大竹まこと、R-1グランプリについて語る

3月7日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、パーソナリティでタレントの大竹まことが6日に開催されたRー1グランプリ2022について語った。

 

今大会で王者に輝いたお見送り芸人しんいちについて、先日当番組にゲスト出演した際に”かなりいい感じ”と好印象を抱いたことを話した大竹。

そこで語られたお見送り芸人しんいち自身のエピソードを振り返りつつ「10年やってきて最後の最後(で優勝という結果を残せて)。親も借金してるとかここに来た時言ってたっけ?ちょっと返せるかもしれないね。どうなっていくのか楽しみだねぇ。」と今後への期待を語った。

 

また、「頭だけで構築したネタと、体もくっついたネタ、ZAZYとか吉住とかは頭の中で作ったネタ感がとってもするんだよね。すごく構築されていて。(一方)お見送り芸人の方は、そんな感じじゃ無いんだよね。客と呼吸してて、ウケたネタだけ持ってきたみたいな。”これ劇場でウケたやつー!”みたいな。客と行ったり来たりしてる感じ?そういうの見てると1人で脳内で構築したネタは客がどこまでついてくるかっていう話じゃない。」と全体を通して各芸人のネタの違いについても分析した。曜日パートナーの阿佐ヶ谷姉妹も「ピンの方は本当にすごいですよねぇ。お一人の頭の中でまずは、ですものね。そこからどういうふうに広げるかっていう。(江里子)」「(2人でやるのと)全然違うものね。(美穂)」と改めてピンでの活動の難しさについて尊敬する様子で話した。

 

大竹は「お笑いの世界のいいところは、ぽかんと鯛を釣っちゃったみたいなときがあったりする。それが世の中のほかに影響したり浸透したりするかもしれない。」と今回結果を残した人に限らず、踏ん張ってる芸人全てに可能性があることを改めて語り、「受かった人も受かってない人も今後が楽しみですね!」と締めた。

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J-WAVEが厳選!「いま聴くべき」おすすめソング8選(3月前編)【SONAR TRAX】

ラジオ局J-WAVE(81.3FM)が選ぶ今聴くべきネクストカマーの最新楽曲「J-WAVE SONAR TRAX」。2022年3月は、全16曲が選出された。

「SONAR TRAX」は、『SONAR MUSIC』(月~木 22:00~24:00)や、『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』(金 22:30~23:00)で、毎日1曲をピックアップして詳しく紹介。そのほかの各ワイド番組でも、おすすめの楽曲を毎日オンエアしている。

【前回記事】https://news.j-wave.co.jp/2022/02/post-9173.html

ここでは、3月前半の「SONAR TRAX」から8曲を紹介しよう。

1. さとうもか「愛はもう」

さとうもかは、岡山県出身のシンガーソングライター。2018年から本格的な活動を始め、昨年メジャーデビュー。メジャー1stアルバム『WOOLLY』に収録された楽曲「Love Buds」は、「TOKIO HOT 100」最高4位にランクインした。3月2日に配信リリースされる新曲「愛はもう」は、終わりゆくカップルをリアルに描写した歌詞が印象的な一曲。「最後のデート」がテーマになっているMVも、3月9日に公開されることが決定している。

2. chilldspot「your trip」

chilldspot(チルズポット)は、東京都出身、メンバー全員2002年生まれの4人組。2020年11月に1st EP『the youth night』を高校在学中にリリース。作詞・作曲を務めるVo. 比喩根が作り出す楽曲は早くも反響を呼んでいる。そして昨年10月からは『SONAR MUSIC』内のコーナー「SONAR’S ROOM」水曜日レギュラーを務め、飾らないメンバーの素顔を見せている。「your trip」はそんな彼女らが3月30日にリリースする2nd EP『around dusk』からの一曲。アレンジはヨルシカのn-bunaが担当し、chilldspot史上最もポップで明るいサウンドの楽曲に仕上がっている。

3. Hana Hope「Your Song」

Hana Hope(ハナ ホープ)は東京都出身、2006年生まれのシンガー。11歳の時から国内外でライブパフォーマンスを重ね、ソロデビュー以前から高橋幸宏、佐橋佳幸、細野晴臣、ROTH BART BARON、TOWA TEIなどの錚々たるアーティストと共演。「人の感情を引き出すような歌が歌えるアーティストになりたい」と語る彼女は、2月25日デビューシングル『Sentiment/Your Song』を発表。「Your Song」は様々な表情を見せる彩りと展開が豊かなトラックに彼女自身のスモーキーな歌声が混じり合う一曲。歌い出したくなるようなポップさと、彼女のナチュラルな魅力が溢れる仕上がりになっている。

