ダーリンハニー吉川正洋~18万円する駅弁「日光埋蔵金弁当」の中身

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、お笑いコンビ・ダーリンハニーの吉川正洋が出演。芸能界屈指の鉄道ファンである吉川に駅弁の楽しみ方について訊いた。

黒木)今週のゲストは芸能界を代表する鉄道ファン、お笑いコンビ「ダーリンハニー」の吉川正洋さんです。鉄道と言えば、駅弁が切り離せませんよね。吉川流駅弁の楽しみ方はあるのですか?

吉川)いままで1000食以上は食べていると思います。いまは東京駅でも全国の駅弁を食べることができますよね。僕は「先走り弁」というものをやっています。

黒木)ほうほう。

吉川)例えば、北海道に行くとしますよね。まず、東京駅で先に北海道の駅弁を食べるのですよ。そして、気分を高めて北海道へ行くと、テンションが北海道モードに上がって行きます。

黒木)北海道から戻るときは、東京の駅弁を食べるのですか?

吉川)戻るときは東京の駅弁を食べると「戻るのだな」と思いますし、あとは「途中駅弁」というものもやっていまして、北海道へ行くときは仙台に停まりますよね。北海道へ行くけれど、駅弁では仙台を感じたいというときには、仙台の駅弁を食べたりします。いろいろな楽しみ方をしています。

黒木)駅弁のお値段はピンキリですけれど、だいたいいくらくらいのものがいいですか?

吉川)安いと数百円で買えるものもありますし、2000円、3000円するものもあります。あと、「日光埋蔵金弁当」は10万円以上するのですよ。

黒木)え?

吉川)日光彫りという豪華な器に入っています。

黒木)まず器から、お土産になるわけですね。10万円?

吉川)そうなのです。10万円以上するのですよ。

黒木)それは召し上がりました?

吉川)1回だけ。

黒木)どうでしたか?

吉川)それはもう極上でしたね。

黒木)何が入っていましたか? 日光と言うと、川魚という感じがしますけれど。

吉川)お肉とか、キャビアも入っていました。

黒木)えっ、キャビア?

吉川)中身がとにかく豪華でした。リーズナブルなものもありますし、高級なものもあります。いまは健康志向のカロリー計算をされたものもあります。僕がオススメなのは、熊本にある人吉駅の、「鮎ずし」という駅弁があります。鮎が丸々1本入っている美味しい駅弁なのですが、その人吉駅は未だに立ち売りです。

黒木)こう、持って。

吉川)そうなのです。立ち売りで買えるところは、いまはもう数ヵ所しかなくて、その道一筋50年の75歳の方が売っているのですが、いい声をされているのですよ。

黒木)どんな声ですか?

吉川)「弁当~弁当~」という、もっともっと味のあるいい声をされていまして。駅で買うのもいいですが、立ち売りから買うというのはいいですね。

黒木)情緒がありますよね。鉄道で旅行している気分になります。


ダーリンハニー・吉川正洋/お笑い芸人

■1977年・東京都出身。
■和光学園、和光大学人文学部文学科卒。
■高校生のときに長嶋トモヒコとお笑いコンビ「ダーリンハニー」を結成。
■2000年にプロデビュー後、ライブを中心に活動。
■幼少期からの電車ファンで、現在は芸能界屈指の電車ファンとして数々のメディアに出演。『タモリ倶楽部』『新・鉄道ひとり旅』『笑神様は突然に』など人気番組に多数出演するほか、著書『ダーリンハニー吉川の全国縦断鉄博巡り』を刊行。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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春風亭一之輔 × 草彅剛 初対面で意気投合 「今日から友達」「もちろんですよ!」と固い握手

俳優・草彅剛が5月17日(金)、落語家・春風亭一之輔がパーソナリティを務めるラジオ番組『春風亭一之輔 あなたとハッピー!』(ニッポン放送 毎週金曜8時~11時)に生出演、初対面ながら2人のトークは盛り上がり、「今日から友達」宣言のもと、固い握手を交わした。

春風亭一之輔、草彅剛

史に刻まれた古典落語の名作「柳田格之進」を白石和彌監督が完全映画化した草彅剛主演の時代劇映画『碁盤斬り』が5月17日(金)に公開となったが、「柳田格之進」は誇り高い武士の生きざまを描いた人情噺で、一之輔も同作品を口演している。

ひと足早く映画を鑑賞している一之輔が、柳田格之進という人物について、草彅自身の性格との相違を訊くと、「全然違いますね。(演じているとき)イライラしましたね」と明かす草彅。「すごく実直で、曲がったことが大嫌い」と一之輔がその役柄を言及すると、「でも、(格之進の役を)やっているうちに、僕の中にそういうものがないし、もしかすると現代に忘れ去られてるような、この格之進の貫き通す気持ちというのは大事なんじゃないかなと思えてきた」と語り、「そこからもう、このポスターの顔ですよ」と、同映画のポスタービジュアルで厳しい表情をしている経緯を明かした。

映画『碁盤斬り』 (C)2024「碁盤斬り」製作委員会

そして「ある男が言いました」として、伝えられた感想を次のように語った。「この映画は言葉の一言一言に重みがある。今、携帯とかテクノロジーが発達した時代だけど、この時代は携帯電話もないし、手紙を書いたりそこまで足を運んだりする。そういった意味では今この時代だからこそ見る映画なんじゃないかなと」……これが誰の発言なのかを一之輔が訊ねると、「香取慎吾くんが昨日言ってました。いい言葉だなと思ってジンとしちゃって」と明かした草彅。

また、稲垣吾郎についても「『新しい剛の顔が見られる』と映画コラムですごく褒めていただいて」と、嬉しそうに語ると、「『碁盤斬り』を見ると新しい草彅さんがわかる」と、一之輔も同意した。

春風亭一之輔、草彅剛、ニッポン放送・増山さやかアナウンサー

そして草彅が「ぜひ一之輔さんの『柳田格之進』を聴きたい」と熱望すると、「やりますよ。一対一で」と即答する一之輔。草彅が埼玉県春日部市出身であり、一之輔が埼玉県立春日部高校出身であるという共通点でも盛り上がると、初対面だった2人の距離はぐっと縮まり、「今日から僕たち、友達ということで」(一之輔)、「もちろんですよ!」(草彅)と言葉をかけあうと、固く握手を交わす2人であった。

 

映画『碁盤斬り』 (C)2024「碁盤斬り」製作委員会

映画『碁盤斬り』 5月17日(金)全国公開
(C)2024「碁盤斬り」製作委員会
配給:キノフィルムズ

STORY
浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。お絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

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