「最近この質問が多かったんで気をつけなきゃ…」経済のプロが危険を感じる瞬間を語る

8月21日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティーを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。金曜コメンテーターでMCPアセット・マネジメント チーフストラテジストの嶋津洋樹氏と、外貨預金について意見を交わした。

寺島「個人や企業が外貨預金を急速に増やしています。4月から6月期の平均残高は前の年の同じ期から、およそ4兆円増えて、過去最大の伸びを記録しました。円の先安感から保有資産を分散する動きが広がっているといいます。国内の銀行に預けられた外貨預金の残高は、4月から6月期におよそ26兆1000億円と、前の年の同じ期より18%増えました。増加額は3兆9772億円で、金融ビッグバンにより外貨預金が全面解禁された1998年以降で最大です。個人が保有する外貨預金は、およそ6兆7000億円と8%増えました。個人はこれまで相場の流れに逆らって売買する取引が主流で、円高局面で割安と見た外貨を買うのが一般的でした。個人や企業が外貨預金を急速に増やしているというこの動きですが、嶋津さん、これはどうご覧になりますか?」

嶋津「日本も変わったなっていうのが最初の印象です。そもそも統計を見ると、みなさん全然預金に預けなくなっていて、他のリスク性資産にお金を預ける傾向が、この3年、4年ぐらいずっと続いているので、その流れの一環かなっていう感じはしています」

寺島「円相場を見ると、7月に1ドル163円台と、39年ぶりの安値をつけました。日経新聞によると、家計も企業も円安が継続するシナリオを警戒していて、保有資産を外貨に分散する動きが円売り圧力となってきたとも伝えているんですけれども。分散という動きなんですね、これは」

嶋津「そうですね。よく言われるんですけど、1つのバスケットに卵を全部入れちゃいけませんよと。落とすと全部壊れちゃうから複数の資産が必要だっていうのは運用における鉄則の一つではあるんですけど、ただ、私の周りの人たちの話を聞くと、金融業界に携わってない人だと「最近こういう流れでみんな儲かってるから」と言って資産全部をそこに入れる、みたいなことを決断される知り合いって意外と多くて、それはちょっと違うっていう感覚なんですよね。分散するっていうのは重要なことで運用の鉄則なんですけども、だからといって「みんなが儲かるって言ってるし、実際に儲かるって話聞いたから、私の資産全部それにやります」っていうのは、これはこれで大きなリスクで。マクロ全体で見れば分散で整理されるんですけど、周りの人の話を聞くと「なんかあれが儲かってるって聞いたから」ってやってる方が結構いらっしゃって、私自身はちょっとそれはドキドキしているというか、それはいわゆる基本原則からすると、また違う話ですよっていう感じはしてますよね」

寺島「分散なんですもんね」

嶋津「そうなんですよ。よくあることなんですけども「この株が儲かる」って始まった時は気をつけなきゃいけないっていうのが、この業界に勤めてる人間がみんな感じてることで、普段そんな話をしない人から質問される時が相場のすっ高値になる可能性が高くて、そういう意味で最近この質問が多かったんで気をつけなきゃいけない」

寺島「あらま」

嶋津「半導体株とかね、金とかね。あんまりそういう話をしない人がお酒の席なんかで「そういえば嶋津さん、そういうの詳しいんですよね」なんて言って聞かれるんですけど、もちろん一般的な話しかしませんけど、そういう話が多くなってくるタイミングって、やっぱりちょっと気をつけなきゃいけない。そういうことは感じてますね」

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Suchmosが求めた「クソガキ感」とは? 新曲『Smile』に込めた本音

SuchmosのTAIHEI(Key)とRen Yamamoto(Ba)が、活動再開からの2年を振り返り、楽曲制作方法の変化などを語った。

Suchmosのふたりが登場したのは、10月25日(日)放送のJ-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。世界のミュージックシーンからJ-WAVEが厳選した100曲を4時間にわたってお届けするプログラムだ。

6年越しの対バンツアー、サマソニを振り返る

2013年に結成されたロックバンド・Suchmos。2015年から正式メンバーとして活動するTAIHEI(Key)は、『SAISON CARD TOKIO HOT 100』に2025年8月以来の登場となる。また、番組初登場のRenは再始動ライブにサポートメンバーとして参加し、2026年2月に正式にメンバーとなった。

「Suchmosでの活動もすっかり日常になった」と語るRenについて、ナビゲーターのクリスは「TAIHEIから見て、Renくんはどうですか?」と質問する。

TAIHEI:もともと大学が一緒で、隼太(HSU)の後輩ということで喫煙所で会って、というところからの付き合いなんです。不思議なのが、隼太とやっていたころと、今、復活してRenに入ってもらってからと、バンドの雰囲気が変わっていない(笑)。空気感が一緒です。

クリス:そうなんだ。Renくんは、隼太とは仲がよかったの?

