BanG Dream! 派生バンド・Roselia「初めての音合わせでボロクソに言われた」
9月10日(木)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月-木24時~)に、『BanG Dream! (バンドリ!)』プロジェクトから生まれた声優によるリアルバンド・Roseliaの工藤晴香と中島由貴が出演し、初めての音合わせのときのエピソードを明かした。
『バンドリ!』プロジェクト第2のリアルバンドで、ギターを担当する工藤晴香とベースを担当する中島由貴だが、バンドを始めたときはかなりの逆境からスタートしたという。
吉田尚記アナウンサー:最初にRoseliaをやるってなったときはどんな心境だったんですか?
工藤:Roseliaのメンバーになることが決まって、すぐにPoppin’Partyちゃんのライブを観に行ったんですけど「私たちもこれやるの……?」って感じでした
吉田:やってることが本当に多いですもんね
工藤:演奏して、早替えして、朗読もして、全部やってるじゃんって
吉田:エンターテイメントで大変なことを全部やってますよね
工藤:で、その2週間後にRoseliaで初めての音合わせがあって、ボロクソに言われるっていう
吉田:えっ!? 初めてだからこれくらい出来ればいいとか、そういうんじゃないんですか?
工藤:どれくらい出来るかっていうのを確認する、課題曲をみんなでやったんですよ。スタッフさんとか(『バンドリ!』プロジェクトの楽曲をプロデュースする)Elements Gardenの上松(範康)さんとかが来てくれてたんですけど、いざ演奏してみたら「分かってはいたけど、始めたてのPoppin’Partyよりひどい」って言われました(笑)
吉田:そんなハッキリ言うの!? めちゃめちゃ逆境からのスタートだったんですね
そんな厳しく聞こえるスタッフの言葉も、工藤と中島は「今冷静に考えると、分かってて言ったんだなと思う」と語り、Roseliaメンバーが、逆境を与えた方が燃えて頑張るのだと考えたスタッフの言葉だったことを理解したという。
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菅新内閣の本気度が見える2つのポジション~上川法務大臣と小此木国家公安委員長
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(9月17日放送)にジャーナリストの鈴木哲夫が出演。菅新内閣の各閣僚の顔ぶれについて解説した。
【政治 菅内閣発足 首相指名選挙】第99代首相に選出され議場に一礼する自民党・菅義偉総裁=2020年9月16日午後、国会 ©産経新聞社
菅義偉自民党総裁、第99代内閣総理大臣に就任
9月16日の臨時国会、衆参両院の本会議で総理大臣の指名選挙が行われ、自民党の菅義偉総裁が第99代内閣総理大臣に指名された。その後、皇居での総理大臣親任式と閣僚認証式を経て、夜には菅内閣が発足している。
飯田)顔ぶれ等々、いろいろと出ておりますが、鈴木さんは気になったことはありますか?
【安倍改造内閣2017】改造内閣が発足し、記念撮影に臨む安倍晋三首相と新閣僚ら=2017年8月3日午後、首相官邸 ©産経新聞社
2017年の安倍内閣と同じ2つのポジション~上川法務大臣と小此木国家公安委員長
鈴木)メインになっているところは留任組、それから新しい人では官房長官に加藤勝信さんで、これは信頼関係があります。河野太郎さんには、菅さんの一丁目一番地である行政改革、縦割り打破の先頭に立ってもらうということです。私が「ゾッ」としたのは、法務大臣の上川陽子さんと、国家公安委員長の小此木八郎さんの2人です。メディアを見ていると、「女性では」というくくりで上川さんを取り上げるところが多かったのです。
飯田)女性では上川さんと、オリンピック担当大臣の橋本聖子さんの2人だと。
鈴木)上川法務大臣と国家公安委員長の小此木さんですが、2017年の安倍内閣でも、このポジションは同じ2人でした。そのとき、当時の官房長官だった菅さんに取材していますが、実はこの2人は菅さんにとても近い人なのです。
飯田)そうなのですか。上川さんは岸田派だけれども、菅さんに近い。
菅内閣が発足 記者会見する菅義偉首相=2020年9月16日午後9時2分、首相官邸
政権を安定させ、維持するためには「法務と警察」をグリップすることが大事
鈴木)菅さんがそのとき、「法務と警察、この2つをしっかりとグリップすることが政権を安定させ、維持するために大事なのだ」と言ったのです。警察は検察などにいろいろと介入することはできませんが、その情報をしっかり押さえておくということです。かつて飯島勲さんも近いことを言っていましたが、権力を維持するためには、法務と警察が大事なのです。権力を維持して行く、もしくは危機管理というのは、そういうことだと思います。その2人がまた入っているでしょう。この辺が、しっかりと権力を維持するための玄人的な人事というか、やるなと思いました。
飯田)派閥均衡だとか、重要なポストを譲り渡したということも言われていますが、そうではなく、きちんと肝を押さえているのですね。
鈴木)派閥を見て、渡していいところもあるのです。押さえなければいけないのは、自分の女房役である官房長官、政権の看板である行革です。そして、危機管理や権力維持のために押さえるべきところを押さえる。
飯田)ここを押さえて来ているということは、ワンポイントリリーフのつもりはなく、「俺は長くやるぞ」ということですね。
鈴木)それは当然でしょう。続くかどうかは別ですが。
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