STAY HOMEに音楽の力を!11人の音楽家の極上選曲

music is music POWER OF MUSIC ~今こそ聴きたい音楽~ ©InterFM897

5月2日、InterFM897で放送した特別番組『music is music POWER OF MUSIC ~今こそ聴きたい音楽~』。11人の音楽家が「POWER OF MUSIC」の名の下に極上選曲。ナビゲーターのマスヤマコム曰く「この人はこうきたか、逆にこっちきたかとか、この人はさすがこうだ!など選曲の妙を楽しんでいただければ」とのこと。

選曲ミュージシャン:伊藤銀次/DAOKO/マイア・バルー/カジヒデキ/中島ノブユキ/高野寛/カヒミカリィ/挾間美帆/佐藤望/大貫妙子/寺尾紗穂(選曲順)

ナビゲーター:マスヤマコム、山内マリコ、Aimee Isobe、牧村憲一

Al Green - Let's Stay Together

「まさかのとんでもないことになっちゃったいまだからこそ、マイナスに考えてもしょうがない。こんな時はガッツと愛に溢れたソウルミュージックで元気になろうぜ。今はみんな会えないけれど明るい未来がきっと来ると信じて、トンネルの出口が見えるのを待つ思いは一緒さ。OK!Let’s Stay to together。元気を出していこう。Enjoy!」(伊藤銀次)

マスヤマコム:(以下、マスヤマ)AL GREENなんですけど、まぁこれ1971年のアメリカでみんな知っているような曲です。

山内マリコ(以下、山内):映画『パルプ・フィクション』のサントラで聴いたことありましたね。

南佳孝「これで準備 OK」

「デートのためにオシャレ準備中。陽気でキザなこの楽曲70th ファッションに身を包みマスクは忘れずに。ステップを踏みながら近所のスーパーへ買い物に行くのも良し。しっとりクラシックやアンビエントなんかもいいけど、たまにはこんな曲もどうでしょう?」(DAOKO)

山内:これスーパーに行くのにちょっとオシャレしたくなる感じですね。

マスヤマ:選曲がさ、よく考えたら変だよね。やっぱこの'76年の今ブームのシティミュージックを'97年生まれのラッパー少女が選ぶっていう。実は本人にさっき聞いたんですけど、お父さんが入り口なんだって。だから、シュガーベイブとかそういうシティミュージック。リアルタイムでどこか子供時に聞いてそれで育ったところなんでしょうね。ところで70'sファッションってどんな感じ?

山内:基本テンションは、私フォークロア調のイメージなんですけど。

マスヤマ:あぁ、そうか、それだったらDAOKOさんありかもしれないですね。

ラ・キャラバン・パス「りんご追分」

「フランスではほぼ1ヶ月前から自粛しています。世界が揺れ動いているの、家で見届けながら。ミュージシャン達は鮮明にコラボとクリエイトをしています。日本にも何度も来日したクレイジージプシーバンドに誘われ、ビデオセッションでリンゴ追分を歌いました」(マイア・バルー)

マスヤマ:楽曲は、1952年の美空ひばりが15歳の時の曲です。マイアさんはフランスに住んでいるので、ロックダウンで向こうは外に出られないので、ミュージシャンと映像でコラボしているという。YouTubeで探すと出てくると思いますけど。実は、彼女がたぶん高校生ぐらいの頃から二十歳ぐらいかな?ご自宅で会ったことがあって、ご本人は覚えてないと思いますけど。僕のフランス人の友達がピエール・バルーさんの友達で。いろんな理由で呼ばれて行って、みんなでなたこ焼きパーティーしたりして。それで、兄弟とかとモノポリーしたことがある。

山内:なにそれー!超楽しそう。

Georgie Fame - Sitting In The Park

「僕にとっての日常は毎週末にやってくるフットボールの試合の観戦。僕はロンドンのチェルシーFCのサポ。コロナウイルスのせいで世界の多くの国のスポーツも音楽もアートもストップしている。早く日常が戻ってきてほしいとみんなが願ってる。今はお家の椅子に座って、英国風の温かいミルクティーを飲んで過ごそう」(カジヒデキ)