Ren:共通の仲がいい友だちがいて、その友だちの家に週5くらいでお泊まりしていました。

クリス:じゃあ、兄弟みたいな感じだね。やっぱり(演奏)スタイルも近いの?

Ren:意識しているわけではないですが、好きな音楽も似ていたし、そうかもしれないですね。

クリス:テクニックも、共通のところに惹かれたりしていたかもしれないね。

Ren:はい。お泊まりをしているなかでYouTubeとかを見て、一緒にベースの研究みたいなこともしていたので、近いかもしれないです。

2026年5月から7月にかけて、Suchmosは全国9都市をまわる対バンツアーを開催した。藤井 風やハナレグミ、くるりをはじめ、さまざまなアーティストとの対バンが実現したこのツアーは、6年前のリベンジだったと話す。

TAIHEI:前回はコロナによる世界的なパンデミックの影響で、中止せざるを得ませんでした。今回は、当時オファーしていたみなさんにも一度声をかけさせていただいて、どうしても予定がかぶるアーティストの方もいらっしゃったので、新しくオファーさせていただいたりしたところ、素晴らしい豪華な9組になりました。最高でしたね。

クリス:さらに、この夏はサマソニでジャミロクワイと同じ日に出演で、Suchmosからジャミロクワイという並びでしたが、どうでしたか?

TAIHEI:我々からジャミロクワイにステージが転換されるって、すごいことですよね。(ジャミロクワイの)ドラマーのデリック・マッケンジーがライブを観てくれていて、楽屋まで来てくれて「お前らヤバかったぞ!」「お前らがジャパニーズ・ジャミロクワイか?」みたいな。

クリス:それ、何て答えたの?

TAIHEI:「はい!」って(笑)。「憧れています」みたいなことを言って、一緒に写真を撮ってもらったりしました。あと、マット・ジョンソンの鍵盤がセッティングされていて、のぞき見したら僕のセッティングとけっこう似ていて。「似てるな〜」と思ったんですけど、よく考えたら僕がジャミロクワイの初代キーボードのトビー・スミスのセッティングを真似したので、それはそうですよね(笑)。

クリス:(笑)。じゃあ、かなり感激だったという。Renくんはどうでした?

Ren:僕はベースのポール・ターナーとトイレですれ違ったんですけど、一瞬の出来事過ぎて何も言えませんでした。「うわ! 顔小さい!」みたいな感じでした(笑)。

クリス:そんなことでびっくりしたんだ(笑)。

思ったとおりにならないなかで生まれる“Suchmosらしさ”

Suchmosは9月30日に、およそ1年2カ月ぶりとなるシングル『Smile』をリリース。楽曲のイントロは、さまざまな音源が集まるサイト「Splice」からアイデアを得たという。

Ren:もともとのアイデアは、サブスクで数秒から数十秒の音源がまとまっているサイトを物色したら、いい音源があって「広げられるかも」と思ってベースラインをつけました。最終的には、全然違う感じのイントロになりましたけど。

クリス:音源を聴いてインスピレーションを得て、自分たち流に作っていった感じなんですね。Spliceは、多くのミュージシャンが使っているんですか?

TAIHEI:けっこう使っている人は多いと思います。

Ren:トラックメーカーの人とかね。

クリス:なるほど。以前は「ジャムセッションをしながら曲ができる」と言っていましたが、今もそういう感じ?

TAIHEI:今もそうですけど、昔はスタジオに集まってジャムするところからゼロ→イチだったんですけど、今はある程度のタネとなるデモを誰かが持って来て、それをジャムする感じです。

Ren:作曲は別でやって、アレンジはみんなで、という感じです。

クリス:聞く話によると、Renくんがいちばんいろいろアイデアを持ってくるそうで。

Ren:いや、意識しているわけではないですけど、曲を作るのが好きで。日常的にいろいろとネタを作っているので、「これ、合いそうだな」みたいなものができたらみんなに聴かせる、という感じです。

番組ではここで『Smile』をオンエア。あらためて楽曲を聴いたクリスは「ふたりが思うSuchmosらしいサウンドは?」と尋ねる。

Smile

TAIHEI:『Smile』でいうと、最初にRenが持ってきてくれた段階では“ザ・ジャミロクワイ”みたいな感じだったんですよ。だから、俺が最初にTAIKING(Gt)に「アコギでやってみて」って言って、「これ、俺らがいちばん得意なやつね」みたいな状態になってレコーディングスタジオに行ったんですけど、ひねくれ者の集まりだから変えたくて仕方ないんですよ(笑)。「もうちょっとタバコをよく吸うやつが街なかにいる絵が見える感じにしたいよね」みたいな、きれいな大人感じゃない、“クソガキ感”を出したいねっていう(笑)。

Ren:みんな、そのままはやらないよね。

TAIHEI:そうそう。そういうのが集まっていくと、Suchmosのサウンドになるっていう。

クリス:わかるような気がします。直球は投げたくないと?