4. Doul「Super Hero」

Doul(ダウル)は2020年に配信シングル「16yrs」でデビューしたアーティスト。作詞作曲からファッションコーディネート、MV制作までのクリエイティブ全般を全て自らがプロデュースしており、自身の個性を最大限発揮させる形で国内外にフォロワーを拡大させている。2月23日にリリースされた12thシングル「Super Hero」は、もとは緊急事態宣言の最中にDoul自身がステイホームを呼びかけるために書き下ろしていた曲をアレンジしたもの。誰もが経験したコロナ禍の苦しみを、自分自身の力へ変えていく決意をストレートな歌詞と力強いサウンドで表現したこの曲は、誰しもが共感でき、背中を押される一曲だろう。

5. NIKO NIKO TAN TAN「水槽」

NIKO NIKO TAN TAN(ニコニコタンタン)は2019年結成、音楽担当2人と映像担当2人のメンバーから成るクリエイティブミクスチャーユニット。4人で楽曲とMVを同軸で制作する手法を取り、音楽的にもビジュアル的にもジャンルを横断した作品を世に送り続けている。既に海外からも注目を集めており、2020年12月には「Vans Musicians Wanted」のアジアTOP5に選出され、審査員のAnderson. Paakは「ケミカルブラザーズのようないいものが聴けた」と彼らの楽曲を高く評価した。「水槽」は2月23日にリリースされた彼らの7thデジタルシングル。軽やかさとポップさを兼ね備えつつも、歌詞の情景や重層的なコーラスはどこか不安げな、中毒性の高い作品になっている。

6. Fieh「Fast Food」

Fieh(フィア)は、ノルウェー出身の7人組ネオ・ソウルバンド。リードシンガー・ソフィーの柔らかいヴォーカルと、ミニマルながらも時として広がりを見せる洗練されたサウンドの融合が、ノルウェー国内外から数多くの注目を集めている。「Fast Food」は、2ndアルバム『In the Sun in the Rain』からの一曲。今作はプロデューサーに同じくノルウェー出身のジャズバンドJaga Jazzistのラーシュ・ホーントヴェット、エンジニアにはD’Angeloの『Voodoo』を手掛けたことでも知られるラッセル・エレバドを起用するなど、最高峰のプロダクションで製作されている。

7. Olu Bliss「My Favorite」

Olu Bliss(オリー・ブリス)はナイジェリア出身、現在はニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライター。Jay-Zが運営する音楽ストリーミングサービス「TIDAL」で今後の活躍が見込まれるアーティストを紹介する「TIDAL Rising」に選出された経歴も持つ注目のアーティストだ。そんな彼が2月25日にリリースしたシングル曲「My Favorite」は、彼自身が過ごしたことのあるブラジルでの時間やポルトガル語映画、初恋の人への純粋な気持ちに想いを馳せながら製作された。ボサノヴァやサンバを彷彿とさせるギターの音色と歌詞に織り交ぜられたポルトガル語が、トロピカルでノスタルジックな雰囲気を演出している。

8. Poppy Ajudha「HOLIDAY FROM REALITY」

Poppy Ajudha(ポピー・アジューダ)はサウス・ロンドンを拠点に活動するアーティスト。10代の時から楽曲制作を始め、2018年にはTom Mischの「Disco Yes feat. Poppy Ajudha」に客演として参加したことで注目を集めた。「HOLIDAY FROM REALITY」は、4月22日にリリース予定の1stアルバム『The Power In Us』からの先行配信曲。力強いヴォーカルで歌われるのは目まぐるしい現実への疲労感と、それでもなお抱く夢への捨てられぬ気持ち。 “現実からの休暇” が必要だと歌う彼女の切実さは、目まぐるしい現実が当たり前になってしまったから現代だからこそ、多くの人に届く普遍性を備えている。

YouTube Music上でSONAR TRAXのプレイリストも公開中。
https://music.youtube.com/playlist?list=PLvnqRlSKeP6ctUQvdgd_38bVkpv4kQ1QM

(文=J-WAVE WACODES 8期 井上慧)

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