『波よ聞いてくれ』鼓田ミナレに比肩!?服部さやかの“破壊力”

服部さやか ©RKBラジオ

ラジオ局を舞台に、さまざまな人間模様を描き出すテレビドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)が話題だ。同名タイトルのコミックを原作としたこのドラマの主人公は、ひょんなことがきっかけで、深夜に自身の名前を冠した番組を持つことになったフリーター・鼓田ミナレ(小芝風花)。元交際相手のダメ男の話や、自らが引き起こした“事件”で公開謝罪するといった、身の回りで起きたことを、ときに絶叫を交えながらしゃべりたおしていく、痛快劇だ。

実はこのドラマが放送されている金曜深夜、ミナレと同じように一人マイクに向かって生放送をしているラジオパーソナリティがいる。福岡・RKBラジオ『#キューパレ 服部さやかのシュンすぎ』の服部さやかその人である。

「ワケありの水原」が主人公。大沢在昌、最新作発売の「魔女」シリーズを語る

お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、5月15日の放送に作家の大沢在昌が登場。4月に最新作『魔女の後悔』が発売された「魔女」シリーズについて語った。

大竹まこと「今回は『魔女の後悔』。これは何作目?」

大沢在昌「シリーズとしては4作目です。前作『魔女の封印』が9年前ですね。連載自体が3年半ぐらいあったんです。1回の枚数が短かったので。それぐらい間は空いています」

壇蜜(パートナー)「(主人公の)“水原”っていう苗字にドキドキしちゃった」

大沢「なんで?」

壇蜜「渦中の人じゃないですか……」

大沢「それは全然考えなかった(笑)。20年前に最初の水原の話を書いていますから」

大竹「本の紹介は難しくてね。あそこがいい、ここがいい、とも言えないし」

壇蜜「お母さんと娘の関係みたいなのが……。お母さんと娘ってこうだよね……、というのはありました」

大沢「そう思ってもらえれば書いた価値はありました」

大竹「知らない方もいらっしゃると思うので、この水原という女の人の設定を……」

大沢「14歳のときに祖母の手で売春島に売られて、そこから何千人という客の男の相手をさせられて。絶対不可能と言われた島抜けを果たして。そのときの経験で、男を見て一目で中身が見抜ける、という超能力を持っている。その超能力を活かして闇のコンサルをやっている、という設定ですね」

壇蜜「ワケありにもほどがありますね」

大沢「めちゃめちゃワケありです」

大竹「この人の取り巻きに星川という女の人が出てきます」

大沢「いまは戸籍上も女ですけど、もとは警察官で、男性で。結婚して子供もいたという過去がありながら、どうしても女性になりたくて性転換して。良きパートナーで、水原と星川のやりとりというのが、男をめちゃくちゃに言うんですけど、書いていて楽しい。どれだけでも男の悪口を書けるんです」

壇蜜「怖いものなしの女二人がそろったっていう感じしますね」

大竹「星川のモデルは、はるな愛じゃないかって」

大沢「違います(笑)。はるな愛さんのこと、ここで会うまで知らなかったもの」

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