永野「骨あるタレントは、私と平野ノラしかいない!」 共に揺るがずに抱く『テレビ・ラジオ愛』を熱弁

3月25日(月)、お笑いタレント・永野がパーソナリティを務めるラジオ番組「永野 ザ・ラジオショー」(ニッポン放送 ※春休みのナイツの代演)が放送。テレビ・ラジオ愛について熱く語る一幕があった。

平野ノラ、永野

「ラジオショー」月曜パートナーの平野ノラのバブリーキャラと近い時期に、“ピカソより普通にラッセンが好き~”のフレーズでブレイクした永野。『ザ・イロモネア』(TBSテレビ系)では、「髪の毛かき上げ隊」というユニットを組んだことも2人だが、永野は、最初のブレイク時と現代の芸能界の違いを激白した。

永野:知ってるノラちゃん? 今売れてる人って、若手だけど仕事選ぶらしいの。

平野:すごいですね。

永野:「これはできません」とか。

平野:それ、「できない」ってことは、それ相応のことなんですか? どのレベルをできないって?

永野:それこそ、「イメージ」のレベルじゃない? ラジオ、テレビとかCMとか関係なく、「自分のイメージに合わないからやらない」とか、そういうこと。

平野:CMでも?

永野:CMでも、「戦略」というか。

平野:いくらもらえるか知ってんのかしら。

永野:何でもやるよね。CMもらえるなら!

平野:(食い気味に)何でもやるよ!

永野:吐いても食うよね。食えないものを!

平野:吐いても食うよ(笑)

永野:それは本当に、以前はそういうムードで。今は、もうテレビ一強じゃなくなったじゃん。

平野:そうですね。

永野:配信とかがコロナ以降増えちゃったから。

平野:確かにね、表現の自由がね。

永野:俺と平野ノラ以外が、全員日和(ひよ)ってるんですよ。業界が。マジで! 俺が売れた時、「テレビの世界へようこそ」って面した奴いたんですよ。同世代の芸人とかが。「俺、テレビの永久切符持ってるけども、お前、ただテレビ出ただけだからな」って奴が、コロナ以降焦ってキャンプ始めたですよ。

(一同 爆笑)

永野:でもそいつらのキャンプって、ヒロシさんのと違って、グッとこないですよね、なんか。

平野:なるほどね。

永野:つまり、骨あるタレントが、私と平野ノラしかいないの。

(一同 爆笑)

永野:あとは、もし生きてらっしゃったら勝新太郎さんとか。

平野:(爆笑しながら)勝新さんと私たち同じだったんですか。

平野ノラ、永野

その後も永野は、かつて自分たちを蔑んできた存在が配信で活躍したり、家族を背負って劇場に立つことを引き合いに出し「我々だけなんですよ“テレビの踊り子”」と永野節を炸裂させ笑いを誘った。そんな中、「元気なテレビっていうのを復活させたいなっていう、結局“テレビ愛・ラジオ愛”に行き着くというのをわかって欲しい」と語り真剣な一面を見せつつも、最後は「結局。これ言いたかったけど『俺達に仕事くれ!』」と本音を明かし、スタジオを沸かせた。

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永野 ザ・ラジオショー
放送局:ニッポン放送
放送日時:2024年3月25日 月曜日 13時00分~14時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

春風亭一之輔 × 草彅剛 初対面で意気投合 「今日から友達」「もちろんですよ!」と固い握手

俳優・草彅剛が5月17日(金)、落語家・春風亭一之輔がパーソナリティを務めるラジオ番組『春風亭一之輔 あなたとハッピー!』(ニッポン放送 毎週金曜8時~11時)に生出演、初対面ながら2人のトークは盛り上がり、「今日から友達」宣言のもと、固い握手を交わした。

春風亭一之輔、草彅剛

史に刻まれた古典落語の名作「柳田格之進」を白石和彌監督が完全映画化した草彅剛主演の時代劇映画『碁盤斬り』が5月17日(金)に公開となったが、「柳田格之進」は誇り高い武士の生きざまを描いた人情噺で、一之輔も同作品を口演している。

ひと足早く映画を鑑賞している一之輔が、柳田格之進という人物について、草彅自身の性格との相違を訊くと、「全然違いますね。(演じているとき)イライラしましたね」と明かす草彅。「すごく実直で、曲がったことが大嫌い」と一之輔がその役柄を言及すると、「でも、(格之進の役を)やっているうちに、僕の中にそういうものがないし、もしかすると現代に忘れ去られてるような、この格之進の貫き通す気持ちというのは大事なんじゃないかなと思えてきた」と語り、「そこからもう、このポスターの顔ですよ」と、同映画のポスタービジュアルで厳しい表情をしている経緯を明かした。

映画『碁盤斬り』 (C)2024「碁盤斬り」製作委員会

そして「ある男が言いました」として、伝えられた感想を次のように語った。「この映画は言葉の一言一言に重みがある。今、携帯とかテクノロジーが発達した時代だけど、この時代は携帯電話もないし、手紙を書いたりそこまで足を運んだりする。そういった意味では今この時代だからこそ見る映画なんじゃないかなと」……これが誰の発言なのかを一之輔が訊ねると、「香取慎吾くんが昨日言ってました。いい言葉だなと思ってジンとしちゃって」と明かした草彅。

また、稲垣吾郎についても「『新しい剛の顔が見られる』と映画コラムですごく褒めていただいて」と、嬉しそうに語ると、「『碁盤斬り』を見ると新しい草彅さんがわかる」と、一之輔も同意した。

春風亭一之輔、草彅剛、ニッポン放送・増山さやかアナウンサー

そして草彅が「ぜひ一之輔さんの『柳田格之進』を聴きたい」と熱望すると、「やりますよ。一対一で」と即答する一之輔。草彅が埼玉県春日部市出身であり、一之輔が埼玉県立春日部高校出身であるという共通点でも盛り上がると、初対面だった2人の距離はぐっと縮まり、「今日から僕たち、友達ということで」(一之輔)、「もちろんですよ!」(草彅)と言葉をかけあうと、固く握手を交わす2人であった。

 

映画『碁盤斬り』 (C)2024「碁盤斬り」製作委員会

映画『碁盤斬り』 5月17日(金)全国公開
(C)2024「碁盤斬り」製作委員会
配給:キノフィルムズ

STORY
浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。お絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

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