言いたい放題のトランプ氏。じつは準備も抜かりない?

11月16日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーに上智大学教授・前嶋和弘さんが登場した。2020年以来、2年ぶりの登場だった。

壇蜜「2年前はなんのお話を?」

前嶋和弘「アメリカの話ですね。新しい政権になるとか大統領選があるとか。そのタイミングで大竹さんとお話をさせていただきました」

壇蜜「今回もトランプ氏が出馬表明した当日にいらっしゃったからビックリですよ」

前嶋「先ほどですね。予測してこのスケジュールにしたわけじゃなくて。トランプさんが17日に『俺、重大な発表するぞ』と言っていたんです。民主党支持者からすれば『悪魔が戻ってきた』みたいな感じになって」

壇蜜「ご覧になってどうでした?」

前嶋「出馬表明そのものは『いつものトランプが戻ってきた』と。『(自分が)戻ってきたらアメリカはグレートになるんだ』という話を70分間。いつものとおりやっていましたね。アドリブも多くて」

大竹まこと「はい」

前嶋「『ポーランドにミサイルが着弾した。俺が大統領だったら、そもそも戦争がないぞ!』と言う。あるいはG20でバイデンさんが向こうにいるわけですが、体調不良で夕食会に出られなかった。『そんな年寄りはダメなんだ』と。4歳しか変わらないん(76歳と80歳)ですけど(笑)」

大竹「言いたい放題って感じだね」

前嶋「しかもオーディエンス、聴いているのは招待したファンしかいなくて。集まったのはいつもの『ワーッ!』というタイプではなくて、少しドレスアップして。お上品な印象は持ちました。世界のメディアを呼びますからね」

大竹「世界にどう思われようと準備はすごくしている感じが伝わってきます」

前嶋「そのとおりです。トランプが出るぞ、となるとワーッと盛り上がる側と『とんでもない人が来た』と思う側がある。同じことがバイデンさんにも言えて。バイデンさんの支持率、僕らは悪い、悪いと言っているけど、どう考えても悪くないんです。こう言うとウソみたいですけど、このころの支持率……大統領って10月ぐらいとかはみんな悪い」

前嶋さんはこのあとも大統領選にまつわる話をじっくりと聴かせてくれた。詳しくはradikoのタイムフリー機能にて。

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ポーランドにミサイル着弾。バイデン氏はロシア製ではないと推測。大竹「アメリカのこういう軍事情報って意外と正確」

11月16日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて、ポーランドにミサイルが着弾し、2人が死亡したというニュースを取り上げ、大竹がコメントした。

ウクライナ国境に近いポーランド東部で15日午後、ミサイルが着弾し、2人が死亡した。ロイター通信によると、ポーランドのルダ大統領は誰がミサイルを発射したか?決定的な証拠はないと強調した上でロシア製の可能性が高いが、調査中と語っている。また毎日新聞には、バイデン氏は会合後、ミサイルがロシアによって発射された可能性について記者団に質問されると、慎重に言葉を選びながら「今得ている初期情報からは、それはありえなさそうだと思う。ロシアから発射された軌道ではなさそうだ」と答えた。バイデン氏はミサイルの軌跡から考えるとロシアから発射されたとは考えにくいと述べた。爆発の調査でポーランドを支援することで合意した。何が起きたか正確に把握するつもりだとバイデンアメリカ大統領は、強調した。

このニュースを受けて大竹はこのようにコメントした。

大竹「ミサイルが着弾してポーランドで2人が亡くなった。このミサイル、ポーランドはロシア製だって言ってるんだけど、バイデン大統領は、ロシアが発射したとは考えにくいと言っている。これまだちょっと状況はよくわからないなぁというふうに思うんだけども、アメリカのこういう軍事情報って意外と正確なところがあるので、バイデン大統領が、ロシア発射と考えにくいっていうからには、まだちょっと藪の中な感じがする。もうちょっと正確な情報をつかんでだね。ただ、ポーランドはNATOの加盟国だからそこに着弾したということになると、問題が大きく広がる可能性がある。第二次世界大戦はドイツがポーランドに侵攻した時から、大きな対戦に膨らんでいったんだけど、気をつけないとね。NATOを巻き込むということになると、ちょっと問題は大きくなるなぁという感じになっちゃうね。ロシアも一日で90発も近郊に打ち込んでるって言うからには、もうやりすぎ感はある。なぜかっていうと一般の街だからね。普通の街にミサイルをバンバン打ち込んで、発電所とかの施設に打ってるとは言うけど、国連の総会でも多くの国がロシアのウクライナ侵攻に反対している。多くというのがみそで、投票をしなかった国がたくさんあるし、しかも反対票を投じた国もたくさんあるわけで、複雑な世界情勢と絡んでいくんだろうけども、日本の立場は難しいけども西側の国としてやらなくちゃいけないことはたくさんあると思う。その辺はちゃんと岸田さんに話していただきたい。ただ、過激にやりすぎてもねっていう、ここのさじ加減がとっても難しいんじゃないかな」

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