江本孟紀~ソフトバンクはなぜ強いのか

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)にプロ野球解説者の江本孟紀が出演。ソフトバンクの工藤監督について語った。

江本孟紀

黒木)今週のゲストはプロ野球解説者の江本孟紀さんです。徳間書店から出された『監督・原辰徳研究 この「名将の器」に気付かなかった面々へ』という本のなかには、さまざまな名監督のお話も書いてあります。

江本)野村監督は、世間では名将として有名ではないですか。でも24年間監督をして、12回はBクラスで、4年連続最下位にもなっている監督なのです。それでも名将と呼ばれる。原監督はBクラスは1回しかなく、優勝回数も多いです。原監督の方が成績は上なのですね。しかし監督というのは、世間にどうアピールするかということですから、野村監督はうまかったですよね。「勝てば自分、負ければ選手のせい」という。そこは徹底しておかないと、いい監督になれません。本のなかでは、その辺りも含めて、原監督以外の監督を少し批判しているところもあります。

黒木)辛口な部分もありましたね。

江本)辛口というよりは、本音です。

黒木)いろいろな名監督と呼ばれる方々のお話も書いてありますけれど、ちなみに現在の福岡ソフトバンクホークスの工藤監督は、どんなタイプでいらっしゃいますか?

江本)彼の場合は、環境に恵まれていますね。球団の姿勢やチームづくりは、監督がやることではありません。編成がいて、スカウトがいて、将来を見越していい選手を入れたり、俗に言う2軍や3軍をきちんと確立してチームを底上げする。いい選手はどんどんつぎ込んであげる。工藤監督は、それをうまく1軍で使っているのではないですかね。

黒木)そうですか。

江本)工藤監督というよりも、ソフトバンクほど全体がうまく回っている球団はありません。季節ごとに活躍する選手をうまく使っています。1シーズン通して活躍する選手は、なかなかいないのですよ。そこを2軍、3軍から引っ張り上げている。ソフトバンクのキャンプを見たらわかるのですが、1軍と2軍と3軍がみんな同じところで練習しているのです。3軍の選手は2軍を見ながら、「俺も次は2軍へ行くぞ」と。そして2軍へ行くと、2軍の選手も「俺は絶対1軍に行くぞ」となります。そこに大きな競争心が出るわけです。逆に1軍は2軍へ、「俺はお前らのところに行きたくない」と。そして、2軍の選手は3軍には行きたくないわけですよ。そういう競争心を煽る環境づくりが、よそと違うところなのです。

黒木)なるほど。

江本)よそはだいたい分かれていますから。スタッフもよく変わります。私も独立リーグの監督をやっているときに、ソフトバンクの監督と会えば挨拶するのですけれど、翌年に行くと、もう変わっているのですよ。「昨年の人はどうしたの?」と聞くと、スカウト部門へ変わりました、とかね。そのうちスカウト部門からも、いきなり「3軍の監督です」と言う人が現れる。そのように、全体がいい機能をしています。そのなかで工藤監督も、うまく選手を使っているのではないでしょうか。

黒木)今年(2020年)はどうでしょうかね?

江本)優勝はすると思いますよ。一応、予想していますから。

黒木)今年はソフトバンクですか?

江本)はい。パ・リーグでは優勝するでしょう。

黒木)では、セ・リーグは?

江本)セ・リーグは巨人ではないかと。この本の通り、現在も展開が進行していますので。そのまま優勝して、日本シリーズはソフトバンクと巨人の戦いになると思います。

徳間書店『監督・原辰徳研究 この「名将の器に気付かなかった面々へ」』(著:江本孟紀)

