出ていない状態が未だに続いているというのは、渦中のバイデンさんの支持率が下がりつつあって、バーニー・サンダースさんの支持率も上がらない。

須田)バイデンさん、サンダースさん、ウォーレンさんを含めて3者のうち1人といっても、疑惑まみれのバイデンさんなのか、極左のサンダースさんなのか、よくわからないウォーレンさんなのか…。

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