ググって「THE W」準決勝へ!? 元CAのCRAZY COCOが芸人になるまで

大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、8月22日の放送にお笑い芸人のCRAZY COCOが出演した。難関試験を突破してエミレーツ航空のCA(客室乗務員)となった経歴を持ち、芸人として3年目の現在は「CAあるある」ネタで知られる。芸人に転向するまでの経緯を本人が語った。

CRAZY COCO「エミレーツ航空のあともいろんな仕事をしましたけど、コロナで2週間、入院したんですよ。2週間『死ぬ』っていう当事者意識を持ったとき『エミレーツ航空のときの自分を超えられてへんのイヤやな』『もっと楽しいこと、本当はやりたいこと、あったはずやのに』と自分と向き合い続けたら、やっぱりエンターテインメントやりたかったやん、みたいな」

にしおかすみこ「もとからそういうのが好きだった?」

COCO「好きでした。バレエ習ってピアノ習って舞台に出て、ということをしていたので」

にしおか「多才!」

大竹まこと「彼氏と別れてドバイ行ったのに」

COCO「なんで知っているんですか(笑)。まだその話、していないですよ。本当にやりたいことをやらないと、いつ死ぬかわからんな、と思って、勢いで」

にしおか「足がかりは? お笑い芸人になるって、どうしたんですか?」

COCO「ググったんですよ。“エンターテインメント 女 なり方”みたいな。ググったら『THE W』という女芸人の賞レースのエントリー期間だったので、世界が私の味方をしている、と思って。そういうのって絶対に縁があると思っているのでエントリーして。たまたま準決勝まで行けて」

にしおか「お笑い経験がないのに、ググって? いきなり準決勝に!?」

COCO「行けました」

にしおか「私はSM(キャラ)になるのに10年以上かかった……」

COCO「観ていたなあ(笑)」

CRAZY COCOはテレビに限らず、ラジオや、YouTubeを含むSNSでも活動している。幅広さの理由についてはこう語った。

COCO「YouTubeとかは登録者ある程度いくと、マネタイズ、収益化できるようになるんですよ。ただ私の場合は規則正しく毎日ネタを上げ続けるという期間を設けて。1年目のときはそれが吉本(興業)との約束だったので」

にしおか「吉本にスカウトで入っているんですもんね! めっちゃスゴい」

COCO「毎日上げていたらファンもついてきてくださって、収益化できるまでになった。いまからYouTube始めたい方は、好きなことを毎日上げる。たとえば(登録者)1万人になるまで毎日とか、目標を決めないと。コミットメントに対するマイルストーンをどれだけ置いていくか、ということですね」

にしおか「ちょいちょい言語が(笑)」

大竹「あまりテレビに出なくて済む、ということ?」

COCO「SNSもテレビもラジオも全部やっておかないと。YouTubeしか観ていない世代っているじゃないですか。年齢層が上になるとテレビしか観ていない、ともなる。どの層も満遍なく見てもらうためには全部やらないと幅広くいかないな、というのがあります」

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戦後81年でつくっていきたい「新しい戦後」

大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、10月15日の放送に評論家で近現代史研究者の辻田真佐憲が出演。10月16日に発売となる著書『「戦後」とは何だったのか 未来を変える日本現代史』にちなみ、「戦後」とは何なのか、人々はそれにどう向き合えばいいか、解説を展開した。

大竹まこと「難しそうな本(10月16日発売『「戦後」とは何だったのか 未来を変える日本現代史』)ですけど、そんなことないんですか?」

辻田真佐憲「ないと思います(笑)。昨年が戦後80年ということで『「あの戦争」は何だったのか』という本を出しまして。これが電子を含めて11万部、行った感じで。80年でひと区切りがついて、今年で81年。戦前が77年でした、明治維新から敗戦まで。もう戦後のほうが長いんです。長いほうの戦後は学校の教科書でもそれほど扱っていない、意外と『これ1冊!』みたいな本がなかった。それに合わせて今年は“戦後とは何だったのか”と。タイトルも重ねてきました」

大竹「日本情勢や世界情勢、国会など、すべてが混乱しているように見えます。どの辺から手をつければ、新しい戦後みたいなことに近づいていくんでしょうか」

辻田「時代の切れ目が来ている、というふうに考えるべきでは、と。戦後ってずっとダラダラと続いている、というイメージがあると思うんですね。敗戦のとき、焼け野原になってすべてが失われた。8月になる度に強調されます。でもその結果、あの印象が強すぎて、それ以降に大きな変化がなかった、という印象が強くなった気がする。1945年の8月が悲惨だったことは事実です。ただそれ以降もいろいろな切れ目があったはずだと」

大竹「うん」

辻田「戦後の切れ目は認めたうえで、これまでの平和を、どういうふうに現代に対応させて維持していくか、と考え方を変えていくほうがいいのでは、と。そう思って『新しい戦後』という言い方をしたんですね」

青木理「タモリさんが数年前に『新しい戦前が来るんじゃないか』といったことをおっしゃって。僕も含め多くの人が、なんとなしに頷いたところはある。新しい戦前にしないために、新しい戦後を考察してつくりあげていかなくてはならない、ということでしょうか」

辻田「いまの我々って戦前か戦後かという二者択一になっていると思うんです。戦後を否定すると『戦前に戻ろうとしている』『戦前回帰なんだ』という批判が起こる。当たり前ですけど我々の世界は戦前か戦後かの二者択一ではない。別の選択肢だってあるはずで。たとえば戦後、中国は相対的に経済力も軍事力も弱かった、冷戦構造のもとでアメリカが日本に配慮してくれたなど。いろいろな条件があって戦後の平和や経済平和があったと思う」

大竹「うん」

辻田「でもその条件ってほとんど変わってしまっているわけです。中国は日本の遥かに先を行っています、冷戦も終わっています、と。アメリカは日本に様々な要求をしてくる。時代が変わっていることをまず認める必要があるのでしょう。でもそれは戦前に戻ろう、ということではない。戦後の良い部分がたくさんあったはずです」

大竹「はい」

辻田「変わったいまの環境の中で、どう守っていくのか、育てていくのか、発展させるのか。こういう観点が必要だと思うので、後ろ向きの『新しい戦前』よりも『新しい戦後』を今後、積極的につくっていこう、と。そういうメッセージを、今回の本には込めました」

このあとも「戦後」について辻田が語った。

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