5月はさかいゆうが登場!Kiss FM KOBEアーティストコラボ企画「with Kiss」
2021.05.11 up
Kissnerの皆さんに支えられ、2020年開局30周年を迎え、また2021年4月1日より瀬戸内海を広く見渡す中突堤旅客ターミナル横(神戸メリケンパークオリエンタルホテル2階)に移転、新しいスタジオから放送をお送りしています。再開発が加速するベイエリアから、これからも音楽の街=神戸のMUSIC STATIONとして、アーティストの皆様の良質な音楽を神戸・兵庫のKissnerの皆様にお届けします。
2021年5月の「with Kiss」は、5月12日にnew album 「愛の出番 + thanks to」を リリースするさかいゆうさんとコラボレート。5月12日(火)Kiss Music Presenter内16時台に、特別番組「さかいゆう with Kiss」をオンエア! また、5月中、さかいゆうさんからのメッセージを毎日オンエアしています。
※該当回の聴取期間は終了しました。
野党はハーゲンダッツで通常国会の大幅延長を勝ち取ったことがある!?
2025.01.24 up
1月24日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは国対(国会対策委員会)について、ノンフィクション作家・常井健一氏に話を伺った。
常井健一 「国対って、まさに“昭和の権化”でありまして……」
長野智子 「昭和(笑)。なるほど」
常井 「55年体制下では、与野党の国対で飲み会をやったりとか賭け麻雀をやったりとか、まさに料亭政治そのものだったんですね。一緒に飲み会をすることで与党と野党が水面下で手を握って、野党の見せ場を作る代わりに与党の予算案を通してもらうっていうような慣習があったわけですけども」
鈴木敏夫(文化放送解説委員) 「お金も飛び交った?」
常井 「そうですね。まぁ今の時代はスマホで密談もできますし、近代化は進んできたんですけれども、それでもやっぱり与野党どっちも国対の担当になったら、やっぱり『雑談でも会食でもいいから、とにかく他党の人間と一緒にいる時間を増やすんだ』っていうふうに言われるんですよ。そこでよく話題になるのが、お菓子の差し入れです。与野党間だけじゃなくて野党同士も送り合うんですね。シュークリームとかドーナツとか。これは『我々の要求を甘く見てね』というふうなシャレもきかせてるそうなんですよ」
長野 「えっ、そうなんですか?」
常井 「はい(笑)。日常会話が生まれるわけなんですよ。もっとお菓子にまつわるエピソードを話すと、自民党の国対委員長の部屋に冷蔵庫があるんですけども、その中にハーゲンダッツのアイスクリームがいっぱいストックされているんですよ。手のひらサイズの小ちゃいやつ。野党はこれを利用して通常国会の大幅延長を勝ち取ったことがあるんですよ」
長野 「どういう意味ですか?」
常井 「これね、辻元清美さんが国対委員長をやっていた時に直接聞いた漫画みたいな話なんですけど。予算委員会の質問時間って慣例では2対8、与党が2、野党が8の割合で配分されるんですけれども。たとえば1日7時間の審議だったら、与党が1時間半、野党が5時間半という感じで分けるんですけども、2018年の安倍政権っていうのは強気で『5対5でいこう』っていうふうに迫ってきたんです。そこで野党としては『大変なことになった』って言って、辻元さんが電卓を持って自民党の国対室に乗り込んだんですね。当時は森山裕さんが自民党の国対委員長だったので、電卓をバチバチ叩いて時間の計算をして『これでどうだ!これでどうだ!』っていうふうにお互い数字を見せ合うと。そのうちに『5対5』と言い張っていた自民党が最終的には慣例通りの2対8に落ち着いたそうなんですが」
鈴木 「すごい押し戻し方ですね」
常井 「その間、二人でハーゲンダッツのアイスクリームを食べながらやっていたらしいんですよね」
長野 「一体いくつ食べたんですかね(笑)」