元ドラゴンズの山﨑武司氏が、レギュラーを守るために自分に言い聞かせてきたこと
TOKAI RADIO『Live Dragons!』(月18:00~19:00 火~金17:15~19:00 DJ平松伴康)『HOMERUN GARAGE』(ホームラン ガレージ)のコーナーでは、プロ野球通算403本のホームランを記録し、ドラゴンズなどで活躍したプロ野球解説者・山﨑武司氏が、野球人生での思い出ばなしなどを語っている。時には、趣味(クルマなど)の話も交えて、自身の大きな「GARAGE」に詰まった話を披露している。
山﨑氏が新人の頃のキャンプは?
2月7日(水)の放送では、若手時代のキャンプ生活の話をした。プロ野球は、各球団がキャンプインして、第2クールに入ろうとしている時期。山﨑氏は「新人の頃は、やらされている感があるから、自分のやりたいことなんて、ひとつもできないし、コーチに言われたことをやるだけ。まだまだ、ペースはつかめなかった」
「特に最初の第1クールには緊張感がある。第2クールは、キャンプに少し慣れてくる。慣れてくると、慣れプラス体の疲労の蓄積で、怪我をしやすくなる。一番怪我をしやすいのが、第2、第3クール。一番危険なゾーンが第3クールぐらいかな」
今は「怪我をしそうになったら早めに言うように」という時代だが
「自分たちの頃は『怪我をしたら終わり』という時代だった。『早めに先に言えよ』というような、優しいのはなかった。『怪我したら終わりだぞ』だったから、痛くても言えなかった。ただ、そこで、自分の体は自分で知っておかなくてはいけないということも覚えた」
開幕前、どうしても痛かったときがあった
「プロに入って9年目。開幕前に、どうしても脇腹が痛くて、本当に痛くて、星野監督に『できません』と言いに行った。監督にどやされるかと思ったが、『痛いか。わかった。休め。お前がそこまで言うなら、相当痛いんだな。いいから休め』と言われて1週間休んだ」
「『せっかく絶好調でここまで来たのに』という思いはあったが、1週間休んで、開幕直前に間に合って、そのシーズンにホームラン王を獲ることができた。最後の選択で、もう無理だと思ったときに、監督に言った。今の選手に、それをやれとは到底言わないが、自分や(山本)昌さんや立浪監督も、そうしてきた。そういう時代だったよね」と振り返った。
自分に言い聞かせてきた先輩からの言葉
「レギュラーのポジションを勝ち取るためには、同じチームのライバルとの競争に勝たなくてはならない。先輩から言われたのは『ライバルに勝つためには、ライバルを試合に出させるな』ということ」
「レギュラーを獲って、痛いから休んで、代わりの選手が活躍したら、しばらく自分が出られなくなる。レギュラー張って頑張るためには、控えの選手を出させないこと。自分が出続けること。それを27年間(の現役生活の間)自分に言い聞かせてきた」
「絶対にライバルに譲らないと思ってやっていた。そういう時代の教育だった。今の選手たちには、理解できないと思うので、ほかの違う言い方で、レギュラーを獲って、それを守ること。レギュラーとしての使命を伝えていくべきだと思う」と語った。
- Live Dragons!
- 放送局:TOKAI RADIO
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