市原市公園に車突入事故~再考すべき現在の「安易になりすぎた運転操作」

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(5月16日放送)にジャーナリストの鈴木哲夫が出演。市原市での公園事故のニュースについて解説した。

コインパーキング(下)から公園(上)に乗用車が突っ込んだ現場=2019年5月15日午後、千葉県市原市(共同通信社ヘリから) 写真提供:共同通信社

千葉県市原市の公園で遊ぶ園児らに車突っ込み、保育士重傷

5月15日、千葉県市原市の公園で遊んでいた保育園児らの近くに乗用車が突っ込む事故が起きた。園児らにけがはなかったが、庇おうとした女性保育士が右足を骨折する重傷を負っている。市原警察署は運転していた自称無職の泉水卓容疑者(65)を自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕した。

飯田)公園の向かいにあったコインパーキングで料金を払おうとして停止した後、車が急発進したと述べているということです。

鈴木)私は現場に行っていませんが、テレビ等の映像を見てみると、出て来てそのまま一直線に行ってしまったという感じですよね。アクセルとブレーキの踏み間違えだったのか何なのかを含めて、その辺りがこれからの捜査のポイントになって来るのでしょう。交通事故の犠牲が減って来ていると言われていますが、痛ましい事故が続いているではないですか。子供の犠牲が多いということと、運転している人が割と高齢の方だということがポイントです。
この前、あるテレビ番組で最近の交通事故や煽り運転についての議論をしました。いろいろな意見が出ていましたが、私も同感だったのが、最近の運転技術そのものがどうなのかということです。僕らのころは運転免許証を取るときにマニュアルがあったではないですか。

飯田)私もマニュアルで取りました。

鈴木)ですよね。マニュアルだとローで1回、クラッチを足で踏みかえて、ギアを左手で入れて、前も見ていなければいけない。すごい技術でしたよね、マニュアル運転というものは。

飯田)手足をバラバラに動かさないといけない。坂道発進などは左足でクラッチを半クラッチにして、踏み込みながらギアを変えないといけなかったり。

鈴木)そうなのですよ。運転免許証を取るには頭も必要だし、瞬発力も必要、運動神経も必要で、かなり特別なことだと思ってピリピリしながら運転しました。いまはもうオートマチックで割と手軽に運転免許証が取れる。そういうところもあるのではないかという意見が出ていました。

飯田)坂道発進とか少し恐怖でしたものね。「大丈夫か、俺にできるか」みたいな。

鈴木)怖かったでしょう? とにかく止まるな、坂道を上がったときに信号が赤になるなというね。

飯田)横で教官にブレーキを踏まれたりしてね。

鈴木)それは言い換えれば運転時の緊張感なのですが、いまはオートマチックでそういうものがない。それから、車の性能がすごく良くなっている。いまはバックするときに後ろを見ずにモニターを見ているのですよ。

飯田)あれは怖いですよね。バックミラーを見たりしないのですよ。ずっと手元を見ている。

鈴木)僕もそれがすごく怖くて。後ろに進んでいるのだから、体も顔も後ろを向きながら行かなければいけないのに、前を見ている。変な言い方をすると、テレビゲームのなかで操作をしているような感じがします。体感を使っての運転ではなくなっているのです。車の性能が良すぎるために、どうしても運転技術がそこに甘えてしまう。

飯田)確かにね。

鈴木)そんなこともあるのかなと思います。全体的に教習所で何を教えるかも含めて、そういうことを行う必要があるのではないでしょうか。

飯田)例えば免許更新の際は、そういう便利な道具というものを抜きにして運転できるのかをチェックするとか。

鈴木)そういう視点が、この問題には必要かなという気がします。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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菅田将暉らと共演した注目の16歳・YOSHIの魅力って? ローラから期待のコメント到着

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)のワンコーナー「MUSIC+1」。5月15日(水)オンエアでは、モデルや俳優として活躍する16歳、YOSHIさんが登場しました。

YOSHIさんは13歳のとき、OFF-WHITEのデザイナー兼ルイ・ヴィトンのディレクターであるヴァージル・アブローに見出されたことをきっかけに、モデルとして活動するように。『Forbes』が開催した次代を担う30歳未満のイノベーターを表彰する「30 UNDER 30 JAPAN」のアート部門でその一人に選出されました。さらに、9月6日(金)公開の映画『タロウのバカ』で、俳優初挑戦にして主演、菅田将暉さんや大河さんと共演します。
 

 


そんなYOSHIさんの魅力とは? YOSHIさんをよく知る、インターナショナルモード誌『Numéro TOKYO』編集長の田中杏子さんもゲストに登場し、お話を伺いました。


