免疫力を高めるにはどうすればいい? 医師が回答
ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(4月21日放送)で、「免疫力と腸内環境」に関して医師が回答した。

ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」
番組に寄せられた健康の疑問『日ごろから免疫力を高めるためにはどうすればいいの?』に対して、医師が回答した。
「免疫力を高める方法として、最近『腸内環境』に注目が集まっているのはご存知ですか?
腸は口から入って来た細菌やウイルスが集まる場所。そのため、腸内にはおよそ70%の免疫細胞が集中していて、ウイルスなどの外敵に備えています。そこで、腸内環境を整えることが免疫力アップにつながるのでは、と注目されているのです。
腸内環境を整えるには、栄養バランスの取れた食事が重要です。腸内には善玉菌と悪玉菌、そのどちらでもない中間の菌が混在しています。
不規則な生活や食事、ストレスや便秘などの状態が続くと、悪玉菌が増殖します。これに対して善玉菌が多い腸内環境は、腸の動きが活発になって、食中毒や病原菌による感染を予防します。
善玉菌を増やすには『プロバイオティクス』など、健康にいい働きをする善玉菌を摂取することが重要です。『プロバイオティクス』が多く含まれるのは味噌や納豆、ヨーグルト、ぬか漬けなどの発酵食品です。
また『プレバイオティクス』と言って、『プロバイオティクス』を増やしてくれるものもお勧めです。
『プレバイオティクス』はオリゴ糖や食物繊維に多く含まれているので、オリゴ糖に加えて食物繊維が豊富な野菜や果物、キノコ類を積極的に摂るといいでしょう。
もちろん栄養のある食事をとることに加え、しっかり睡眠をとって適度な運動をし、ストレスを溜めない生活づくりも大切です」
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戦後81年でつくっていきたい「新しい戦後」
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、10月15日の放送に評論家で近現代史研究者の辻田真佐憲が出演。10月16日に発売となる著書『「戦後」とは何だったのか 未来を変える日本現代史』にちなみ、「戦後」とは何なのか、人々はそれにどう向き合えばいいか、解説を展開した。
大竹まこと「難しそうな本(10月16日発売『「戦後」とは何だったのか 未来を変える日本現代史』)ですけど、そんなことないんですか?」
辻田真佐憲「ないと思います(笑)。昨年が戦後80年ということで『「あの戦争」は何だったのか』という本を出しまして。これが電子を含めて11万部、行った感じで。80年でひと区切りがついて、今年で81年。戦前が77年でした、明治維新から敗戦まで。もう戦後のほうが長いんです。長いほうの戦後は学校の教科書でもそれほど扱っていない、意外と『これ1冊!』みたいな本がなかった。それに合わせて今年は“戦後とは何だったのか”と。タイトルも重ねてきました」
大竹「日本情勢や世界情勢、国会など、すべてが混乱しているように見えます。どの辺から手をつければ、新しい戦後みたいなことに近づいていくんでしょうか」
辻田「時代の切れ目が来ている、というふうに考えるべきでは、と。戦後ってずっとダラダラと続いている、というイメージがあると思うんですね。敗戦のとき、焼け野原になってすべてが失われた。8月になる度に強調されます。でもその結果、あの印象が強すぎて、それ以降に大きな変化がなかった、という印象が強くなった気がする。1945年の8月が悲惨だったことは事実です。ただそれ以降もいろいろな切れ目があったはずだと」
大竹「うん」
辻田「戦後の切れ目は認めたうえで、これまでの平和を、どういうふうに現代に対応させて維持していくか、と考え方を変えていくほうがいいのでは、と。そう思って『新しい戦後』という言い方をしたんですね」
青木理「タモリさんが数年前に『新しい戦前が来るんじゃないか』といったことをおっしゃって。僕も含め多くの人が、なんとなしに頷いたところはある。新しい戦前にしないために、新しい戦後を考察してつくりあげていかなくてはならない、ということでしょうか」
辻田「いまの我々って戦前か戦後かという二者択一になっていると思うんです。戦後を否定すると『戦前に戻ろうとしている』『戦前回帰なんだ』という批判が起こる。当たり前ですけど我々の世界は戦前か戦後かの二者択一ではない。別の選択肢だってあるはずで。たとえば戦後、中国は相対的に経済力も軍事力も弱かった、冷戦構造のもとでアメリカが日本に配慮してくれたなど。いろいろな条件があって戦後の平和や経済平和があったと思う」
大竹「うん」
辻田「でもその条件ってほとんど変わってしまっているわけです。中国は日本の遥かに先を行っています、冷戦も終わっています、と。アメリカは日本に様々な要求をしてくる。時代が変わっていることをまず認める必要があるのでしょう。でもそれは戦前に戻ろう、ということではない。戦後の良い部分がたくさんあったはずです」
大竹「はい」
辻田「変わったいまの環境の中で、どう守っていくのか、育てていくのか、発展させるのか。こういう観点が必要だと思うので、後ろ向きの『新しい戦前』よりも『新しい戦後』を今後、積極的につくっていこう、と。そういうメッセージを、今回の本には込めました」
このあとも「戦後」について辻田が語った。