所得連動給付の申請不要へ 「給付付き税額控除」が消えた理由

8月11日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、「所得に連動した新たな給付制度」について意見を交わした。

国と地方の協議会は8月10日、2027年度から先行実施する所得に連動した新たな給付制度の事務のあり方に関する初会合をオンラインで開いた。公金受取口座の登録者は申請なしで受け取れるようにする。
会合は政府が5日に税・社会保険料負担が重い中低所得の勤労者を対象に新たな給付制度を導入する基本方針を閣議決定したのを踏まえた。
政府は新たな給付制度について27年度から2年間、消費税減税1%相当分の年6000億円ほどを原資に先行して始め、29年度に本格的に導入する。
8月10日の協議会の会合で、基本方針を踏まえた給付事務の具体的なイメージを示した。原則として前年の住民税の所得額に応じて給付する。

「具体的な金額はまだ決まっていませんが、今回の給付について田中さんはどうご覧になりますか?」(寺島アナ)

「この記事も政治的なニュアンスがありますよね。要するに、今回は食料品の消費減税っていう“減税+給付金”ですよね。それが将来的に、給付付き税額控除という“給付+減税”に接続するというのが今の方針ですが、なぜかこの記事の説明だと“給付制度”ってなっちゃうんです」(田中氏)

「ええ」(寺島アナ)

「給付制度っていうのは財務省が押しているんです。税制度に手を入れられるのが最悪だと思っているんです。食料品のたった2年の消費減税でさえも、ものすごく抵抗していますよね。それが“今度は恒常的な減税をやられたらたまったもんじゃない”という全力の抵抗をするんですが、表立ってやると完全に給付付き税額控除とは違うただの給付制度になって大幅な反発がありますから。こっそりこういう記事から誘導を始めているんです。これも政治的なものです」(田中氏)

「はい」(寺島アナ)

「それはさておき、公金受取口座の登録者、例えばマイナポータルなんかで既に口座を持っている人、あるいは所得税の還付なんかで還付を受けた口座を持っているなど、そういう人たちはあまりコストをかけずに公金を受け取ることができると。今回の給付についてなぜそれが必要かというと、『給付付き税額控除』という将来制度に結び付けるために必要なんです。今のままだと、食料品の消費減税っていうのは高所得者層にもメリットが出ちゃいますよね」(田中氏)

「ええ」(寺島アナ)

「そのメリット分を上回る、あるいは同じくらいのメリットを低所得者層と中所得者層に与えないといけないので、こういった給付を上乗せしているということなんです。それは給付付き税額控除という“給付金+減税”という制度に結び付けるためにやっているんです。給付付き税額控除は高所得者層が得するところがないですから」(田中氏)

「はい」(寺島アナ)

「だけどなぜか給付制度に話が入れ替わっている。『給付付き税額控除』っていう言葉を持ってきていませんよね」(田中氏)

「なるほど。気が付いたらなくなってますね」(寺島アナ)

「それは財務省が、“ずっと続く減税は絶対に嫌だ”という考えがあるから。だって給付制度だけを設けたら、これは減税に関してはノータッチになっちゃいますから。増税しやすいじゃないですか。『給付付き税額控除』だと所得税の制度をいじらないといけないですから。そこでは少なくとも、働き手の世代に増税のオプションが使えなくなっちゃうじゃないですか。さらに給付制度って、簡単に廃止したり修正したりすることにあまり抵抗なく今までもできているんですよ」(田中氏)

「たしかに!」(寺島アナ)

「まさに財務省のための政策で、改革政党と称している政党もなぜかそんな財務省案を言うんです。財務省だけが認める改革だけを追い求めているのが日本の政治家の大半です。本当に嘆かわしいです。官僚の仕事の都合ありきで国民の生活は二の次。非常に馬鹿げたものです。それを政治家が“これこそ改革だ!”なんて言ったら、お前どの面下げて言っているんだよってなりますよね」(田中氏)

〈出典〉
27年度からの所得連動給付、申請手続きは不要 地方にも財政負担案 | 日本経済新聞
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA101YN0Q6A810C2000000/)

おはよう寺ちゃん
放送局:文化放送
放送日時:毎週日曜~木曜 28時45分~32時00分
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FM802『802 RADIO MASTERS』内「MUSIC MATE」10/14(水)は台湾のMUSIC MATEが登場!