江本孟紀(えもと・たけのり)/プロ野球解説者

■1947年、高知県生まれ。
■1971年に東映フライヤーズ入団後、南海ホークスに移籍。1976年からは阪神タイガースに移籍し、1981年に現役引退。
■プロ通算成績は113勝126敗19セーブ。防御率3.52、開幕投手6回、オールスター出場5回、ボーク日本記録。
■1992年、参議院議員初当選。2001年に参議院初代内閣委員長就任。2期12年を務め、2004年に参議院議員を離職。
■現在はサンケイスポーツの他、フジ『enjoy! Baseball Live』、ニッポン放送『ショウアップナイター』などで解説者として活動。
■アメリカ独立リーグ初の日本人チーム・サムライベアーズに協力。クラブチーム・京都ファイアーバーズを立ち上げ、総監督に就任。タイ王国ナショナルベースボールチーム総監督として、北京五輪アジア予選に出場するなど、野球界の底辺拡大と発展に努める。
■著書に『プロ野球を10倍楽しく見る方法』『人生9回裏の戦い方』など多数。最新刊は『監督・原辰徳研究 この「名将の器に気付かなかった面々へ」』(徳間書店)。

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マカロニえんぴつ“ケンティー”がJ-WAVEに登場!? わずか5秒でテンパって…

マカロニえんぴつのはっとり(Vo/Gt)、高野賢也(Ba)、田辺由明(Gt)、長谷川大喜(Key)が、新曲『運命さがし』から思いついた新コーナーについて語り合った。また、高野の知り合いという「ケンティー」も登場した。

この内容をお届けしたのは、10月13日(火)放送のJ-WAVE『GURU GURU!』内のコーナー「GRUUVE BUNCH」。毎週月曜~木曜の22時35分ごろからオンエアする同コーナーでは、番組がプッシュする4組のクリエイターをピックアップ。ナビゲーターは月曜 羊文学、火曜 マカロニえんぴつ、水曜 suis from ヨルシカ、木曜 ふみのが日替わりで担当している。

『GURU GURU!』は世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく"逆転ラジオ"。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。

この日の放送は10月20日(火)28時ごろまで、radikoのタイムフリー機能で楽しめる。

あのケンティーが帰ってきた?

10月から「GRUUVE BUNCH」の火曜ナビゲーターを担当しているマカロニえんぴつ。2回目の放送となった今回は、リスナーから高野にまつわるリクエストが届いた。

<リスナーからのリクエスト>
マカロニえんぴつのラジオといえば、あのコーナーを『GURU GURU!』でもやってほしいです。賢也さんがもっとも輝く「KENYA TIME」を!

「KENYA TIME」は、かつてマカロニえんぴつがナビゲーターを務めていたJ-WAVE『THE KINGS PLACE』(月曜~木曜 25:00-26:00)でもおなじみだったコーナーだ。

はっとり:「KENYA TIME」を説明してよ。知らない人が多いだろうから。

高野:マカロニえんぴつには「ケンティー」と呼ばれるキャラがもうひとりいるんですよ。

はっとり:キャラ?

高野:いや、キャラじゃない。そういう方がいて。

はっとり:マカロニえんぴつにはそんな人いないよ?

高野:ごめん、語弊があった。俺の知り合いで、ケンティーっていうのがいて。そいつがたまにふらっとやってきて、ちょっとキザなことを言って去っていく。ちょっとチャラいキャラなんだけど、なんか憎めないことを言ってくるんだよね。

はっとり:ちょっとキザだし、自己肯定感が高い。昔の言い方で言うとナルシストっぽい。でも、自分に自信がある人って逆に「かっこいい」になっているから。ケンティー、俺たちもラジオのこのブース内でしか会えないけど、来てほしいなって思うよね。

田辺:そういう「KENYA TIME」のお便り、読んでほしいセリフとかがいただけたら、たぶんケンティー呼んでくると思うんだけど。どうなんだろうね、ケンティー。

はっとり:今日来なさそう?

長谷川:ケンティー来ないかなぁ。

はっとり:説明だけだとどうも伝わんないからな。

すると、突然ケンティーが姿を現した。

ケンティー:よお、お前ら。ケンティーだぜ!

田辺:ひさしぶりです!

ケンティー:お前ら、元気やってっか!

はっとり・田辺・長谷川:元気です!

ケンティー:相変わらず(六本木)ヒルズ、でけえ! まあ、俺ん家のほうがでけえけどな。じゃ、またな!

