バナナマン「日村の隠れ食いをバラされケンコバさんに逆ギレ!」

TBSラジオ『金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』毎週金曜 深夜1時から放送中!

2022年10月14日(金)。今週はオープニングから・・・

設楽「やっぱり芸人さんって凄いよね。」

日村「え?あぁ、キングオブコントだよね?」

設楽「あ、キングオブコントの話?」

日村「違うの?」

設楽「それも凄いんだけど、飯を食うっていうか、ニュースになってるの見なかった?」

日村「それ俺の話でしょ!」

設楽「わかった?(笑)」

日村「ケンコバさんでしょ、あの人めちゃめちゃ言うわぁ。」

設楽「先週もさ、ケンコバさんのこと敵だとか言ってるのになんで言われたくないことするの?」

日村「いや、誘ってくれたからコバさんが、サウナ終わりにご飯でも行きます?って言って焼肉を食べに行ったんですよ。そのネットニュースのことでしょ?」

設楽「メールも来てるんだよ。ケンコバさんが言うには、サウナの後日村さんが肉が食いたいって言ったって書いてあるよ。」

日村「いやいやいや、俺が言ったみたいになってるけどこれはコバさんから焼肉食べたいって言ったの!」

設楽「まぁ、それは良いとして日村さんは焼肉屋さんでツラミ(味噌・塩・醤油味)の炙りを2枚ずつ、タンロースカルビを一通り頼んだ後・・・」

日村「俺がっていうか2人でね。」

設楽「その後、驚愕の一言『ダメだ、肉何枚重ねても腹減っちゃう』って言ったんだって。」

日村「2枚重ねて食べてたかもしれないけど、いくら食っても腹が減っていたのは事実。」

設楽「日村さんは昔から餃子2個食いとかしてたけど、食べる回数を減らしたら痩せると思ってるの?」

日村「いや、ツラミが美味かったから。」

設楽「美味いなら1枚ずつ食べた方がいいよ。飯は食べてないんでしょ?」

日村「炭水化物は食べてない!」

設楽「でも、この後もお好み焼きを食べて帰りましたって書いてあるよ。」

日村「これはコバさんのトークが上手いんであって、全部俺だけがやってるみたいになってる。」

設楽「それだったら、お好み焼きの話が出た時に肉だけでやめときますって言えるじゃん。」

日村「まぁ、その時俺は腹ペコペコだったから。」

設楽「でも、そのお好み焼き屋さんで日村さんは赤いウインナーを注文って。」

日村「ははははは(笑)それはコバさんが言ったんだよ!」

設楽「その後に、ポテトサラダ、その他1~2品注文しその後にやっとお好み焼きを注文したって。」

日村「・・・うん。」

設楽「せっかくグルメやってるんじゃないんだから、一軒で終わらないんだねぇ。」

日村「俺は、毎回の食事がこうじゃないからね。」

設楽「これにはまだ続きがあって、日村さんはケンコバさんに『最悪この話をにけつッ!!でしてもいいですけど2軒目のお好み焼きは秘密にしてください』と口止めされたって書いてあるよ。」

日村「じゃあ、なんであの人は全部言っちゃうんだよ。全裏切りだよ、信頼関係ズタズタだよ。」

設楽「これはケンコバさんが悪いんじゃなくて、内緒にするなら行かなければいい話だし。」

日村「そうなんだけど。あの人はラジオやにけつッ!!で全部言ってさ言う場所が多すぎるんだよ!」

設楽「文句を言う前に、なんでそう言うことをしちゃいけないかってことをわかってないんだよ。なんで奥さんとかが食べたらダメって言ってるかって健康のためでしょ。」

日村「俺は毎日こういうことをしてるんじゃない。」

設楽「隠れて食ってるってことがそもそも良くないよ。」

日村「内緒って言ってるのに言っちゃうって裏切りだよ。ケンドーコバヤシは俺がって全部言い換えてるのが許せない!」

設楽「違うよ、なんで食べたらいけないかってことを理解してないからだよ。」

日村「俺は、我慢して我慢してたまにこう言うことが起こってるわけ。」

設楽「大人のデブで食べちゃダメって言われてる人は何ヶ月に1回だってこういういことをしないんだって。」

日村「なんだよ!俺ばっかりさ、どうして設楽さんはこんなに責めてくるんだよ。」

設楽「内緒にしてくれって言ってることをケンコバさんにそうやって言うのは良くないよって話じゃん。」

日村「もうあの人とは飯行けないよ。仲よかったのにもう終わっちゃったよ、悲しいけどね。」

設楽「ケンコバさんの方がかわいそうだけどね、口止めまでさせられて。」

日村「なんで設楽さんはケンコバさんの味方になってるの?」

設楽「俺は日村さんの味方なんて一度も言ってないよ。」

日村「俺は普段からずっと我慢してるのに。」

設楽「だから隠れて食ってるじゃん。」

日村「まるで俺が大犯罪を犯してるみたいな言い方してさ。」

設楽「食の大犯罪だよ!」

日村「どこがだよ!」

設楽「食べてて内緒にしてくれってさ。」

日村「設楽さん一緒に戦おうよ、ケンドーコバヤシと!」

設楽「なんで俺が戦わないといけないんだよ。」

日村「こうなったら話し合うためにケンコバさんと飯行かないといけないな。」

設楽「そしたら何食べたいの?」

日村「鍋!きりたんぽ鍋!」

JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週金曜 25時00分~27時00分
番組ホームページ
公式X

