山里亮太「とろサーモン久保田と中山功太が登場!ラランド・ニシダもちょこっと出演!」

TBSラジオ『水曜JUNK山里亮太の不毛な議論』深夜1時放送から放送中!

8月30日(水)放送後記

ぶんなぐられるところだった!

先日は、日本テレビで伝統の番組「24時間テレビ」が放送されました。注目を集めていたのは、やはりチャリティーマラソンを走るランナー。当日まで伏せられていたランナーは、ヒロミさんでした。

山里「ぶんなぐられるところだった」

共演している「DayDay.」では、ランナーに決まっていたヒロミさんがヒヤリとするような発言を天然でしてしまっていた山里さん。ただ、アンミカコナンの名推理も冴えていたみたいです。

ラランド・ニシダさんがスタジオに?

なぜかブースの外にラランド・ニシダさんの姿が??

サントリーさんの「特茶カフェインZERO」のカフェイン・バランス・ディレクターとして、差し入れに来てくださいました。

ニシダさんといえば、山里さんをリスペクトしているとよく言っていましたが、最近では小説の執筆にドラマ出演と活動の幅も広げています。以前に山里さんとご飯を食べたあとには「暇ができたら連絡します」と言っていたニシダさんですが、本当に暇なし!

そんなニシダさんが今日のゲストの楽屋に挨拶に行った感想は・・・

ニシダ「楽屋が張り詰めてました」

世論の結界をぶちやぶる準備が整っていたみたいです。

とろサーモン久保田&中山功太登場!

そんなわけで今週はスタジオに、とろサーモン久保田さん・中山功太さんが来てくれました。山里さんと同じ大阪NSC22期生の同期です。

出演前に、2人仲良く喫煙所でたばこを吸っていたところ、久保田さんが都会のクワガタを発見?

功太「正式にゴキブリでした」

新しいマネージャー説も浮上しました。

養成所時代や、若手時代を過ごした「baseよしもと」の頃から互いをよく知る3人。当時のネタやゆかりのある人の名前まで、同期ならではの話が飛び出します。なかなかきわどい話題にもなりますが・・・

久保田「言われへんかったらラジオちゃうやん」

ブレーキの概念がない男、久保田さんの名言です。

一方、ブレーキを壊してしまったという功太さんは驚異の記憶力でエピソードを語ります。久保田さんの組んでいたコンビ「四苦八苦」の相方についてや、大西ライオンさんの海外ロケで起きた事件、実家が差し押さえにあった時の体験、そして、NSC時代にネタ見せの順番を譲ってほしいと山里さんに申し出た時の、忘れられない一言も。

功太「『それってどういう了見かな?』って、しっかり大卒の言葉で・・・」

そして、人望がない。

リスナーから募集した「勝手に22-1グランプリ」のメールも紹介。「22世代の中で一番〇〇なのは誰?」をリスナーが予想、3人で語りました。

話し合いにより、「一番鉄の心臓なのは、なかやまきんに君」「一番スケベなのは、ネゴシックス」と決まっていきましたが「一番、性欲をうまく隠しているのは?」については・・・

久保田「U字工事さん?」

まったくの憶測での結論も出ました。

小気味よく悪意もおりまぜながら、思い出話から近況まで3人でたっぷり語りました。特に同期のプライベート事情にやたらと詳しかった功太さん。

功太「おれ同期めっちゃ好きやで」

愛のなせるわざでした。

3年前に22世代を集めて不毛な議論プレゼンツでおこなった「22ライブ」ですが、新たなメンバーを加えてまたぜひとも開催したいですね!

今回配信分のポッドキャストでは、3人でアフタートークをおこなっています。3人ともお世話になっている大悟さんの話などが語られました。

さらに、生放送中ずっとブースの外で見学していたニシダさんも、ちょっぴりスタジオに登場。見学していたニシダさんの率直な感想や、先輩たちから今後の活動へのアドバイスも。

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災害への備え。「お薬」は大丈夫?

TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』毎週月曜日~金曜日 朝6時30分から放送中!