わずかな言葉を残してケンティーは去っていった。

長谷川:ケンティー来てくれたね。

はっとり:ケンティー、ファンクラブラジオではもっと伸び伸びしているじゃん。でも、電波に乗ったらすげえテンパってなかった? テンパりすぎて5秒ぐらいしかいなかった(笑)。

高野:時間が許す限り、メールが届く限り、ケンティーは来てくれると思います。

はっとり:「GRUUVE BUNCH」でも「KENYA TIME」やりたいよね。

高野:彼もすごくやりたがっていたから、ぜひ。

はっとり:俺、もう「KENYA TIME」のファンだから(笑)。

ここで、マカロニえんぴつが9月16日にリリースした新曲『運命さがし』をオンエアした。

マカロニえんぴつ「運命さがし」MV

新曲から発案したコーナー「きみは好き?」が始動 

続いて、はっとりは「GRUUVE BUNCH」での新コーナーを考えてきたと話す。

はっとり:新曲の『運命さがし』から思いついたんだけど、この曲は「きみが好き」がキーワードで、それにちなみ「きみは好き?」っていうコーナー。物でもなんでもいいよ。好きってあふれているじゃん。でも、今それを言うことがちょっと恥ずかしいというか。

田辺:そうだね。

はっとり:なぜなら、批判とか知らないやつに横やりを入れられて、自分の好きを否定されることによる“恐れ”みたいな。それであんまり好きなことを言うのがちょっとはばかられる時代じゃない? だからこそ、リスナーの「本当はこれが好きなのよ」「みんなにも知ってほしいの」「でも、私だけじゃないはず」っていうのをここで紹介して、リスナー同士の共感を呼ぶ。「私だけだと思っていたら他にもいたんだ」って、うれしくない? どうでしょうか?

田辺:いいですね。俺らの好きもちょこちょこ挟んで紹介できたらいいよね。

はっとり:ちなみによっちゃん(田辺)の「きみは好き?」は、筋肉あるある?

田辺:筋肉あるあるだったら、スクワットしていちばん下にしゃがんでいるときがいちばんキツい。そのいちばんキツいときがいちばん好き。俺が最強になれる瞬間、みたいな。

はっとり:しゃがんでいるときなんだ。持ち上げたあの瞬間じゃないんだ。

長谷川:たしかに。

田辺:それは、もう出し切ったあとじゃん。やるぞっていう、そのとき。

高野:けっこう低い位置からのスタートだと負荷がかかるよね。

はっとり:なんでお前、鍛えている側で入ってくるんだよ。

高野:俺だって最近、スクワット頑張ってるよ。ジムに行って。

はっとり:聞くところによると、肩に石灰が入っているらしい(笑)。大丈夫?

高野:そうなの! 注射で3回くらいやったんだけど、半分やっと取れて、それ以上、注射するともう肩の腱が切れるので開けて取り除いてくださいって言われて。

田辺:怖い怖い(笑)。

はっとり:10分で収まらないな。面白すぎるから“肩石灰”の話やめてもらって、俺が聞いたからいけないんだけど。肩石灰、4週にわたって聞かせて(笑)。

高野:経過報告しますね。

はっとり:大丈夫なんでしょ? 肩石灰は笑える範囲なんだよね。

高野:全然笑える(笑)。演奏にも支障ないのでご心配なく。

マカロニえんぴつは現在、全国7都市11公演を巡るアリーナツアー「マカロックツアーvol.22 ~いま、きみがすき!篇~」を開催中。また、10月18日(日)には東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される、murffin discsの設立20周年を記念したライブイベント「murffin discs 20th Anniversary “murffin Carnival!!”」に出演する。同イベントには、マカロニえんぴつのほか、SUPER BEAVERやsumikaなど多数のアーティストが出演する。

さらに、11月4日(水)には同会場で、オフィシャルファンサイト・OKKAKEの会員限定イベント「OKKAKE感謝祭☆代々木体育館に集合!みんなで秋の大運動会?!」を開催する。

マカロニえんぴつの最新情報は公式サイトまで。

『GURU GURU!』のコーナー「GRUUVE BUNCH」の放送は毎週月曜~木曜の22時35分ごろから。ナビゲーターは月曜 羊文学、火曜 マカロニえんぴつ、水曜 suis from ヨルシカ、木曜 ふみのが日替わりで担当している。

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