※該当回の聴取期間は終了しました。

亡き親友との約束胸に「スタジアムを応援フラッグでいっぱいにしたい」

プロ野球をはじめ、先日のメジャーリーグ開幕戦、そしてサッカーのJリーグでもよく目立つのが、巨大なフラッグによる応援です。今回は、このスポーツ応援に欠かせないビッグフラッグを染め上げている男性のお話です。

影山洋さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

日本一小さな市・埼玉県蕨市に、一軒の工房があります。有限会社染太郎、スポーツの試合で現れる大きな旗を作る会社です。トップは、影山洋さん、昭和30年生まれの69歳です。

蕨出身の影山さんは、小さい頃は空き地で友達とサッカーボールを蹴ったり、お小遣いがたまると後楽園球場へ行って、王さん・長嶋さんの野球を見て育ちました。そして、百貨店で催事のお知らせをする巨大な垂れ幕を作る会社に勤めます。

仕事に脂がのってきた30代のある日、影山さんは小さい頃のサッカー仲間で、当時の読売クラブに在籍していた奥田卓良選手から、こんな話を聞きました。

「今度、日本でもサッカーのプロリーグが始まるんだ。絶対応援してくれよ!」

「だったら、ヨーロッパみたいに、おっきな応援フラッグを作って、応援するよ!」

影山さんがそう答えて迎えた1993年5月15日のJリーグ開幕の日。国立競技場の熱狂の渦のなかに、奥田さんの姿はありませんでした。奥田さんは不慮の交通事故で、Jリーグを見ることなくこの世を去っていたのです。

『奥田との約束を守るためにも、日本のスタジアムを応援フラッグでいっぱいにしたい!』

そう思った影山さんは、会社勤めを辞め、自ら応援フラッグを作る会社を興します。地元・埼玉の浦和レッズの熱いサポーターたちとつながると、話が盛り上がって、今までにない幅50メートルのビッグフラッグを作るプロジェクトが始まりました。

影山さんが手掛けたビッグフラッグの数々

参考になったのはもちろん、影山さんが長年培ってきたデパートの垂れ幕のノウハウ。パソコンもあまり普及していない時代、設計図を元に1枚1枚刷毛で塗る手作業でした。ただ、ビッグフラッグを作っても、出来栄えを確かめられる広いスペースもなければ、対応してもらえる競技場もありませんでした。

ようやく人前で披露できる環境が整ったのは、2001年のJリーグ・レッズ対マリノス戦。埼玉スタジアム2002のこけら落としの試合でした。影山さんたちがドキドキ見守る中、ピッチに大きく真っ赤なフラッグが広げられると、スタンドからは「オーッ!」と地鳴りのような歓声が沸き上がりました。

翌日から、影山さんの会社の電話は、様々なチームからの問い合わせで鳴りやまなくなりました。

「私たちもレッズみたいな、熱い応援をしたいんです!」

数ある問い合わせの中に、情熱のこもったメッセージを届けてくれた人がいました。それは、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの応援団の方々でした。影山さんは、競技の違いを乗り越えて、新しい応援スタイルが広まっていくことに、喜びを感じながら、さらに大きい幅75メートルものビッグフラッグを作り上げました。

このフラッグが、千葉・幕張のスタジアムの応援席に広げられると、今度はプロ野球チームの関係者からの問い合わせが相次ぎました。こうしてサッカーではレッズ、野球はマリーンズから始まったビッグフラッグによる応援は、今や多くのスポーツに広まって、当たり前の存在になりました。

蕨市の盛り上げにも活躍する影山洋さん

そしてこの春、影山さんは、東京ドームで行われたメジャーリーグのカブス対ドジャースの開幕戦でも、大役を任されることになりました。それは、初めての国旗。試合開始前のセレモニーで使われる、幅30メートルの日の丸と星条旗の製作でした。

国のシンボル・国旗に汚れを付けたり、穴を開けたりすることは決して許されません。3月10日に納品した後も、影山さんは毎日毎日東京ドームに通って、抜かりのないように、細心の準備をしました。そして、メジャーリーグ機構の厳しいチェックもクリアして、開幕当日を迎えます。

ベーブ・ルースから大谷翔平まで、日米の野球・90年の歴史の映像が流れて、無事に大きな日の丸と星条旗が現れると、影山さんも胸が熱くなりました。

『あの王さん・長嶋さんが躍動した後楽園球場を継いだ東京ドームで行われる、かつてない野球の試合で、自分の本業で関わることが出来ているんだ!』

そして、このメジャーリーグ開幕戦の興奮も冷めやらぬなか、今度はサッカーの日本代表が、8大会連続のFIFAワールドカップ出場を決めました。実は影山さんには、まだまだ大きな夢があります。

「いつか、サッカー日本代表がワールドカップの決勝戦を迎えた日の朝、富士山の近くで、おっきな富士山をバックにおっきな日の丸を掲げて、選手にエールを送りたいんです!」

亡き親友への思いを胸に生まれた、日本におけるビッグフラッグによるスポーツ応援。その応援文化のパイオニア・影山さんの夢は、きっと叶う日が来ると信じて、さらに大きく膨らみ続けます。

radikoのタイムフリーを聴く

Facebook

ページトップへ