美術ライターが選ぶおすすめ美術展2025夏

日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。

美術ライターの浦島茂世さんに「この夏注目の美術展」を教えていただきました。

関東地方の美術展のトレンドは「渋め」
今年は万博の影響で、大坂・京都・奈良を中心に大型の展覧会(国宝展など)が行われていて、関東地方は渋めの展覧会が行われていることが多いです。言い換えると「アイデアで勝負」的な、きらりと光る展覧会が行われている、という感じでしょうか。「知らない作家やジャンルの展覧会でも、けっこうおもしろかったな」みたいな、意外な出会いがある夏って感じです。

スライドショーも楽しんでほしい、東京ステーションギャラリー「藤田嗣治 絵画と写真」

乳白色の肌の女性像で1920年代に世界的な大ブームを巻き起こした画家・藤田嗣治の「絵画と写真」に関する展覧会。

藤田は絵もうまいが、写真もかなり上手。そんな彼の写真と絵画を見ていくもの。藤田は写真の撮影も上手いが「どう撮られるか」もすごく上手。フランス時代はいかにも「東洋の芸術家」という感じで写真に写っていたが、第二次世界大戦でフランスから帰国したら坊主頭・作務衣と、特に戦前と戦後で彼のイメージが大きく変わった点も興味深いポイント。

展示室で、藤田が撮ったポジフィルムを淡々とみせていく「スライドショー」がある。いまどきの若者はスライドを見たことがないかと思うので、機械だけでも見に行ってほしい。

また、戦時中の藤田が描いた絵は、現在、東京国立近代美術館で開催中の「記録をひらく 記憶をつむぐ」で見られます。あわせて見るのがいいかも。


「東京ステーションギャラリー」
東京駅直結、大手町駅から徒歩約5分、二重橋前駅から徒歩約8分でアクセス可能。
入館料は、一般1500円、大学生・高校生 1300円、中学生以下 無料。
ご紹介した展示は8月31日までの予定。
開館時間等が異なることがあるので、ぜひ美術館のHPをチェックしてみてください。

なんだか心がざわざわするけど、でも言葉にできない・・・そんな作品を楽しむ。サントリー美術館「まだまだざわつく日本美術」

「ざわざわ」「ぎゅうぎゅう」「おりおり」「ラブラブ」といったオノマトペをキーワードに日本美術作品を集めた展覧会。一昨年開催された第1弾が好評だったことから、「まだまだ」と銘打った第2弾が登場。

展示冒頭の「袋法師絵巻」は、法師が女性の家を訪れる場面で、布団の中にもう一つ顔があるという「ざわざわ」する作品。「展覧会に入るとこれを見せつけられて、『なんじゃこりゃ』というところからざわつく」(浦島)

なんだか心がざわざわするけど、でも言葉にできない、、みたいな作品がずらりと並ぶ展覧会。
「図録の説明が面白いので、一緒に読んでほしいです」と浦島さん。

「サントリー美術館」
東京ミッドタウン ガレリア3階。最寄駅は、都営地下鉄大江戸線六本木駅・東京メトロ日比谷線六本木駅。
開館時間は、午前10時から午後6時。金曜日は夜8時まで開館。
休館日は火曜日。入館料は、当日券が一般 1700円 大学生 1200円 高校生は1000円。
ご紹介した展示は8月 24日までの予定です。
※開館時間等が異なることがあるので、ぜひ美術館のHPをチェックしてみてください。

サイバーパンクと千葉の意外な関係性に迫る現代美術 「未来/追想 千葉市美術館と現代美術」

今年開館30周年をむかえた千葉市美術館は、現代美術のすてきな作品をずっと収集してきた美術館。そして総計120の現代美術に関する展覧会を開催してきた美術館。

ということで、千葉市美術館のコレクションを大披露する展覧会。草間彌生などのビッグネームはもちろん、西島大介さんのゲームなどおもしろそうなものがたくさん。

また、特筆すべきは、展示の配置。「美術館のありとあらゆるところで展示されているので、彷徨って歩くのも楽しい」と浦島さん。展示室だけでなく、広間や階段の踊り場の横など、美術館の様々な空間を活用した展示が見どころ。

最大の発見は「千葉市はサイバーパンク発祥の地」という意外な事実。ウィリアム・ギブスンの小説『ニューロマンサー』(1984年)の第1章の舞台が「千葉シティ」だったのです。西島大介さんはこれにインスパイアされ、ドット絵によるサイバーパンクゲームを制作。美術館1階の「ゲームコーナー」では、8月31日までテクテク歩きながらゲームができる体験型展示も楽しめます。