中島ヒロトがDJを担当しているFM802のラジオ番組『802 RADIO MASTERS』では、毎週水曜 17:00〜17:10 にて『MUSIC MATE』をお届けしています。
EXPO 2025 大阪・関西万博の開催により、国内外のヒト、モノ、カルチャーの交差が一層活発となったここ大阪。そんな大阪のMUSIC STATION FM802が、各国/地域のMUSIC STATIONと連携し、その国のカルチャーや音楽を共有するというコーナーです。
毎週さまざまな国/地域のラジオ局で働く音楽を愛する仲間=MUSIC MATE が、現地の最新音楽情報を届けてくれます!

●10/14(水)の放送では、「台湾」のMUSIC MATEが登場!

台湾のMUSIC STATION「HIT FM」のDJ Erinから現地の最新情報が届きました。

●DJ Erinは、毎週月曜から金曜の14:00〜16:00の番組を担当されています。

愛称は、Relax DJ、とのこと。

●そんなDJ Erinに、身の回りの最新ニュースについて伺うと…

現在、Hit Fmにとって最も大きなイベントの一つが「第61回 金鐘奨(Golden Bell Awards)」です。授賞式は10月17日にTMA Music Centerで開催されます。
今年、Hit Fmの期間限定番組『Let’s Go 台中!』が「社会コミュニティ番組賞」にノミネートされました! この番組は、台湾中部の魅力的なイベントやスポットをリスナーに紹介するプログラムです。リスナーの皆さんに楽しんでいただけたことを嬉しく思っていますし、審査員の方々にも気に入っていただけることを願っています。ぜひ健闘を祈っていてください!とのこと。

【DJ中島ヒロト】
もちろん受賞することを祈っていますー!

●さらに、台湾の最新エンタメニュースについて伺うと…

今、台湾で最も熱い音楽の話題といえば、この10月に目白押しの「コンサートラッシュ」です。北部から南部まで、台湾全土で大型ライヴが目白押しとなっています。
BIGBANGが10月9日〜11日の3日間にわたり台北ドームで公演を行ったばかりで、来年には高雄での追加公演のために再び台湾を訪れる予定です!また、優里も10月9日・10日に台北アリーナで2公演を開催しました。
そして、この熱いラインナップは毎週続いていきます。10月31日には藤井風が高雄でパフォーマンスを披露する予定で、台湾のファンは今から本当に楽しみにしています!とのこと。

【DJ中島ヒロト】
台湾の皆さんが待っていてくれているということが嬉しいです!

●そして最後にFM802リスナーにオススメしたい、台湾のアーティストを教えてくれました!

アーティスト:理想混蛋(読み方:リーシャンフンダン)

彼らはこれまで決して主張しすぎることも、かといって控えめすぎることもなく、音楽の道を着実に歩んできました。ステージを重ねるごとに魅せる音楽的進歩とアップデートは、青くピュアだった初期から、果敢に挑戦し限界を突破していく姿まで、聴く者を惹きつけてやみません。
彼らの最新アルバムは、確固たる自信に満ち溢れると同時に、異なるジャンルのミュージシャンとの豪華コラボレーションも実現させています。さらに素晴らしいのは、月日と経験を重ね洗練されながらも、ありのままの素直な情感と「創作の原点」を今なお保ち続けている点です。間違いなく、私がこれまでの理想混蛋の作品の中で一番大好きなアルバムです!とのこと。

●オススメしてくれた曲は、「大概也只能是思念(ただ想うことしかできないだろう) 」

フォークが持つピュアな手触りと、ロックが持つ胸熱なエナジー。人生への観察眼や日常の気づきを描き出す彼らの楽曲は、普段は言葉にできない心の機微を、旋律に乗せて美しく届けてくれます。聴く人はその歌によって「受け止められ、慰められ、癒やされ」、その温かいパワーを力に変えて、再び勇敢に前へと踏み出すことができるのです。とのこと。

【DJ中島ヒロト】
ミドルバラードで、優しく、そして力強い感じが伝わりました!

●こんな感じで、毎週水曜のこの時間は各国のMUSIC MATEが登場します!

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802 RADIO MASTERS「MUSIC MATE」来週もお楽しみに〜!

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