【西武】豊田清コーチ・インタビュー…投手陣に勇気を与えた隅田と6投手の無失点リレー

4月14日放送のライオンズナイター。西武の試合がなかったこの日は豊田清コーチのインタビューをオンエア。現在の投手事情をすべて把握する豊田コーチに、文化放送・高橋将市アナが話を聴いた。

――シーズンが始まり、各チームとの対戦もひとまわりしました。投手陣全体の働きぶり、印象はいかがですか?

豊田「オープン戦から順調に来ている、という感じで開幕まで来ました。先発も想像以上に活躍してくれましたが、ふたまわり目、ロッテ戦からなかなか勝ち星がつかず。リリーフも無失点で切り抜けられない。それでも若い選手も含めて一生懸命やってくれているとは思います」

――ルーキーの2人(隅田知一郎、佐藤隼輔)に続き、新外国人のエンス投手が4月10日に初勝利。新戦力が白星を重ねている点はいかがしょうか?

豊田「すごくうれしいですね。昨年までいなかった選手たちが勝ち星をくれたのが良かったと思いますし、隅田に関してはここ3試合、負けもついていますけど、試合をつくってくれるので頼もしく思っています」

――佐藤投手も含めて2人の新人左腕の働きぶりは?

豊田「前評判どおり、しっかり試合はつくれる投手で。強気にインコースを攻められる、左投手にもインをつける、どの球種でもストライクがとれる。的を絞らせない投球ができていると思いますね」

――外国人投手、来日が遅くなりましたけど開幕までには皆(エンス、スミス、ボー・タカハシ)が来てくれました。

豊田「我々としては頼もしく感じます。来たからには大暴れしてほしい。まずエンスが結果を出して、トリプルプレーまで完成させてくれて。チームを盛り上げて、まさに助っ人という感じです」

――エンス投手は先発の軸としてやってくれそう?

豊田「先発としてやってこなかったということで、まだ長いイニングというよりは初回から強い球を投げて、『試合をつくってくれる』というところでしょうか。やはり柱は髙橋光成であり、まだ(一軍に)いませんが今井となってくるので」

――3本柱の髙橋光成、松本、今井、各投手はまだこれからというところ?

豊田「過去3年間しっかり投げてくれた3人ですから。疲れや相手チームの慣れもある。その対策もしていかなきゃいけない3人になってきたのかなと」

――今井投手も4月8日にファームで投げました、そろそろ一軍合流でしょうか?

豊田「2イニングを二軍で投げましたけど、もう少し球数を投げてくれれば。本人はもういけるようだったのでチームがいつゴーを出すか、という感じです」

――投手陣は土日(4月9、10日)、ホークス打線を0点に抑えました。土曜は延長12回のスコアレスドローで。

豊田「隅田に対してリリーフをどうしようかと青木コーチと相談したんですけど、(7回途中で)水上をいかせようと。水上、平良、増田、平井、佐々木、宮川。みんなマウンドで大暴れ(無失点リレー)してくれたというのは投手全員に勇気を与えてくれたという気はしますね」

――3年振りに延長12回が復活しました。変え時や回またぎとか、難しい判断を求められるのでは?

豊田「延長ありきで考えると後手後手に回るかもしれないし、9回までに決めるという試合運びができればいいんですが、悩ましいところ。そこは青木コーチと相談しながらしっかりと組み立てていきたいなと」

――投手陣の立て直しを期待されています。立て直しのポイントは?

豊田「無駄な失点を防ぐこと。現段階でも無駄な四球が目立っています。ビハインドのゲームでそうなると、打者陣の追い上げムードも折れてしまうので、四球を減らすということに重点を置いています」

番組冒頭では豊田コーチが投手陣に「マウンドへ上がったら『打てるもんなら打ってみろ』、そういう気持ちでいってみろ。『結果を恐れず』『打たれたら使ったコーチのせいだから気にするな』」と話していることも紹介、その責任感の強さもうかがえた。

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東急のDXの取り組みとは?

株式会社L is Bの代表である横井太輔氏がパーソナリティを務めるラジオ番組

「L is B presents 現場DX研究所」(文化放送 毎週月曜日20:00~20:30)

5月20日放送には、「東急株式会社 URBAN HACKS VPoEの宮澤秀右氏をお迎えし、力を入れる取り組みなどについて詳しくお話いただいた。

松井佐祐里アナ(パーソナリティ)「まずは、企業プロフィールをご紹介させて頂きます。東急株式会社は 交通事業、不動産事業、生活サービス事業、ホテル・リゾート事業を事業分野とする東急グループの中核企業です。“まちづくり”を事業の根幹に置きつつ、 長年にわたって、東急線沿線を中心としたお客さまの日々の生活に密着した、さまざまな領域で事業を進めています。そして2021年、東急線沿線の顧客とビジネスのために、徹底した顧客視点でグループを横断するサービス開発、体験設計を実行するプロセス・組織体制“URBAN HACKS”を発足させました」

L is B代表・横井太輔氏(パーソナリティ)「URBAN HACKSとはどういう意味ですか?」

東急株式会社 URBAN HACKS VPoEの宮澤秀右氏「URBANというのは都市。HACKSというのは、技術を使って何か便利なものを作り出すっていう意味なんです。URBAN HACKSというのは、まち作りのDXを推進する組織という意味でこの組織にこの名前をつけさせていただきました。」

横井「今取り組んでいらっしゃるお仕事は具体的にはどんなものになりますか?」

宮澤「東急がしっかりとした地盤で沿線のお客様にリアルのビジネスを中心とした体験価値を提供できてきたこの100年間で、これからの100年間デジタルを使ってどういうふうにお客様に、便利な体験を提供していくかっていうところを考え始めました。そのことにおいての重要なポイントというのがやはりソフトウェアの技術をどういうふうに使っていくかということ。我々の今の組織が主にやっていることは、ソフトウェアの開発になります。最先端のソフトウェアの技術を使って沿線を中心としたお客様の暮らしをどういうふうに便利に豊かにしていくかっていうことを突き詰めていく組織なんですね」

横井「次の100年の礎を、ソフトウェアを踏まえて作っていくお仕事ですね」

松井「今力を入れている取り組みは何ですか?」

宮澤「東急の沿線を中心としたお客様の体験価値を向上させていくというところに力を入れています」

横井「詳しく教えてください」

宮澤「我々は、東急線アプリというアプリケーションを提供しています。例えば、バスに乗る時に、もう既に家を出る前から今バスがどこを走ってるのかがわかるようになっています。デジタルITが世の中に現れたことによって、お客様に対する便利さを提供できるようになってきたんですよね。これは世の中全体で起きていることで、我々東急だけがやってることではなく、いろんなデジタルの会社がそういったビジネスを展開しています。その中で今までリアルを中心とした鉄道、不動産みたいなものを東急が提供できてきたんですけど、世の中のそういったお客様の便利さを我々も追求していく必要がある。そのために我々も自分たちのリアルで提供しているもののサービスをデジタルを融合させることによって、どういうふうに価値を向上させていくかということをやっていかなきゃいけないということなんですね」

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