「千葉市美術館」
JR千葉駅東口から徒歩約15分、京成千葉中央駅より徒歩約10分です。
開館時間は、午前10時から午後6時
休館日は、月曜日(祝日の場合は翌平日)
入館料は、一般1,500円、大学生1,000円、小・中学生、高校生無料
※開館時間等が異なることがあるので、ぜひ美術館のHPをチェックしてみてください。

以上おすすめの3つの展覧会はいずれも「意外な発見」があるもの。キュレーターのアイデアが光る個性的な展示で、新たな興味を発見してみてはいかがでしょうか。

今回紹介した展示ですが、展示の変更や開館時間、入館料がが変更になることがありますので美術館のHPをぜひチェックしてください。

浦島茂世さん
神奈川県鎌倉市出身。
大学では美学美術史を専攻し、1920年代の西洋美術・工芸について学ばれます。
卒業後は、国内外で年間150以上の美術館やギャラリーへ足を運び、常日頃、美術の最前線を取材。
著書に『東京のちいさな美術館めぐり』『猫と藤田嗣治』があるほか、博物館学芸員免許持っています。

(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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マカロニえんぴつ“ケンティー”がJ-WAVEに登場!? わずか5秒でテンパって…

マカロニえんぴつのはっとり(Vo/Gt)、高野賢也(Ba)、田辺由明(Gt)、長谷川大喜(Key)が、新曲『運命さがし』から思いついた新コーナーについて語り合った。また、高野の知り合いという「ケンティー」も登場した。

この内容をお届けしたのは、10月13日(火)放送のJ-WAVE『GURU GURU!』内のコーナー「GRUUVE BUNCH」。毎週月曜~木曜の22時35分ごろからオンエアする同コーナーでは、番組がプッシュする4組のクリエイターをピックアップ。ナビゲーターは月曜 羊文学、火曜 マカロニえんぴつ、水曜 suis from ヨルシカ、木曜 ふみのが日替わりで担当している。

『GURU GURU!』は世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく"逆転ラジオ"。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。

この日の放送は10月20日(火)28時ごろまで、radikoのタイムフリー機能で楽しめる。

あのケンティーが帰ってきた?

10月から「GRUUVE BUNCH」の火曜ナビゲーターを担当しているマカロニえんぴつ。2回目の放送となった今回は、リスナーから高野にまつわるリクエストが届いた。

<リスナーからのリクエスト>
マカロニえんぴつのラジオといえば、あのコーナーを『GURU GURU!』でもやってほしいです。賢也さんがもっとも輝く「KENYA TIME」を!

「KENYA TIME」は、かつてマカロニえんぴつがナビゲーターを務めていたJ-WAVE『THE KINGS PLACE』(月曜~木曜 25:00-26:00)でもおなじみだったコーナーだ。

はっとり:「KENYA TIME」を説明してよ。知らない人が多いだろうから。

高野:マカロニえんぴつには「ケンティー」と呼ばれるキャラがもうひとりいるんですよ。

はっとり:キャラ?

高野:いや、キャラじゃない。そういう方がいて。

はっとり:マカロニえんぴつにはそんな人いないよ?

高野:ごめん、語弊があった。俺の知り合いで、ケンティーっていうのがいて。そいつがたまにふらっとやってきて、ちょっとキザなことを言って去っていく。ちょっとチャラいキャラなんだけど、なんか憎めないことを言ってくるんだよね。

はっとり:ちょっとキザだし、自己肯定感が高い。昔の言い方で言うとナルシストっぽい。でも、自分に自信がある人って逆に「かっこいい」になっているから。ケンティー、俺たちもラジオのこのブース内でしか会えないけど、来てほしいなって思うよね。

田辺:そういう「KENYA TIME」のお便り、読んでほしいセリフとかがいただけたら、たぶんケンティー呼んでくると思うんだけど。どうなんだろうね、ケンティー。

はっとり:今日来なさそう?

長谷川:ケンティー来ないかなぁ。

はっとり:説明だけだとどうも伝わんないからな。

すると、突然ケンティーが姿を現した。

ケンティー:よお、お前ら。ケンティーだぜ!

田辺:ひさしぶりです!

ケンティー:お前ら、元気やってっか!

はっとり・田辺・長谷川:元気です!