8月31日(木)放送後記

今週のTBSラジオは、「寄り添うラジオ・つながるチカラ TBSラジオ防災キャンペーン」として、9月1日、関東大震災から100年をきっかけに、防災特集をお送りしています。

ということで今日は、「防災備品」のなかでも忘れがちな「お薬」について取り上げます。

薬がなくて困った薬剤師

慢性疾患などで毎日薬が必要な方も多いと思いますが、薬をめぐっては、東日本大震災の時、こんなことが起きたようです。宮城県の薬剤師「つばさ薬局・長町店」の、大賀 裕佳さんのお話です。

「つばさ薬局・長町店(宮城県)」大賀 裕佳さん

「普段飲んでるお薬がない」っていうことで、患者さんとかが、翌日から次々いらっしゃった。

ガソリンもなくて、電車とかは全てストップだったので、ともかく、避難されてる方とか、薬がない方は、歩いて行ける範囲のところの医療機関に、みんな集中した。

尚且つ、お薬が薬局に在庫がない、そのものがないという状況でもあったので、薬の確保っていうところで大変。

病院さんも長蛇の列ですし、薬局の中はぎゅうぎゅう詰めで、患者さんが待ってる状態ですね。

<災害時、「いつもの薬」が持ち出せなかったらどうする?>

大賀さんの薬局は、高台にあったので無事でしたが、近くの塩釜地区などの沿岸部は津波の被害を受けました。

震災直後から薬を求める人でごった返し、連日3時間待ちの大行列だったそうです。

例えば、高血圧や、糖尿病など、飲むのをやめると病状が悪化する薬は深刻ですし、1型の糖尿病はインスリンが欠かせず、抗てんかん剤や免疫抑制剤なども、切らすと命に関わることもあります。

防災の観点からは「主治医に相談して、1週間程度、予備を持っておくこと」。そして古くならないように、順番に使って、すぐ持ち出せるようにしておく必要があるということでした。

「お薬手帳」は災害時の命綱

ただ、緊急の大災害時に、そうした薬が必ず持ち出せるかわかりません。また、避難先で切れてしまうこともありますし、病院まで行くことができない場合、医師の診断や処方もないという可能性もあります。

そうした場合はどうしたらいいのか?再び、大賀さんにお聞きしました。

「つばさ薬局・長町店(宮城県)」大賀 裕佳さん

「お薬手帳」とか「薬のカラ」をもっていますとか、写真で撮ってますとか、そいうのを確認できた場合には、処方箋なしでも、お薬を調剤して出してもいいですよっていうことで、対応していました。「例外的に可能です」っていういことですね。

ただ、お薬って量も決まってるので、「1錠飲んでました」とかっていうのでは足りないんですね。「何ミリを飲んでたか」とか。あと、いろんな薬を何種類も飲む方いらっしゃるので、全部の薬を言えますか、ってなるとなかなか難しいので、やはり「お薬手帳」があると、安心なのではないかなと。

結構な数を、お薬手帳で調剤させていただいてました。

薬局で市販していない処方薬については、医師の処方が基本ですが、大きな災害時など、厚生労働省が「特例」として認めた場合、処方箋なしでも薬がもらえるようになるそうです。

そこで活躍するのが「お薬手帳」。「血圧の赤い薬を、1日1錠、飲んでました」と言っても分かりませんが、「お薬手帳」があれば、種類、ミリ数などの量がわかるので、比較的スムーズに対応できたそうです。

また、避難所に薬剤師さんが手伝いに来てくれることもあり、お薬手帳があると、そこで薬が出ることもあるそうです。

薬が大量に余った

ということで、「お薬手帳」も重要な防災備品として「肌身離さず持っておくこと」が大切です。

これで薬の備えは十分ですが、では、果たして、必要な薬が手に入るのか?大きな災害時、避難所や近くの薬局に必要量が適切に届くのか?

この問題について、 被災地の視察を行ってきた、岐阜薬科大学の教授、林 秀樹さんに伺いました。

岐阜薬科大学・教授 林 秀樹さん

東日本大震災のときには、頼んでない薬とかが大量に送られてきて、医薬品の集積所に雨ざらしのまま、ずっと放置されていたとかですね、薬の場合は、専門家が見ないと何だかわからない、何の薬かわからないので、普通の行政の事務の人とかが仕分けできなかった。

なので、医薬品の過不足があったっていうことから、「災害薬事コーディネーター」という立場の人が、増えてきている。

例えばある救護所で医薬品が不足していたら、その医薬品を発注して取り寄せる。

実際やるのは行政がやるんですが、そこは薬局で普段、薬を取り扱ってるプロの薬剤師に、コーディネーターを委嘱して、助言してもらう。

そういった形にしている県が多いと思います。

災害からしばらく経つと、供給体制が整備されますが、大量の余りが出てしまったり、足りないところがでたり、偏りも起こりえます。

そうした問題を解消して、適切に行き届くように、「災害薬事コーディネーター」という役割が広がっているそうです。薬の供給や薬剤師の手配などを、自治体と協力して行う薬剤師が増えていて、熊本地震では、県薬剤師会の災害薬事コーディネーターが、全国から支援に来た薬剤師の振り分け行ったようです。

薬が必要な人は、1週間分程度の備えと、お薬手帳を肌身離さず。

そして、そうした人に適切に薬が届くように、コーディネーターなどの仕組みで行政も支援が求められます。

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