日英がEPA協定に正式署名~失われつつある「マルチなインターナショナリズム」
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月23日放送)に外交評論家・内閣官房参与の宮家邦彦が出演。日英が正式に署名した経済連携協定(EPA)について解説した。

日英経済連携協定(EPA)に署名した茂木敏充外相(右)と英国のトラス国際貿易相=2020年10月23日、東京都港区の飯倉公館[代表撮影] ©時事通信
日英EPA~茂木外相とトラス国際貿易相が署名
EPAとは“Economic Partnership Agreement“の頭文字を取ったもので、経済連携協定と訳す。特定の国や地域同士での、貿易や投資を促進するためのさまざまな約束事を決める条約である。日本とイギリスの両政府は10月23日、東京都内で経済連携協定(EPA)の署名式を開いた。協定は関税の削減などで、日本と欧州連合(EU)とのEPAの内容を概ね踏襲したもの。茂木外相とトラス国際貿易相が署名し、2021年1月1日に協定を発効するよう協力することで一致した。
飯田)茂木外務大臣と、イギリスのトラス国際貿易大臣が署名したということです。
宮家)イギリスがEUから離脱をしつつあります。それはイギリスを拠点としてヨーロッパ大陸を見て来た日本の産業界にとっては、大変な問題なわけです。ですから、法的にきちんとした権利義務関係をしっかりしておかなくてはいけないので、当然こうした協定はイギリスも必要だし、日本も必要なものです。もちろんEPAもWTOの協定のなかに位置づけられていて、そうしたアプローチは間違いではないのですが、昔だったら、2国間の日英などと、こんな細かいことをやらないで、WTOでドーハ・ラウンドとか、ウルグアイ・ラウンドというような自由化交渉(ラウンド)を、みんなでドーンとやったものですよ。

欧州産ワインを値下げしたイオン店舗の売り場=2019年2月1日午前、千葉市 ©共同通信社
マルチなインターナショナリズムが変わってしまった
宮家)それがもう今はWTOの「ダ」の字もないでしょう。そして、EUも崩れて行く。少なくともイギリスは出て行くわけで、昔のマルチなインターナショナリズムというのがすべて変わってしまったということです。第二次大戦後につくられたいろいろな枠組みが、少しずつ変わって来ているのだという気がします。昔はEPA協定をやるなんて本当に少なかったのですが、今後はこれが主流になって行くのでしょう。よきにつけ悪きにつけ。
飯田)地域的なところまでが限界という感じですかね。

TPPの年内発効が決まり、記者会見する茂木敏充経済再生担当相=2018年10月31日午前、東京都千代田区の中央合同庁舎第8号館 提供産経新聞
守って来たものを維持できるように努力を続けなくてはいけない時代になってしまった
宮家)WTOをうまく活用できなくなった1つの理由は、中国が入ったことだと思いますが、中国だけのせいではありません。TPPから抜けたりするわけですから、アメリカもやりたい放題ですよね。昔のようなマルチの経済の枠組みで、「権利義務関係をみんなで決めて、自由化を進めて行きましょう」というような状況は変わってしまいました。中国は中国で自由化をする気はないし、アメリカはアメリカで「アメリカファースト」と言って勝手なことをやっている。いま日本は踏ん張りどころです。TPPも日本が頑張ってまとめて、11か国で維持したというのはよくやったと思いますが、こういうEPAをとにかくやって、いままで守って来たものを、少しでも維持できるように努力を続けなくてはいけない時代になってしまったということでしょう。

英中部マンチェスターでの与党保守党大会で演説するジョンソン首相=2019年10月2日(ロイター=共同) ©共同通信社
TPPにも色気を見せるイギリス
飯田)イギリスはTPPにも色気を見せているという話も出たりしますが。
宮家)イギリスは海洋国家で貿易も盛んな国だし、昔は香港にもいたのですから、彼らがアジアに対して関心を持つことは、十分あり得る話です。違和感があるかも知れませんが、これからはそういう形で、イギリスや他の国々がアジアに向かって来ますよ。それはアジア太平洋地域が発展しているからです。
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『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』にVシネクスト『仮面ライダーカブト20th 天を継ぐもの』に出演する佐藤祐基、徳山秀典が2週連続で登場!
文化放送で放送中の『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』(毎週金曜日 深夜0時30分~1時00分)では、10月16日(金)、10月23日(金)の放送に、Vシネクスト『仮面ライダーカブト20th 天を継ぐもの』に出演の俳優・佐藤祐基、徳山秀典がゲスト出演します。
当番組は、特撮好きの人気声優・鈴村健一と神谷浩史がパーソナリティを務める“特撮の・特撮による・特撮のためのラジオ”。2012年10月に放送を開始した東映公認の番組で、昔からの特撮ファンはもちろん、特撮に詳しくないというリスナーにも楽しんでもらえる30分をお送りしています。
10月16日(金)、10月23日(金)の放送では、11月6日(金)より期間限定上映されるVシネクスト『仮面ライダーカブト20th 天を継ぐもの』を特集。仮面ライダーガタック/加賀美新役の佐藤祐基、仮面ライダーザビー、仮面ライダーキックホッパー/矢車想役の徳山秀典がゲストで登場します。
2人とも、番組には初登場。リスナーからの質問に答える形で、オーディションでのエピソードや、撮影時の思い出、演じる上で工夫した点など、今だからこそ話すことのできる撮影秘話や裏話を2週にわたりたっぷりトークします。佐藤の話を聞いた神谷からは、「ヘンな登場人物しかいない中で唯一加賀美だけは応援できる(笑)」というコメントも飛び出します。また、『仮面ライダーカブト』のTVシリーズで多くの話数を手掛けたほか、今回『天を継ぐもの』でも監督を務める石田秀範監督との印象的なエピソードも公開。2週目の放送では、『天を継ぐもの』の主題歌「NEXT LEVEL Pass the tofu Version」の注目ポイントも紹介します。
収録を終えた佐藤祐基、徳山秀典は、以下のようにコメントしています。
【佐藤祐基(仮面ライダーガタック/加賀美新役)】
ラジオに慣れていないので最初は緊張したんですけど、皆さんが温かく迎えてくださって、「最初の緊張どこいったの?」ってくらい喋りすぎました。ちょっと毒づいちゃったりも(笑)。洗いざらい喋りまくっているので、裸の私の声を聴いてください!
【徳山秀典(仮面ライダーザビー、仮面ライダーキックホッパー/矢車想役)】
鈴村さん、神谷さん、秋田さんのいい声に、耳が幸せでした。特撮への愛もすごく感じましたし、カブトのことも調べてくださっていて嬉しかったです。ちなみに佐藤祐基は本気で文句を言っているのではなく、盛り上げようとしてくれてのトークなのでよろしくお願いします(笑)。僕も作品がより楽しめるようなことを話したつもりですので、ぜひお楽しみに!
【番組概要】
■番組名: 『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』
■放送日時: 毎週金曜日 深夜0時30分~1時00分(24時30分~25時00分)
■出演: 鈴村健一、神谷浩史、秋田知里(KAMEN RIDER GIRLS)
■ゲスト: 佐藤祐基、徳山秀典 ※10月16日(金)、10月23日(金)放送回
■メールアドレス: toei@joqr.net
■番組X: @kameradi_joqr
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