ケンティー:相変わらず(六本木)ヒルズ、でけえ! まあ、俺ん家のほうがでけえけどな。じゃ、またな!

わずかな言葉を残してケンティーは去っていった。

長谷川:ケンティー来てくれたね。

はっとり:ケンティー、ファンクラブラジオではもっと伸び伸びしているじゃん。でも、電波に乗ったらすげえテンパってなかった? テンパりすぎて5秒ぐらいしかいなかった(笑)。

高野:時間が許す限り、メールが届く限り、ケンティーは来てくれると思います。

はっとり:「GRUUVE BUNCH」でも「KENYA TIME」やりたいよね。

高野:彼もすごくやりたがっていたから、ぜひ。

はっとり:俺、もう「KENYA TIME」のファンだから(笑)。

ここで、マカロニえんぴつが9月16日にリリースした新曲『運命さがし』をオンエアした。

マカロニえんぴつ「運命さがし」MV

新曲から発案したコーナー「きみは好き?」が始動 

続いて、はっとりは「GRUUVE BUNCH」での新コーナーを考えてきたと話す。

はっとり:新曲の『運命さがし』から思いついたんだけど、この曲は「きみが好き」がキーワードで、それにちなみ「きみは好き?」っていうコーナー。物でもなんでもいいよ。好きってあふれているじゃん。でも、今それを言うことがちょっと恥ずかしいというか。

田辺:そうだね。

はっとり:なぜなら、批判とか知らないやつに横やりを入れられて、自分の好きを否定されることによる“恐れ”みたいな。それであんまり好きなことを言うのがちょっとはばかられる時代じゃない? だからこそ、リスナーの「本当はこれが好きなのよ」「みんなにも知ってほしいの」「でも、私だけじゃないはず」っていうのをここで紹介して、リスナー同士の共感を呼ぶ。「私だけだと思っていたら他にもいたんだ」って、うれしくない? どうでしょうか?

田辺:いいですね。俺らの好きもちょこちょこ挟んで紹介できたらいいよね。

はっとり:ちなみによっちゃん(田辺)の「きみは好き?」は、筋肉あるある?

田辺:筋肉あるあるだったら、スクワットしていちばん下にしゃがんでいるときがいちばんキツい。そのいちばんキツいときがいちばん好き。俺が最強になれる瞬間、みたいな。

はっとり:しゃがんでいるときなんだ。持ち上げたあの瞬間じゃないんだ。

長谷川:たしかに。

田辺:それは、もう出し切ったあとじゃん。やるぞっていう、そのとき。

高野:けっこう低い位置からのスタートだと負荷がかかるよね。

はっとり:なんでお前、鍛えている側で入ってくるんだよ。

高野:俺だって最近、スクワット頑張ってるよ。ジムに行って。

はっとり:聞くところによると、肩に石灰が入っているらしい(笑)。大丈夫?

高野:そうなの! 注射で3回くらいやったんだけど、半分やっと取れて、それ以上、注射するともう肩の腱が切れるので開けて取り除いてくださいって言われて。

田辺:怖い怖い(笑)。

はっとり:10分で収まらないな。面白すぎるから“肩石灰”の話やめてもらって、俺が聞いたからいけないんだけど。肩石灰、4週にわたって聞かせて(笑)。

高野:経過報告しますね。

はっとり:大丈夫なんでしょ? 肩石灰は笑える範囲なんだよね。

高野:全然笑える(笑)。演奏にも支障ないのでご心配なく。

マカロニえんぴつは現在、全国7都市11公演を巡るアリーナツアー「マカロックツアーvol.22 ~いま、きみがすき!篇~」を開催中。また、10月18日(日)には東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される、murffin discsの設立20周年を記念したライブイベント「murffin discs 20th Anniversary “murffin Carnival!!”」に出演する。同イベントには、マカロニえんぴつのほか、SUPER BEAVERやsumikaなど多数のアーティストが出演する。

さらに、11月4日(水)には同会場で、オフィシャルファンサイト・OKKAKEの会員限定イベント「OKKAKE感謝祭☆代々木体育館に集合!みんなで秋の大運動会?!」を開催する。

マカロニえんぴつの最新情報は公式サイトまで。

『GURU GURU!』のコーナー「GRUUVE BUNCH」の放送は毎週月曜~木曜の22時35分ごろから。ナビゲーターは月曜 羊文学、火曜 マカロニえんぴつ、水曜 suis from ヨルシカ、木曜 ふみのが日替わりで担当している。

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