【西武】山村崇嘉選手インタビュー 開幕1軍は逃すも「何とかここから1年間通して1軍で結果を出したい」


4月17日放送のライオンズナイターでは、ZOZOマリンスタジアムで行われた、ロッテー西武4回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの山村崇嘉選手にインタビューした模様を放送した。1軍昇格後の活躍やオフから挑戦している外野守備について訊いた。

――前の試合(4月16日、ロッテー西武3回戦)では7回に一時逆転となる一発(1号逆転スリーラン)がありましたが、振り返っていかがですか?
山村「追い込まれていたので何とかしようという気持ちで打席に立って、結果ああいった形で逆転できたことは良かったかなと思います」

――(本塁打の打席)1ボール2ストライクから(ロッテの)西村(天裕)投手は2球フォークを投じましたが見送りました。その後にストレートがくるのではないかと思っていた?
山村「西村投手はフォークがいいのでずっとケアしていて、最後はボールに食らいついたという感じです。結果フェンスを越えてくれてよかったです」

――去年の10月2日、3日から足かけ2年でZOZOマリンスタジアム3試合連続ホームランということで、非常に相性がいいですね?
山村「そうですね。あまり気にしたことはないですが、結果そうなっていますね」

――4月12日に1軍昇格してから3試合連続ヒットということで、ここまで振り返っていかがですか?
山村「積極的にバットを振れている結果かなと思いますが、まだまだボール球を振ってしまうこともあるので、何とか毎日1本、一日一善という気持ちでやっていきたいです」

――オフから春のキャンプにかけて外野の守備に挑戦されて、ここまで外野で1軍の試合に出場されています。実際の試合で外野を守った感触は?
山村「まだ安心感はないですが、しっかり集中して打球がくる前の準備を怠らないように常にやっています」

――特に前の試合は風速11 メートル、12メートルといった中で、外野守備はかなり大変だったと思いますが?
山村「前日のゲームは神経を使いましたし、初めての経験だったので緊張もしましたし、その中で難なくできたことはプラスかなと思います」

――去年の終盤にプロ初ヒット初ホームランが出て、今年はより本格的にいくぞというところですか?
山村「そうですね。去年開幕スタメンで出させてもらったのですが、1年間悔しい思いをしたので、今年は何とかここから1年間通して1軍で結果を出したいという気持ちでやっています」

※インタビュアー:高橋将市アナウンサー

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【西武】松井稼頭央監督インタビュー 内野手の山村崇嘉を外野手起用した理由とは?


4月16日放送のライオンズナイターでは、ZOZOマリンスタジアムで行われた、ロッテー西武3回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビューした模様を放送した。急遽1軍昇格となった山村崇嘉選手の起用法について訊いた。

――新外国人(フランチー)コルデロがファーム行きとなりました。これは再調整ということですか?
松井「いろいろな投手を見るためにファームで数多く打席を重ねて、当然焦る気持ちもあると思いますが、少し落ち着いてというか自分を取り戻す意味でも再調整としてファームに行ってもらうことになりました」

――代わりに1軍に昇格するのが長谷川信哉です。2軍からどのような報告を受けていた?
松井「前から(状態は)非常に良かったですからね。外野の競争という意味でも長谷川ということになったと思います」

――金子侑司が水曜日(4月10日、対ロッテ2回戦)のファインプレーで首を痛めて週末(4月12日~14日)のホークス3連戦を欠場しました。その後回復は進みましたか?
松井「進んでいますね。ホークス戦の2試合目ぐらいからだいぶ良くなっていましたから、今日は頭から(スタメンで)いってもらいます。衝撃がすごかったですから、むち打ちのような症状になったと思うし、大事に至らなくて良かったと思います」

――金曜日にイースタンリーグの試合に出ている最中の山村崇嘉を急遽1軍に上げたのは、あのときの金子のカバーということですか?
松井「そうですね。金子が次の日に来てからの状態を見てという形だった。もちろん休みの日も確認はしていて、その時は思ったよりもいけるのではないかという話があったのですが、(怪我してから)2日後が結構きますよね。それで山村を急遽昇格という形になりました」

――山村選手は昨シーズンが終わってから外野の練習を始めましたが、今シーズンの2軍公式戦では外野をまったく守っていませんでした。その山村を土日のホークス戦でライトとしてスタメン起用しました。これはどういう背景がありましたか?
松井「そこは非常に難しいところではあるのですが、元々山村は外野での打球感も非常にいいし、練習はしていましたので、使うなら思い切ってと思いました」

――打球の追い方、カットマンへの送球。ライトとしてきっちりできていましたか?
松井「十分できていたと思います。本人も(打球を)1つ取るまでは不安だったと思うし、1つ取った後、近藤(健介)君の打球(5回、ライトへのタイムリーヒット)だったと思うのですが、難しい打球を球際でしっかり捕ってくれたと思うし、その後の送球も非常に低く放ってくれたので、内野手ということもあり、捕ってからの速さ、元々肩が強い選手なので外野手として非常にふさわしいと思います。内野もできるとなればチームにとって非常に大きいですし、本人の幅も広がります。外野から内野というケースもあるでしょうし、1人何役とできればチームにとって非常に大きいと思います」

――打つ方も2試合連続安打、最初のヒットは(リバン)モイネロから打ちました。
松井「モイネロ投手のようないいピッチャー相手に1本打てたことは大きかったですよね」

――今日の先発ピッチャーは中6日で平良海馬です。先週の大宮(県営大宮公園野球場)でのマリーンズ戦(4月9日、対ロッテ1回戦)では黒星を喫してしまいましたが、これについてどう捉えましたか?
松井「平良の立ち上がりは非常に良かったと思うし、負けにはなりましたけどしっかりと試合を作ってくれたと思うし、そういう意味では今日期待したいなと思います」

※インタビュアー:斉藤一美アナウンサー

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