■ツキがツキを呼ぶ「怪物」級の16歳

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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香港人の父と、日本人の母をもつYOSHIさん。YOSHIさん自身は広島に生まれ、3歳で東京に引っ越しました。この日は初めてのラジオ出演。YOSHIさんについて、田中さんは、「怪物ですね」と即答。

田中:「16歳ってこんな感じだよね」っていうのを完全に逸脱していて、秀逸な存在です。「これはこうじゃないといけない」といったリミットがなくて生き生きとしていて、見た目もかわいい!
YOSHI:ありがとうございます。
田中:態度が大きいこともなく、しなやかに人の懐に入ってくる可愛らしさもあって、「この子は何者なんだ」と思うほど、すごくいい子です。
YOSHI:すごく嬉しい!
田中:ファッションも、オシャレでセンスがよくて、自分のものにしていて、自分のスタイルがあります。

ヴァージル・アブローに見出されたきっかけは?

YOSHI:OFF-WHITEが南青山のお店を開くときにBabylonとコラボしていて、そのコラボ商品を見に行ったんです。そしたらたまたまヴァージル・アブローがいて、僕が腰に巻くベルトを首に巻いていたら、ヴァージルが「そのアイデアはすごくおもしろい」ってインスタグラムにアップしてくれて、そこからインタビューがくるようになって、気がついたらファッション業界の人になってました。
サッシャ:その発想の柔軟さは経営者ならではですね。
田中:人との接し方も自然だから、ヴァージルも声をかけたくなったんだと思います。


■音楽活動も開始

 

 

 

 

 


5月15日には初のアルバム『SEX IS LIFE』を配信リリース。なぜ、音楽活動をすることになったのでしょうか。

YOSHI:友だちがミュージックビデオを撮影するというから、遊びに行ったんです。DJブースの横で歌っていたら、プロデューサーが「歌がうまいから、一緒に曲をやろうよ」と言ってくれました。自分で言うのもおかしいけど、歌声には自信があったんです。作ってみたら「これはいける!」ってなって、およそ1年でできました。

放送ではアルバム収録曲から『CHERRY BOY』をオンエアしました。「僕の世界観のパンクさと現代のトラップとかヒップホップ感を出した曲になっています」とYOSHIさん。曲の最後にはYOSHIさんが「今、レコーディングスタジオですけど」と、お母さんと電話で話している様子の声も入っています。

YOSHI:これはマジでお母さんから電話かかってきて。「これ入れちゃおう」ってなって入れちゃったんです。


■CM撮影で安倍総理と共演

 

 

 

 

 


また、YOSHIさんは安倍総理ともCMで共演しました。自由民主党のCM動画の新時代編に、さまざまな世界で活躍する10代の若者代表として出演しています。

YOSHI:撮影現場がすごくて、安倍総理が来たときは周りの空気がピリッとしていて緊張していたけど、話してみたらすごく気さくな人で、優しかったです。スーツもめっちゃ格好よくて、似合ってて、生地が光ってるんです。


■ローラからコメント「スペシャルクレイジーなハッピーボーイ」

そのほか、ローラさんもYOSHIさんに注目。メッセージが届けられました。

ローラ「YOSHIは、スペシャルクレイジーなハッピーボーイ。自信にあふれていて、将来の目標がしっかりしているの。日本の新しい音楽の道を開いて、次の世代の人たちが憧れる、クレイジーだけどいい子になってくれることを期待しています」

カニエ・ウエストのコンサルタントを務め、ヴァージルの古くからの友人でもある、デザイナー兼クリエイターのヘロン・プレストンさんからもメッセージが寄せられました。

プレストン「YOSHIはいいエナジーを持っていて、本当に面白い。クレイジーだけど、芯があって、話していて刺激になる。来年の春夏でコラボも考えてみようかと話したりもしていました。これからもYOSHIのままで、そのスタイルを崩さず、いろいろなことにチャレンジしてほしい」

増井:みんな「クレイジー」って言ってますね(笑)。
YOSHI:自分でも自覚はあるんですけど、ねじが抜けてるんです。
サッシャ:自分で言ってる(笑)。
YOSHI:ここまでくると、自覚しないとダメなんじゃないかと思って。

映画初出演にして主演をつとめる映画『タロウのバカ』では、菅田将暉さんや太賀さんと共演。既に作品を鑑賞した田中さんは「すごい人たちに囲まれて、どんな演技なんだろうと思って観たら、主演といわれるような演技をしていた」と絶賛しました。9月6日の公開をお楽しみに。

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時−13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone

 

 

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