TENGA広報「このツールを使って性へのタブー視を変えたいと思った」

The Dave Fromm Show ©InterFM897

3月6日のInterFM897『The Dave Fromm Show』内「嘉衛門 presents The Road」のコーナーは、TENGAグループ広報の西野芙美さんを迎えてお送りしました。

TENGAというツールを使って性へのタブー視を変えたいと思った

Dave Fromm(以下、Dave):よろしくお願いします。

西野芙美(以下、西野):よろしくお願いします。

Dave:西野さんは今そういう業務を担当しているんですか?

西野:株式会社TENGAで広報を担当しております。新商品が発売になった時にプレスリリースをしたり、こうして取材に対応させていただいたり、メディアに関する仕事全般をしています。

Dave:新商品ってそんなに出るもんなんですか?

西野:出ますね!今のペースですと週に一度、月に2つは商品が出ている状態です。

Dave:自分のイメージだと、TENGAって一個しかないイメージなんですけど。

西野:主力のTENGAのオナホールで80種類*ぐらいはあります。

Dave:そんなにあるんですか。これは男性用、女性用あるんですか?

西野:あります。男性用、女性用、カップル向けとありまして。SVRという商品があるんですけどそれは、男性器の根もとにシリコン状のワッカがあるのでそれをつけて、そこが振動するのでそのまま女性と性行為をしていただくと、女性器の外側に当たって気持ちいいという商品で。

Dave:それはバッテリー式?

西野:そうですね充電式で。水洗いも可能です。

Dave:この仕事に就いたきっかけは?

西野:大学の専攻は歴史だったんですが、ジェンダーとかセクシュアリティについて学んでいたんです。そうすると真面目なトーンで性について語ることがありまして、それって一般的には珍しいことだったので引かれたりはしてたんです。でもそういう話をしていると、その時は笑って聞いてたりしてても後で2人きりになりたいって言われて、性の相談とかをされることがよくあったんです。なんでこんなにこそこそ話さなきゃいけなかったり1人で抱え込んだりしなきゃいけないんだろうって思ってたんですけど、性がタブー視されすぎているのかなと感じて。その後、出版社に入社して、そこでジェンダーに関する本を出版することでタブー視を和らげられたらなと思っていたんですが、本ってメディアは年齢層が上の方には届くんですが若年層には届きにくいなと実感しまして。なのでTENGAというツールに載せて情報発信していけば、タブー視が和らげられるんじゃないかなと思って転職しました。

Dave:両親とかに反対されませんでした?

西野:されましたね。最初両親は、マスターベーションに関するツールを売っているメーカーって聞いた時にすごくいかがわしい反社会的な組織なんじゃないかと思ったらしくて。母親に「AVに出るの?」って言われて。そういうことではないですって説明したんですね。弊社は、TENGAヘルスケアっていうグループ会社があって、妊活を応援するアイテムとか身体に障害がある人でもTENGAを使える補助器具とかを送り出しているんですね。そういった活動を話すことで、なんか真面目な会社なんだねと徐々に理解を得られた感じでした。

Dave:昔だと歌舞伎町の裏通りかなんかに行って卑猥な怖そうなところに入っていって、こういうものが置いてあるみたいな時代じゃないんですね。

西野:アンダーグラウンドではなくてTENGAには、性を表通りに誰もが楽しめるものに変えていくってビジョンがあるんですけど。

デイヴ:TENGAっていうのはいつからスタートした会社なんですか?

西野:2005年に創業したので15年目です。

Dave:なるほど。男女別でどのくらいあるんですか?

西野:男性用が8割ですかね。というのも、男性用って使い切りから洗って使えるもの電動で動くものなどたくさんありまして、用途別にあるんですね。女性用だとバイブレーターが主流なので、商品数に違いは出てます。

デイヴ:女性用って結構売れてるんですか?

西野:おかげさまで。リップスティック型のバイブレータがあるんですけど、これは出荷数10万個は超えてますね。

Dave:カバンに入っていてもわからない。

西野:旅行先に持っていても大丈夫ですし。今年だと大丸梅田店に常設店を出店しまして。婦人服とか漢方のようなライフスタイルのお店の中に「IROHA」という女性向けブランドのストアがあるという状況ですね。

Dave:昔からすると考えられないですね。

西野:そうですね。

Dave:仕事をやっていて、からかわれたりとかあるんじゃないですか?

