ファーストリテイリング外国人管理職8割 グローバルな人材獲得

430日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、ついて意見を交わした。 

専門的に勉強るほど不利な社会世論を打破するべき!日本は完全に遅れている!

ファーストリテイリングは2030年度をめどに、全世界の管理職に占める外国人の割合を8割に引き上げる。執行役員の外国人比率も4割にする。 

アジアなどの大学との連携で管理職候補となる人材の新卒、中途の採用を増やす。 

富士フイルムホールディングスや日立製作所などが役員や管理職層に外国人を登用し始めたが、ファーストリテイリングが定めた管理職の外国人比率の目標は、日本企業のなかで先行する 

(寺島アナ)グローバルな視点を持つ幹部人材の獲得競争が広がるようですが、田中さん、これはどうでしょう?」 

(田中氏)この流れはやむを得ないんじゃないですかね。僕も教育の現場にいて色んなことを見聞しますけど、日本の世論、特に高齢層は、海外で若い人たちが働くことに対しての否定的観点、あるいは専門的な教育に対する否定的な見方が非常に強いですよね。有能な海外人材も報酬がアップすると思って、大学院に行くわけですが、文系が典型的ですが日本の場合“大学院に行ったら生涯所得が下がるだけ”みたいな専門家に対する低評価が当たり前にみなす風土があるんです 

田中氏は、日本のこういった風土を問題視する。 

(田中氏)はっきり言って、それは大学の専門的分野に対して無知すぎますよね。日本だって人文系も理系も大学院に行けば、それ相応のスキルなり専門的知見を研究することができるわけです。それに対する無知が、日本の世論、特に高齢層に強いので、なかなかグローバル人材が育たない環境になってます。短期留学で海外に行く若い人は多いですが、海外に行って学位取らないと。そういった人たちをファーストリテイリングやグローバル人材に特化した会社は管理職に登用する。海外はその流れなのに日本企業は遅れてドメスティック化して、硬直化した人材登用になってるんです。日本の若い人、海外に長期で行って学位を取るのが当たり前な文化になってほしいと思います

ファーストリテイリングでは店舗の運営に関わらず、幅広い分野で幹部人材が必要となっていて、去年8月末時点の管理職は2144人のうち外国人比率は56%、現在19%である執行役員の外国人比率も2030年度を目途に4割にするという。

ファーストリテイリングは将来の管理職を育成するため世界各地で連携する大学の数を増やす。インド、ベトナムでは6つの大学と連携済み。IT専門人材やMBA、経営学修士号を取得した人材を中心に、累計で70人を採用した。

待遇も改善し中東を含めた人材を引き寄せる。去年10月には中国で給与を最大4割引き上げた。日本でも新卒の初任給を上げた。

柳井会長は「優秀なら10億円の年俸を出してもいい」と話す。高額報酬で、ITやクリエイティブ職、サプライチェーン供給網の管理などの高度人材を獲得するという。 

(田中氏)ファーストリテイリングだけではなくて、国際競争力を追求する多くの企業が必要としています。しかしIT専門人材MBA経営学修士号を取ることに対して日本社会は低評価をしているので、給料が上がるわけではなくて、勉強している期間の分、所得が下がっちゃう。勉強して専門的になればなるほど不利な社会を生み出している高齢層の世論を打破しないとダメです。日本は完全に遅れてます

タグ

【スタイリスト・山本あきこ流】クローゼットに眠りがちな服を簡単おしゃれに着こなす方法

生活の知恵を授かるコーナー「スーさん、コレいいよ!」。お話を伺うのは、スタイリストの山本あきこさん!

テーマは「手持ち服が生き返るコーデ術」
だんだんと暖かくなり、すっかり春夏の装いとなりましたが、皆さんのクローゼットに眠っている服、ありませんか?
「昔買ったけど、今の自分には」とか「着方がイマイチだな」と思って、全然着ていない服って、もったいないですよね。今回は眠っている服の代表例・3つを、簡単オシャレに着こなす方法をご紹介 !

