韓国の恋愛リアリティーショーに出演中の高田夏帆 こじらせ男子向井に物申す

メインパーソナリティ・パンサー向井の周りには、個性豊かなパートナーが勢ぞろい。
さらに、お笑い芸人やタレント、アーティストなど、愉快 なゲストが毎日やってきます。

この日はパンサー向井と火曜パートナー田中直樹(ココリコ)でお届け。
10月8日(火)のゲストは、俳優の高田夏帆さん!「王様のブランチ」、「Rの法則」など向井との共演歴も多い高田さんが、こじらせ男子な向井に物申します。

向井と高田の初対面は“いろいろあった”あの番組

向井:僕と高田さんは、最初は高田さんが17歳くらいのときに「Rの法則」っていうEテレの番組で出会って。たくさん10代の子が出てて、当時一緒に出てた方でいうと、SixTONESのジェシーとか、田中樹くんとかも出てる中にいらっしゃって。その時からかなり存在感のある方でしたよ。

高田:本当ですか!?結構頑張ってました。色々あってなくなっちゃった番組なんですけど。

向井:(笑)

田中:そうなの?気になる。

向井:言い方!

高田:すごいお世話になりました。すごいいい番組でしたよ。教育番組ですから!

向井:そこで学んだこともあるだろうしね!

高田:もちろんそうです!私はそこで育ちましたから!

向井:その後にTBSの「王様のブランチ」にパンサーが出させてもらった時に、リポーターの中に高田さんがいらっしゃって。

高田:6年半やりまして。

田中:6年半もやって!

高田:割と長かったですね私。その時も再会して。

向井:ロケに行ったりとかね。

高田:ロケも結構行ったんですよ。私、芸人さんとタッグを組ませてもらうことが多かったんです。よく喋る性格なので。

向井:やっぱガッツあるんですよ!

高田:確かに、激辛とかいっぱい食べたりジェットコースターもNGなのに乗ったりしました!

田中:えー!

韓国の恋愛リアリティーに出演中の高田

田中:現在は韓国の恋愛リアリティー番組に出演中。韓国でも話題を呼んでいるグローバルな俳優さんでございます。

向井:恋愛リアリティー番組!大人になったねえ~(笑)

田中:そうだよ、10代から一緒だったからね。

高田:私、韓国で有名な俳優さんと今、デートしてるんですよ!

田中:マジで!

高田:ガチです!お肌ぴちぴち!超楽しいから!

向井:楽しい?

高田:やばい!キュンキュンしてる!!

向井:え、言葉の壁は?

高田:韓国語喋れないから、パパゴっていう翻訳アプリで会話してるんですよ。

向井:翻訳アプリ使いながら。

高田:だから私、急いで空港で、「初心者向け韓国語レッスン」みたいな本も買って。

向井:そんな付け焼き刃じゃ無理でしょ(笑)

高田:頑張ってます!アニョハセヨから。

向井:キュンキュンしますかそりゃ。

高田:する~!やば~い!

向井:このシーンたまんなかったっていうの聞きたい!

田中:うん、聞きたい!

向井:男性からこれやられた時に、ちょっとこれはドキッとしたなっていうの。

高田:基本ね!日本人男性良くないなって思ったのは!ちょっと物申したいんですけど!!

向井:(笑)

田中:なになに?教えて。

高田:こじらせすぎなんです!

田中:こじらせすぎ?どういうこと?

高田:カッコつけるのはダサい、恥ずかしいとか、イジられるの怖いとか思ってませんか??向井さん!!??

向井:俺に言ってるよね(笑)俺すごいあるの。

高田:そういうのが何もないんですよ韓国って。

向井:どういうところに出る?

高田:ちょっと寒いそぶりしたら上着をかけてくれる。ミニスカートを履いていたら上に上着をかけてくれる、ドライブするってなったらレディーファーストでドアを当たり前のように開けてくれる。私が一番キュンってなったのは、散歩してる時に、大きい木が生い茂っていて、その葉っぱが目の前にあって。

向井:はい。

高田:それをピュンって!