西野:ありますね。性についての話をするとなぜか誰とでも性交渉をする女だというふうに見られてしまったりとか、同じ女性として恥ずかしいと思われてしまったりとか、いろいろあります。

Dave:TENGAが150種類あると言ってましたけど、トレーニンググッズ?性育支援サプリメントというものがあると。

西野:メンズルーペというのが、自分のスマホで精子を観察できるセットなんですね。

Dave:観察する必要性がわからないんですけど(笑)。

西野:自由研究的に楽しんでいただく(笑)。でも、お子さんを持ちたいという方には意味のあるセットでして。

Dave:自分で見てもわかんないじゃないですか!

西野:病院で検査してもらうのが一番なんですけど、男性にとって病院に行くのってすごくハードルが高いものなんです。なので、簡単に見られるものでチェックしていただいて。これは正しい数値が出るのではなく目視で多いか少ないか動きがいいか悪いかわかるので、もし問題を感じたら病院に行ってねという商品ですね。

Dave:どうやって判断するんですか?

西野:スマホのアプリがありまして。そこに比較動画があるんですね。それと自分で録画した動画を照らし合わせて、判断してもらいます。

Dave:TENGAみたいな会社って外国にもあるんですか?

西野:日本だと男性向けのマスターベーションツールって一般的なんですけど、海外だとマスターベーションに対する風当たりが強いんですね。例えばアメリカだと、オナニーなんかする奴はセックスできないモテない奴だって言われることがあったりして。でも唯一フレッシュライトという懐中電灯の形をしたオナホールがアメリカにありまして。しかし、TENGAは一般商材として扱っていただけるようなホールを目指しているので、そういった意味ではライバル商品っていうのはなかなかないですね。

デイヴ:海外で一番売れているのは、どこの国なんですか?

西野:TENGAは69の国と地域で販売しているんですけど、今はアメリカと中国が伸びていますね。

Dave:なるほど。

* = 数字を訂正(3/11)

写真左からDave Fromm、西野芙美(TENGAグループ広報) ©InterFM897
The Dave Fromm Show
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜~金曜 16時00分~19時00分
出演者:Dave Fromm
番組ホームページ
公式Twitter
公式YouTube

ハッシュタグ:#DFS897
メール:dave@interfm.jp

※該当回の聴取期間は終了しました。

菅井友香、振付家TAKAHIROと当時の思い出を語る!

サントリー生ビールpresents『菅井友香の#今日も推しとがんばりき』のゲストにダンサー・振付家のTAKAHIROが登場し、菅井と出会った時の印象からグループ最後の楽曲「その日まで」についてまで菅井との思い出を語った。

-TAKAHIRO「菅井さんは不器用なんです」-

菅井とTAKAHIROの出会いは2016年。欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」の振り付けの時だったという。TAKAHIROは当時の菅井について、「菅井さんはいっぱい練習する子でした。いっぱい練習しましたね。『不協和音』の立ち方だけでとか、手の引っ張り方だけで、一時間ぐらいずっとやっていた」と当時のことを振り返った。

また、リスナーからの質問で菅井のグループ時代の最後の楽曲「その日まで」の振り付けにどんな意味を込めたのかについて問われたTAKAHIROは、「あの楽曲は全部が逆再生されるように作ってあったんですが、でも、過去のことだけではなく今の菅井さんが表現できることを大切に、前に進んでいけるように。菅井さんはいっぱい背負ってきましたので。だからそのリュックを一回置いて、ただただ走って風を感じられるように。そういう思いを込めて、振り付けをさせていただきました」と語った。

そんな「その日まで」はミュージックビデオの撮影中に釣りをしている人を待つために一時撮影が中断されることもあったという裏話も語ってくれた。

さらに、リスナーから菅井のパフォーマンスに関する裏話を聞かれたTAKAHIROは、「菅井さんは不器用なんです」と断言。しかし、その不器用さ故の長所があると語った。「不器用だけど、努力するという力を持っていた。感覚でみんながやれるところを努力で全部補おうとする。だから本当にその瞬間を任せたときに、ある程度までは要領のいい人が勝つんだけれども、そこから先の努力でもっと深めることができるから、ステージに立った時に誰よりも輝く瞬間がある」

菅井は、その様にやり遂げられたのはTAKAHIROの存在が大きかったと語り、「少年のような大人でずっと誰より近くにいてくださった」と当時TAKAHIROに感じていたことについて振り返った。

その他、「キミガイナイ」の振り付けについての話やTAKAHIROが櫻坂46の振り付けを考えるうえで一番大切にしていることなど、様々な話が語られた。そちらについては是非タイムフリーで

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