Ren:はい、それがバンドの面白さですよね。思ったとおりにはいかない。

クリス:先ほど「日常的にネタを作っている」と言っていたけれど、曲作りのインスピレーションはどこから来るの?

Ren:さっき話したSpliceというサイトの音源を聴いて「これは広げられるかも」と思うときもあるし、日常生活のなかで思い浮かんで、急いで帰って具現化するみたいなときもあります。

クリス:ビートや音色などは、トレンドとかも意識している?

Ren:あんまりですね。

クリス:たしかに、今はあまりトレンドは関係ない感じになっているもんね。

Ren:昭和歌謡みたいな古臭いものも、逆にやりたいですね。

TAIHEI:やりたいね!

音楽と似ている? 最近ハマっている○○とは…

『SAISON CARD TOKIO HOT 100』では、ゲストの素顔を引き出すランダム質問を用意。恒例の「ガチャ」でTAIHEIが引いた質問は、「これにハマっています。音楽以外で最近ハマっていることは?」。

TAIHEI:僕は昔から料理が好きなんですけど、スタジオで音楽をやったあとに、キッチンで2時間くらいかけてじっくり料理するのにハマっています。最近だと手羽元の骨を砕いて、灰汁を取って出汁を取りました。家の小さい鍋でやるから、最終的には妻と僕の2杯分しかスープは取れなかったですけど(笑)。

クリス:それは、けっこうリラックスできる?

TAIHEI:料理は入れるものの順番や仕込みが何となく曲作りと似ている感じがあって、息抜きになるというか。あとはビール飲みながらとかもけっこう好きなので、一段と料理にハマっていますね。

クリス:なるほど。ちなみにその出汁はどうでした?

TAIHEI:上出来でしたけど、時間かけて2杯分しか取れなかったので、本業にはできないかなって(笑)。

続いての質問は「Smile。最近笑ったことや思わず笑みがこぼれたこと」。ガチャを引いたRenは、オーストラリアでの思い出を語る。

Ren:一昨日まで演奏でオーストラリアのシドニーとメルボルンに行っていたんですけど、街が最高すぎて、いるだけでニヤニヤみたいな(笑)。

クリス:何がそんなによかったですか?

Ren:「楽園?」みたいな。ちょうど季節も逆なので夏に向かっていて、浅いところしか見られていないかもしれないですけど、とりあえず見えているところは全部ハッピーみたいな感じでした。それで好きになりすぎて、来月、旅行でまた行くんです(笑)。

クリス:それはすごいなぁ……。

TAIHEI:あははは(笑)! 俺も連れて行って!

Suchmosは2027年3月から、8年ぶりとなるアリーナワンマンツアー「Suchmos BAY SIDE TOUR 2027」を開催。仙台・福岡・横浜・神戸と、港町にゆかりのある4都市を巡る。関東近郊は、4月24日(土)・25日(日)にKアリーナ横浜で行う。24日(土)のチケットはすでにソールドアウトだという。

クリス:“ソールドアウト”という言葉を聞くと、どう思います?

TAIHEI:安心します(笑)。当日までに全公演ソールドアウトするのが唯一の目標なので。

クリス:どんなツアーになりそうですか?

TAIHEI:今、新曲を作っている段階なので、それがセットリストにどの割合で入ってくるかっていうのが自分たちも楽しみですし、今までにないセットリストが作れるいいタイミングな気もします。また、久々のアリーナツアーということで、ゆっくりいいライブを作れるんじゃないかと思います。

Ren:再始動してからライブもどんどんよくなっている気がしているし、さらに成長したいですね。

クリス:どんなふうによくなっていますか?

TAIHEI:Renも含めた今の6人でのアンサンブルのリハーサルは、このあいだの対バンツアーでひと段階終わったのかなという感じです。試運転的な感じは終わって、本腰を入れて今の6人でアンサンブルを作れる状態になってきています。

Ren:ひとつの形にはなっている感じがするね。

TAIHEI:ここからより攻めていけるね。

クリス:また、10月初めには韓国・釜山で開催された「2026 釜山国際ロックフェスティバル」でヘッドライナーを務めました。日本以外のアジアのフェスでのトリというのは、どうでしたか?

Ren:「いいんですか?」って感じでした。

TAIHEI:僕らのあとに(解散・引退を発表した)メガデスがいて、「まさか自分たちがそんなところに行けるとは」という感じでした。(ライブでは)YONCE(Vo)が通訳の方に書いてもらったカンペを頑張って棒読みしていましたね(笑)。

Ren:(観客は)“Suchmos”と書いたデカい旗を振っていたりして、そういうのも印象的でした。海外でのライブもどんどんやっていきたいです。

Suchmosの最新情報は公式サイトまで。

番組公式Xでは、放送後のアフタートークの様子も動画にて公開している。

『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。

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