向井:暖簾のように(笑)

高田:そう!やってくれて!かわいい!きゅん!そこまで!?みたいな!自分は葉っぱに当たってるんですよ。ボボボ…って。

向井:それを、いちいち車のドアなんて開けなくていいよな?みたいなのは…

高田:ノンノンノン。そんなん違います。

向井:恥ずかしがらずにやればいいと。

高田:ちなみに、この恋愛リアリティーの番組タイトルが『婚前恋愛』。

向井:『婚前恋愛』!

田中:あなたどうするのよ!そのままあなた!

向井:“婚”が入ってるじゃない!

高田:やだー!“婚”が入ってて!!早い早い!!付き合ってもないけど!!どうしよう~!!みたいな!

向井:すごい元気…(笑)

実は喋ってない時の方が魅力的?お喋りが抑えられない高田

向井:デビューのきっかけが、街頭インタビューから?

田中:そうなの?

高田:TBSの『さんまのからくりTV』って番組の街頭インタビューを高校生の時に受けて。こんな感じでバーって喋ってて。

向井:昔から自由に喋ってたんだ。

高田:もうねお喋りで~。ちょっと戻っていいですか?その恋愛リアリティ番組で…

向井:またその話する?(笑)

高田:その『婚前恋愛』でその街頭インタビューがプチバズりしてて。

向井:まあ話題になるよね。

高田:なんでバズってるかって、その番組で私が喋ってないから。韓国語喋れなくて、うるさくないからかわいいって私言われてて!(笑)

向井:(笑)

高田:封印されてるから!自分の言葉を!

向井:日本でも抑えなよ(笑)バズるから多分。

高田:楽しいだもん、言葉があるから!我慢できないの!

向井:高校生のころからその感じで喋ってたんだ。

高田:そしたら、夏休み企画で一般女子高生がスタジオのひな壇に座るって企画があって。私がちょこんって座ってて、ちょうどモニターに抜かれた時に、その場にいたマネージャーさんがプロデューサーさんづてにお声掛けしてくれて。「なんか光ってないか~?」って。

向井:その時はワイプに抜かれただけで、喋ってないわけだよね?

高田:…喋ってない(笑)

向井:喋ってない時にチャンス掴んでるよね?

高田:そうかも!

田中:本当だ!

高田:しかも、私が仮面ライダーのヒロインをやらせてもらった時、オーディションだったんですけど、その時の受かった理由が「何も喋ってなくて、怖そうだったから」。喋ってなくて、緊張して。

向井:だから喋ってない時に光るものが…

高田:喋っちゃダメかあ~。

(TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』より抜粋)

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みかんに魅せられた大学生、異郷の地で大挑戦「多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

暦の上では春になっても、まだまだ「こたつ」が恋しい時期です。こたつに入ると食べたくなるのが、やっぱり「みかん」。

ただ、どんな方がみかんを作っているのか、あまり知らない方も多いと思います。今回は、果物好きが高じてみかん農家になった、北国出身の若い男性のお話です。

赤山大吾さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

昔、東京と沼津の間を結ぶ電車を「湘南電車」と呼んでいた時代がありました。車両のオレンジと緑のカラーは「湘南色」、俗にみかん色とも云われてきました。今はだいぶ本数も減りましたが、東京駅のホームに、「沼津」と行先が表示されると、何となく、潮の香りと柑橘系の爽やかな香りが漂ってくるような気分になります。

その静岡県沼津市・西浦地区は、駿河湾の最も奥まった所にあって、海越しの富士山を望むことが出来る、風光明媚なみかんの産地として知られています。看板品種は、寿という字に太郎と書いて、「寿太郎」。この「寿太郎」を、今シーズン初めて作り上げて、出荷した男性がいます。