マスヤマ:今の曲は1966年のGeorgie FameってイギリスのR&Bシンガーで、当時は割とThe Beatlesと同じぐらいのヒット出したりしてて。なんか渋い選曲なんですよね。さすがカジさん、音楽をすごい聴いてるから。

山内:ミルクティー美味しいですよね、私も最近、毎朝飲んでいます。砂糖はめちゃくちゃ入れます。香港のミルクティーってめちゃくちゃ甘くするんですよ。私それが好きで。

マスヤマ:イギリス行って、甘い紅茶飲んでいるとびっくりされるよ。ミルクしか入れないから。

Jane Birkin - La javanaise

「地球規模のこの惨状の中、大切なのは身近な人同士の助け合い、いたわりあい、励まし合いなのだということを実感します。本来なら4月に Jane birkin の日本ツアーが行われるはずでした。ツアーを行える日が来ることを祈りながら、そして1日でも早く地球が日常を取り戻す日がくることを祈りながらこの曲を選びました」(中島ノブユキ)

マスヤマ:中島ノブユキさんは、もうそれこそJane birkinの音楽監督として世界ツアーを一緒にやったりしていて音楽パートナーですよ。日本でもNHKの『八重の桜』(大河ドラマ)の音楽やったりとかね。この曲はもともと1963年にSerge Gainsbourg(セルジュ・ゲンズブール:故人)が、Juliette Gréco(ジュリエット・グレコ)っていうシャンソン歌手ですけど、彼女のために、二人で夜、なんかいい感じでシャンパン飲んでたら曲ができたんで翌日プレゼントしましたっていう話があるらしいけど(笑)、素晴らしい。映画『シェイプ・オブ・ウォーター』でも、この曲の別のバージョンが使われてるらしいですよ。

山内:そうなんですね、Guillermo del Toro(ギレルモ・デル・トロ)の作品ですよね。

高野寛 with Michael Kaneko「STAY」

「会いたいのに会えないのはもどかしいですよね。そんな世界中の人々の今の気持ちをラブソングで表現してみました。origami Home SessionsのMichael Kanekoさんのトラックに書き下ろしの歌・曲をのせて歌っています。『バンドキャンプ』で配信中です」(高野寛)

山内:「STAY」っていう曲名が本当にまさに今っぽいですね。あと高野さんの声、今聴くとめちゃくちゃ沁みますね。優しい。

マスヤマ:いまネット上でライブとかは、試みをされてるんですけども。いろんなネット上のレーベルの曲、バックトラックを聴いてたら自分が作っていた曲にピッタリ合うんじゃないかってことで、それに載せて歌詞を作ったっていう。これがゼロの状態、デモの状態から仮ミックス、それから完成品というのが高野さんのnoteを見ると全部聴けるんで面白いですよ。

Kan Sano×環ROYが飛び入り参加! henlyworkが東京の街の音をサンプリングした楽曲【音源あり】

11月23日(月・祝)、J-WAVEでは勤労感謝の日を「道や車、ドライバーに感謝をする1日」とし、「感車(かんしゃ)」と「ありが道(とう)」の気持ちを込めて、リアルな展開も織り交ぜながら届ける特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL JAPAN SMART DRIVER presents THANKS TO LA STRADA』(ナビゲーター:小山薫堂・増井なぎさ)を、9時間にわたりオンエアした。

ここでは、この番組でアーティストのhenlywork、Kan Sano、環ROYが偶然出会ったことをきっかけ生まれた楽曲『SOUNDS OF LA STRADA』の制作の様子を紹介しよう。

