Afro Begue x 佐藤タイジ「こんなバンドが日本にあることを知って欲しい!」

2月29日のInterFM897『Love On Music』(DJ: 佐藤タイジ(シアターブルック)、サブDJ: ジョー横溝)は、Aflo Begueのオマール・ゲンデファルと津田悠佑を迎えてお送りしました。
ニューアルバム「Balkô」、この言葉があれば世界は平和!
佐藤タイジ(以下、佐藤):今夜のゲストはAflo Begueからオマールと津田さんです!よろしくお願いします。
ジョー横溝(以下、ジョー):改めてジャンベ(西アフリカの打楽器)マスターはどういう風に説明したらいいんですか?
オマール・ゲンデファル(以下、オマール):ジャンベ・マスターはジャンベの先生。特別な。
タイジ:でもオマールはグリオじゃん。
オマール:そう。伝承音楽家。
津田悠佑(以下、津田):日本語に訳すと「家元」ですね。
オマール:先祖代々で1,000年ぐらいやってる。多分ね。
ジョー:津田さんはAflo Begueに入ったきっかけってなんですか?
津田:最初オマールと一緒に組もうという話になり、一ヶ月後くらいに電話がきてスタジオ入って初めて合わせて。で、なんかやろうと。で、そこからリハーサルやってライブって感じでしたね。それが10年ぐらい前?メンバーは入れ替わりつつ。
オマール:最初は2人だけで、その後のベースとか入れたり。それで一回CD出そうってなって。
津田:最初はCDを2人で作ろうって言ってたんですよ。2人で楽器やりながら作ってた最中にオマールが「いいベーシスト見つけた」って言って。それできたのが、今のベーシストのスズケンで。彼は歌もいけて。
タイジ:Aflo Begueはコーラスすごいもんね。目を瞑って聴いてると、日本人がやってるとは思えないサウンドなんだよね。
津田:彼がガンガン歌うから、それに引っ張られていく感じですね。
タイジ:素晴らしいよね。日本にこんなのいるのかって感じで。最初、思わず笑ったもん。すごすぎて。
ジョー:Aflo Begueは去年3枚目のアルバムをリリースして。アルバムタイトルの「Balkô」はどんな意味なんですか?
津田:「Balkô」はウォロフ語(セネガルや周辺国の言語)で。
オマール:日本語で言うと「受け入れてください」みたいな。
ジョー:へえ。なんでまたそのタイトルを。
オマール:いろんなところで人に嫌なことをしてしまうことあるじゃん。分からなくても。だから、何かあっても受け入れてくださいと言いたい気持ちで。許してくださいって。
ジョー:確かにいろいろありますよね(笑)。
タイジ:みなさん、戦う前に「Balkô」ですよ。この言葉と音楽があれば世界は平和!
セネガル人・オマールの大好物は、味噌汁!?
ジョー:Aflo Begueは3月7日にライブがあって、これは、毎年恒例のオマール誕生日スペシャルナイトということで。おめでとうございます!オマールさん幾つになるの?
オマール:3月7日で39歳。
ジョー:どんなライブにしたいとかあるの?
津田:オマールの誕生日なのでその日は、ドーンと座っといてもらって僕たちが動きます。
オマール:色々あります。
ジョー:タイジさんも出るし、辻コースケも来るんでしょ?ジャンベ2人ってどうなるのよ!
タイジ:コースケのジャンベは低音が多いのよ。オマールのは高音が多くて。
ジョー:すごいと思いますよ、この日は。
ジョー:スタジオライブセッションのコーナーになるんですが、タイジさんは結構Aflo Begueとは、やってますよね。
タイジ:結構やってますけど、全部忘れました(笑)。いつも初めての気持ちで。オマールさんのジャンベが凄まじいので、楽しいんですよ。
オマール:私もタイジの曲聞くとイっちゃう。