赤山大吾さんは、2000年生まれの24歳。赤山さんは、北海道・札幌のご出身で、小さい頃から果物が大好きでした。土地柄、みかんはあまり出回らないため、りんごを2個、まるかじりするのが日課。残すのは、わずかに芯の部分だけでした。

赤山さんは新潟の大学に進学しましたが、コロナ禍のために授業はリモートが中心。学ぶ内容も想像していたものと違って、あまり納得がいきませんでした。悶々とした日々を送る中で、赤山さんはたまたま近所のスーパーで「沼津・西浦みかん 寿太郎」と、ラベルが貼られた袋を手に取ります。

『寿太郎? 沼津ってドコ?』

赤山さんは、そう不思議に思いながら、家に帰って、さっそく皮をむいて、みかんの小さな袋を一つ、口のなかに入れると、いままでにない食感に感激しました。

『甘い! でも、甘いだけじゃない、甘みと酸味のバランスが絶妙だ!』

赤山さんは、「寿太郎」を食べて、食べて、食べまくりました。そのおいしさに満たされるうちに、自分でもみかんを作りたい気持ちが芽生えます。

沼津市西浦地区のみかん山(画像提供:JAふじ伊豆)

赤山さんは、居ても立ってもいられずに、寿太郎を出荷している沼津のJAに、直接電話をかけました。

「あの……、みかん作りに興味があるんです。教えてもらうことは出来ますか?」

2022年2月、赤山さんは大学を休学して、沼津にみかん作りの研修にやって来ました。地元の農家の皆さんも、北海道出身の赤山さんの挑戦に驚いたといいます。

その初顔合わせ、農家の皆さんは赤山さんの手を見るなり、思わず目を見張りました。

『おお、彼は本物だ! これだけみかんが好きなら、きっとやってくれる!』

そう、赤山さんの手は、みかんをいっぱい食べた、あの黄色い手になっていたんです。赤山さんは、西浦地区でもとくにおいしいみかんを作ると定評のある、御年80歳の大ベテランの農家の方に付いて、みかん作りを学び始めました。

「いいか、農家というものは、人に言われてじゃなくて、自分から動かないとやれないぞ」

「みかんは手間をかければかけるほど、ちゃんと応えてくれる。手間を惜しむな」

赤山さんは、師匠がかけてくれる言葉を一つ一つ噛みしめながら、その背中を追いかけていきます。厳しい言葉の後には、夕飯のおかずをおすそ分けしてくれたり、地元の皆さんの人柄の温かさも、故郷を離れた赤山さんには大きな励みになりました。

赤山大吾さん

籍を置いていた大学にも退学届を出して、退路を断った赤山さんは、2年間の修業を経て、2024年1月、晴れて独立を果たします。高齢でみかん作りが難しくなった方のみかん山・およそ1.5ヘクタールを借り受けて、自分の力が試される時がやって来ました。

いざ作り始めてみると、農家はみかんを作っていればいいわけではなく、事務手続きや生産計画作り、害虫や猛暑対策、アルバイトの雇用などを、全部1人でこなします。

それでも去年は概ね天候に恵まれ、周りの皆さんのサポートにも支えられながら、およそ1万キロの「寿太郎」が無事に実って、収穫することが出来ました。その出来栄えに、赤山さんも手ごたえは十分! 早速、地元の方に食べてもらうと、「おいしい!」と、味に太鼓判を押してくれました。

自分で収穫したみかんが出荷されていく様子を見て、赤山さんは胸が高鳴りました。

『自分で作ったみかんが誰かの手に渡っていく。ようやく自分で稼ぐことが出来たんだ!』

でも、赤山さんに収穫の喜びに浸っている暇はありません。まだ、みかんの管理に甘い点があったこと。そして、この冬は、越冬しているカメムシが多いため、今年は天敵への抜かりない対策が求められそうなことなど、しっかり気を引き締めています。

「もっとおいしいと言ってもらいたい! 多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

その思いを胸に、赤山さんは2年目のみかん山に登ります。

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