会期末前に混乱、停滞。特別国会の現状

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、7月6日の放送にジャーナリストの二木啓孝が出演。7月17日に会期末を迎える中、混乱も起こっている特別国会について解説した。

長野智子「後半国会の空転、ひどかった。これは何がきっかけだったのでしょう?」

二木啓孝「7月17日で会期が終わるんです。それまでに高市早苗内閣、自民党がものすごい荷物を積んだトラックを入れてきたわけ。ちょっと待ってよ、っていう。それを入れる前に、やることがあるでしょう。高市さんの問題でいうと、たとえば答弁拒否。例の中傷の問題について、答えになっていない。党首討論はやろう、ということ。それと予算委員会でまだ積み残しがあるのに、ものすごく積んだトラックで入ってきた」

長野「なるほど。経済対策もあるし、ナフサや中東の問題もある。やらなければいけないのは、国民の生活そのもののことですよね。先週の動きを改めて振り返ると?」

二木「リスナーの方も日々、ニュースを読んでいて『これ進んだの?』とわからなくなりますね。おさらいしますと、6月30日に野党、全5党がそろって衆参の議長と副議長に正常化するよう、汗をかいてくれないか、と。こういう自民党側の一方的な国会運営をさせてはいけません、と持っていった。そのときまで自民党、与党側は定数削減と副首都法案については、いなくてもやってしまおう、と。いない間、ずっと空回りしていた」

長野「野党の質問時間、みんなぼんやりとしている、みたいな」

二木「ちゃんと時間をとった。来ないのが悪い、みたいになった。7月1日に衆議院議長の森英介さんという人が、正常化するにはちょっと定数削減と副首都法案を放っておいて、皇室典範の改正を優先しよう、と提案した。すると参議院のほうの議運は、少しずつ進めるからいいですよ、となった。この森さんが皇室典範を、と言ったことが連立、維新の中で猛反発された。話が違う、と」

長野「そうですねえ。俺たちの案はどうするんだ、と」

二木「森さんが、なぜまず皇室典範なのか、というと。皇室典範で一生懸命になっているのは皇室に縁戚のある麻生太郎さん。森さんはその派閥の幹部だと。麻生グループの話として、これを先にやるのか、となった」

長野「はい」

二木「そうして自民党の鈴木幹事長も、これでやれ、と。ところが鈴木さんは麻生家から嫁を貰っている、という。皇室典範を先に、というのもいかがなものかと思うけど、みんなワッと麻生さんの顔が浮かぶわけです」

長野「はあ~!」

二木「浮かんだあと、維新からすれば副首都と定数削減については連立を組むときの合意事項じゃないか、と言い出した。維新は官邸にねじ込む。こじれたように見えたんですが、これは維新が使う手で。皇室典範をしたら会期中に定数削減と副首都構想のことは必ずやる、という念書を書いている。マスコミは上品に『覚書』なんていうけど、念書です。書いてくれ、とその案を持っていったら、誰かがマスコミに漏らしたんでしょうね」

このあとも特別国会の現状について二木が解説した。

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池袋占い館セレーネ所属。メンタルケアカウンセラー。鑑定件数は若い女性を中心に7,000件を超え、占いイベントやアプリの監修も手がける。また、イベントMCや声優としての活動もしており、芸能関係者の依頼も多い。

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