ロゴTシャツは、色を絞ってパールを合わせよう!

まずは、ひとり一枚は持っているロゴが入ったTシャツですが、カジュアルなアイテムなので、40代50代になってくると、着方が難しいというお悩みをよくいただきます。

山本さんもロゴTシャツ大好き!ですが、デニムに合わせて、他もカジュアルなアイテムで固めてしまうと、10代のようなコーデになってしまいます。簡単なのは、黒のロゴTシャツなら全身を黒一色でまとめてしまうこと!さらに手っ取り早いのは、ジャケットを合わせてあげること!別に高級な仕立ての良いものは必要なくて、リーズナブルなもので十分。カジュアル服を格段に大人っぽく見せてくれます。

これが・・・

こう!

これから暑くなった季節にはジャケットではなく、ジレでもOK!また、アクセサリーは、パールが良く似合う!ラフなコーデにはパールのネックレスをつけると、一気に格上げしてくれます!
パールネックレスのほかにも、大ぶりなチェーンネックレスも同じように効果的!より上品にしたいならパール、綺麗めカジュアルを狙うなら大ぶりチェーンネックレスと使い分けてみてください。

派手なリゾートワンピは、スカートとして使ってみよう!

リゾートらしい柄のワンピースは素敵ですが、柄が華やかすぎると、「旅行のときしか着られない」「柄にインパクトがある分アレンジもしにくい」と、日常使いではハードルが高く感じてしまって、結局、クローゼットに眠ったままという方も多いのでは?
でも、ワンピース自体は下に着込むだけではなく、上に重ねるだけで着こなしが広がる「着回し力」があるアイテムなんです!なので、リゾートワンピはスカートとして使ってみましょう!
柄の面積が大きいと、どうしてもリゾート感が拭えないので、スカートとして着ることで、面積を少なくしてしまうのがポイントです!

例えば…
【無地のTシャツ】
⇒リゾートワンピースの上から、Tシャツを着てスカート使いする。派手柄なら、グレーのTシャツで色のコントラストを和らげてあげて!
【大きめシャツ】
⇒白の大きめシャツを重ね着すれば、簡単にタウン仕様に。旬のビッグシルエットなら体型をカバーしてくれる効果も。
⇒フロントは全開にせずに、ボタンを1・2個開けて柄の見え方を調節してみて!

それでも「少し心配」という方は、小物に注意してみましょう。いかにもリゾートっぽい麦わら帽子に合わせるのではなく、“スポーティより”のアイテムを使うと失敗しません!キャップやスポーツサンダルを使って、スポーティに味付けすれば、日常で使いやすい夏カジュアルに仕上がります!

二度目の流行モノは、トレンドの透け感をプラスしよう!

40代、50代になると同じ流行が再び巡ってくることってありますよね。例えば90年代に流行ったチノパンや、2000年代に流行ったカーゴパンツ!どちらも二度目の流行中ですが、ついつい昔と同じコーディネイトをしがちです。若い頃はかわいかった“ボーイッシュな着こなし”は、大人になってからはバランスが難しいものです。

コーデのポイントは、合わせるトップスを「メッシュ」にするか「スカーフ」をプラスすることです!!メッシュトップスのいいところは、透け感があってもボディラインが出にくいところ。なおかつ透け感があるので、軽やかなハツラツさが出るところです。インナーは思い切ってノースリーブにしていただいて、肌を見せても気にならず、新鮮な着こなしになるのでおすすめ!

山本あきこ さん
雑誌や広告でのスタイリングを数多く手がけ、著書に
『いつもの服をそのまま着ているだけなのに なぜだかおしゃれに見える』などがあり、他の著書を含め、累計発行部数が34万部を突破!
“予約の取れない人気スタイリスト”として、ご活躍中です。

Facebook

ページトップへ