思いもよらない展開から生まれた車を連想させる1曲

番組では、生活の中にあふれる音を収集して音楽を制作するアーティスト・henlyworkが、JAPAN SMART DRIVERのコンセプトカー、ほめるパトカー「ホメパト」に乗って東京の道をドライブしながら、そこにある声や音を採取して番組放送中に1曲の楽曲『SOUNDS OF LA STRADA』を制作した。

henlyworkは食材を食べる音や調理音からその場で音楽をつくりだすなど料理と音楽の融合を行う「EAT BEAT!」を主宰するなど、即興的なパフォーマンスを得意としつつ、音楽制作の過程にも独自のセンスを発揮する。

東京の街のさまざまな音を採取したhenlywork。スタジオに戻り曲作りに取りかかると、同番組でゲスト出演したKan Sanoとのセッションが実現。henlyworkは突然の共演を喜んだ。

・Kan Sano ゲスト出演の様子
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20201123152009(2020年11月30日28時59分まで)

増井:今日はどんなところで音を拾ってきたんですか?
henlywork:朝スタジオを出てから、三田にある法音寺さんで車のおはらいをしてもらって、そこから渋谷のスクランブル交差点のど真ん中で雑踏の音を録りました。そこから東京湾のお台場の方に行き、せっかくなので車を降りて海の音を拾ったりして戻ってきました。

さらに、楽曲制作中のhenlyworkに偶然の出会いが。別のスタジオで収録をしていたラッパーの環ROYも飛び入り参加することになり、henlywork、Kan Sano、そして環ROYと、この日でしか生まれないセッションが実現した。

増井:3人のセッションでさらに曲作りって難しくなかったですか?
henlywork:もう何がなんだか分かってないですね(笑)。でも。こうしてゲストで曲作りに入ってもらって感無量です。

完成した楽曲は…

早速、henlyworkは一日を通して完成した『SOUNDS OF LA STRADA』henlywork FEAT. Kan Sano / 環ROY を披露した。

『SOUNDS OF LA STRADA』henlywork FEAT. Kan Sano / 環ROY
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20201123171802(2020年11月30日28時59分まで)

henlyworkが採取した東京の街のざわめきや車のエンジン音やウインカー音、Kan Sanoのキラキラと輝くようなメロディー、そして環ROYの「どこまでも続く道を1、2 と走り出す姿」を連想させるようなラップが混ざり合い生まれた1曲。

聴き終わると、小山は「今作ったわけなんですよね」とその完成度の高さに驚いた。

henlywork:鳥肌が立ちました。みなさんありがとうございます!
小山:すごいクールなんですけど、ちょとコミカルな感じもありましたね。
henlywork:車のエンジン音とかドアを閉める音も混ぜ込みました。
小山:自分の車でもう一度聴きたいですね。

Kan Sanoと環ROYは突然のセッションを終えた感想を語った。

Kan Sano:ものすごい楽しかったです。ライブ感がすごかったですね。人とセッションするのも久々で、しかも生放送。貴重な機会を本当にありがとうございました。
増井:henlyworkさんが採取した東京の音はどうでした?
Kan Sano:僕も外に行ってフィールドレコーディングとかやったこととかあるんですけど、けっこう大変な作業なんです。henlyworkさんが今日一日それをやられてきたということで、最後にこういう曲になってよかったですね。環(ROY)さんの力も大きいですけど。
環ROY:「六本木の高い所にいるな」と思って、夜景を見ながら作りました(笑)。
増井:六本木ヒルズ33階のスタジオから、言葉を曲にのせてもらったわけですね。偶然の出会いとは思えないような3人のコラボレーションでしたね。
henlywork:ヤバいっすね(笑)。

思いもよらないかたちで生まれた楽曲『SOUNDS OF LA STRADA』。今回の展開に終始興奮を隠せない様子のhenlyworkだった。

環ROYはニューアルバム『Anyways』を、Kan Sanoはニューアルバム『Susanna』をリリース。ぜひチェックしてほしい。

Facebook

ページトップへ