海辺や砂場でカップ型のネコが無限にできる「Neko Cup」

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、立体造形家・雑貨コレクター・森井ユカが出演。立体造形家という職業について語った。

アッシュコンセプト『+d ネコカップ ビオナチュラル DA-1260-BIONT Neko Cupアッシュコンセプト プラスディー』(※画像はAmazonより)

黒木)毎週さまざまなジャンルのプロフェッショナルにお話を伺って行く「あさナビ」、今週のゲストは立体造形家で雑貨コレクターの森井ユカさんです。立体造形家というのは、どういうお仕事なのですか?

森井)絵を描くのは平面でする仕事ですが、私は立体で表現します。キャラクターデザインを絵で描くのではなく、粘土を使って立体的にデザインするという仕事です。

黒木)銅像や彫刻などの美術関係ということですか?

森井)それももちろん範囲のなかに入っています。

黒木)立体造形家ですか。雑貨コレクターというとイメージしやすいのですが、ここに持って来ていただいた、最近のお仕事の1つである「Neko Cup」というものですけれども、これは猫の形をしています。

森井)ひっくり返していただくと、なかが空洞です。砂や、いまの寒い時期でしたら雪を詰めて、いくらでも猫がつくれるというものです。

黒木)このカップ型のものを浜辺に持って行って、いっぱい猫がつくれる。砂場でもできますし、冬は雪でつくれます。どこからこういうことを閃いたのですか?

森井)猫が大好きで、猫に関する仕事がしたいと思ったのですね。いろいろな仕事がありますが、猫をたくさんつくりたいなあと。置物や招き猫のようなものをつくると面白くないので、そうではない、たくさん猫をつくれるようなものができないかということを、ずっと考えていました。そして、「浜辺で砂を積んだら、いくらでもつくれるのではないか」と閃いたのです。

黒木)白と黒とベージュがありますが、お家で使わないときはインテリアとしても使えますね。

森井)はい。シルエットとして置いておいて、側に猫がいるような気分が味わえる、そういうものです。

黒木)なるほど。これはどこで購入できるのでしょうか?

森井)通販もしています。

黒木)「Neko Cup」で検索すれば大丈夫ですか?

森井)はい。販売元はアッシュコンセプトというところです。直営のお店もありますし、卸しているお店もあります。

黒木)この「Neko Cup」で、砂浜でつくったたくさんの猫の写真も載っていますけれども、猫をいっぱいつくりたかったという発想が面白いですよね。

森井)別名を「無限猫製造機」と名付けました。

黒木)無限につくれると。

森井)SNSでは、買った方が工夫してつくられている写真が出て来ます。

黒木)いろいろなものがつくれそうですものね。立体造形家というのは、他にはどういったことをなさっているのでしょうか?

森井)粘土遊びセットの企画「ねんDo!」というセットで、つい最近出たのは恐竜セットという、型にはめて恐竜をつくるようなものがあります。こういった型のデザインをしたり、キャラクターデザインをしたり、丸ごと監修をしたりしています。

黒木)しかも安全な、小麦粉粘土なのですね。

ニッポン放送「あさナビ」

森井ユカ(もりい・ゆか)/立体造形家・雑貨コレクター

■1965年生まれ。東京都出身。
■桑沢デザイン研究所卒、東京造形大学大学院修了。有限会社ユカデザイン代表。
■広告のグラフィックデザインや、樹脂粘土を使ったキャラクターデザインなど、「立体造形家」として活躍。ねんど遊びセット「ねんDo!」の企画・デザインなども展開。
■また世界各国を旅するうちに、各地のスーパーマーケットで見かける日用雑貨に魅了され、さまざまな雑貨を集める「雑貨コレクター」としても活躍。
■スーパーマーケット自体にも精通し、47都道府県のスーパーマーケットを取材。「ご当地スーパーマーケットの達人」としても知られる。
■さらに雑貨好きの流れから「IKEA」についても精通。「IKEAの達人」としても活躍。
■著書に『森井ユカの 樹脂粘土で作るカワイイ!雑貨マスコット』『おいしいご当地スーパーマーケット』『スーパーマーケットマニア 北欧5ヵ国編』『IKEAマニアック』など多数。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(1月6日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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古代の人々がヒゲを生やしたのは“聖なるもの”だったから?

ツタンカーメンの黄金のマスク(ツタンカーメン-Wikipediaより)

古くからヒゲは寒さを防ぐため、あるいは戦いのとき肌を守るために生やしていたと考えられています。また多くの文明ではヒゲは“聖なるもの”で、権威を表すと信じられていました。

例えば古代エジプトでは、『ファラオ(王様)』は衛生面からヒゲを剃っていたそうです。しかし、有名な『ツタンカーメン』にしても、ファラオのアゴには長いヒゲのようなものが生えています。実はこれは『付けヒゲ』で、本物ではないのだそうです。

古代エジプトでは、付けヒゲは「冥界」…“死後の世界”の神『オシリス』と、エジプトのファラオが同じであることを示す、とても大切なシンボルだと考えられていたそうです。

ヒゲを剃るときに使うカミソリは遥か昔、紀元前の時代から石を研いで、カミソリの代わりに使っていました。その後は金属の誕生によって、石よりも切れ味がすぐれたカミソリが作られるようになったとされています。

日本では平安時代中期まで、僧侶以外はヒゲを生やすのが一般的だったそうです。その後、カミソリが広まったこともあって、少しずつヒゲを剃る風習も広まっていったそうです。そんななかでも武士は威厳を示す意味で、ヒゲをたくわえ続けていたそうです。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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