銀シャリも共感 失言のような名言「結婚は誰としても一緒」の本当の意味
お笑いコンビ・銀シャリの鰻和弘と橋本直がパーソナリティを務めるラジオ番組「銀シャリのほくほくマネーラジオ」(ニッポン放送・毎週日曜18時50分~ ※今回はネット局のみでのオンエア)が放送され、銀シャリの2人が、夫婦関係や結婚についてトークを展開した。
今回の放送では、橋本オススメのテレビ番組の話からスタート。そこからテレビを快適に見るためのソファの話題に移ると、突然橋本が、「ソファには奥さんと2人で座んの?」「奥さんにドキドキしたりするの?」「奥さんのこと好き?」など鰻の夫婦関係に切り込むような際どい質問を次々とぶつけた。
鰻は結婚して今年で5年だが、子供ができて以来、徐々に恋人同士のように接することが恥ずかしくなってきているそうで、容赦ない橋本の質問にタジタジに。一方の橋本は独身のため鰻の感覚に共感はできない様子だったが、ある先輩から聞いたという結婚について共感できる名言を挙げ、その意味について語った。
橋本:出どころは敢えて伏せますけど、ある先輩に言われて名言やと思った言葉があって。「結婚なんて誰としても一緒や」って言われたんですよ
鰻:お~
橋本:それは、その先輩がネガティブな意味で言ったんじゃなくて、結局自分が変わらないとっていう意味で。“奥さんはこういう人であってほしい”じゃなくて、誰を選んでも自分自身が(パートナーに)合わせられるようにならないと
鰻:いや、分かる分かる
橋本:“誰でも一緒”っていうのは、「(相手が)誰でも一緒やで」っていう意味じゃなくて、結婚して幸せな生活ができるかどうかは自分次第だと。だからそういう意味で、「誰選んでも一緒やぞ、お前が変わらなければ」と
鰻:めちゃめちゃ奥深い。名言やで。俺も(妻が好きな)アジアンテイストに慣れていったもん
失言のように聞こえるが実は深い意味を持つ言葉に、鰻も既婚者として深く共感。いつもの他愛のないトークから発展し、思いがけず結婚に関する深い話をする形となったが、予期せぬ話の流れに気づいた橋本は、「これAMの帯(おび)のラジオか!」と自らツッコミを入れていた。
戦後81年でつくっていきたい「新しい戦後」
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、10月15日の放送に評論家で近現代史研究者の辻田真佐憲が出演。10月16日に発売となる著書『「戦後」とは何だったのか 未来を変える日本現代史』にちなみ、「戦後」とは何なのか、人々はそれにどう向き合えばいいか、解説を展開した。
大竹まこと「難しそうな本(10月16日発売『「戦後」とは何だったのか 未来を変える日本現代史』)ですけど、そんなことないんですか?」
辻田真佐憲「ないと思います(笑)。昨年が戦後80年ということで『「あの戦争」は何だったのか』という本を出しまして。これが電子を含めて11万部、行った感じで。80年でひと区切りがついて、今年で81年。戦前が77年でした、明治維新から敗戦まで。もう戦後のほうが長いんです。長いほうの戦後は学校の教科書でもそれほど扱っていない、意外と『これ1冊!』みたいな本がなかった。それに合わせて今年は“戦後とは何だったのか”と。タイトルも重ねてきました」
大竹「日本情勢や世界情勢、国会など、すべてが混乱しているように見えます。どの辺から手をつければ、新しい戦後みたいなことに近づいていくんでしょうか」
辻田「時代の切れ目が来ている、というふうに考えるべきでは、と。戦後ってずっとダラダラと続いている、というイメージがあると思うんですね。敗戦のとき、焼け野原になってすべてが失われた。8月になる度に強調されます。でもその結果、あの印象が強すぎて、それ以降に大きな変化がなかった、という印象が強くなった気がする。1945年の8月が悲惨だったことは事実です。ただそれ以降もいろいろな切れ目があったはずだと」
大竹「うん」
辻田「戦後の切れ目は認めたうえで、これまでの平和を、どういうふうに現代に対応させて維持していくか、と考え方を変えていくほうがいいのでは、と。そう思って『新しい戦後』という言い方をしたんですね」
青木理「タモリさんが数年前に『新しい戦前が来るんじゃないか』といったことをおっしゃって。僕も含め多くの人が、なんとなしに頷いたところはある。新しい戦前にしないために、新しい戦後を考察してつくりあげていかなくてはならない、ということでしょうか」
辻田「いまの我々って戦前か戦後かという二者択一になっていると思うんです。戦後を否定すると『戦前に戻ろうとしている』『戦前回帰なんだ』という批判が起こる。当たり前ですけど我々の世界は戦前か戦後かの二者択一ではない。別の選択肢だってあるはずで。たとえば戦後、中国は相対的に経済力も軍事力も弱かった、冷戦構造のもとでアメリカが日本に配慮してくれたなど。いろいろな条件があって戦後の平和や経済平和があったと思う」
大竹「うん」
辻田「でもその条件ってほとんど変わってしまっているわけです。中国は日本の遥かに先を行っています、冷戦も終わっています、と。アメリカは日本に様々な要求をしてくる。時代が変わっていることをまず認める必要があるのでしょう。でもそれは戦前に戻ろう、ということではない。戦後の良い部分がたくさんあったはずです」
大竹「はい」
辻田「変わったいまの環境の中で、どう守っていくのか、育てていくのか、発展させるのか。こういう観点が必要だと思うので、後ろ向きの『新しい戦前』よりも『新しい戦後』を今後、積極的につくっていこう、と。そういうメッセージを、今回の本には込めました」
このあとも「戦後」について辻田が語った。