服部樹咲主演映画は 毛織物の街を舞台にした家族の物語

TOKAI RADIO『bre:eze』(ブリーズ 月~金15:00~17:00 DJイレーネ)10月4日(金)の放送に、映画『BISHU(びしゅう)~世界でいちばん優しい服~』主演の服部樹咲(みさき)がゲスト出演した。服部は小学3年まで名古屋で暮らした。映画の舞台は、愛知県一宮市を中心とした尾州地域。縁があるとも言える。

尾州地域は世界的にも有名な国内有数の毛織物産地。この映画は、その尾州を舞台に、織物と共に暮らす家族の物語だ。

尾州地域は知っていた?

「尾州地域については、この作品をやるまで知らなくて、今回の撮影で始めて行ったんですけど、尾州ウールという素晴らしい伝統がある街だと知らなくて、たぶん、あまり知られてないんじゃないか思うので、この映画を通して、いろんな人に知っていてだけたらなと思います」と話した。

服部の役は、主人公の高校生。明るくて誰に対してもフレンドリーな反面、こだわりが強すぎて苦手なこともある。父は織物工場を経営しているが、経営難に陥っている。そして、ある日、彼女が描いた服のデザインを見た親友の提案で、ファッションショーへ出品することになるが・・・

初主演はどんな思いで取り組んだ?

「初めて脚本をよんだときは、すごくこの映画の温かさを感じました。みんな、それぞれの思いやりが交差していくような映画なんですけど、その思いやりの輪の中に自分も入れたような感覚になるぐらい、優しい気持ちになりました。映画を見た方にも、同じ気持ちを経験してほしいと思ったので、何と言っても、彼女がかわいい。見ている人が笑顔になるようなかわいい女性になればいいなあと思って準備して挑みました」

見どころは?

「主人公の女性は、ピュアで、やりたいことにまっすぐ突き進んでいく姿が、力強くて前向きで、いいなあと思います。どの役にも共感できるからこそ、葛藤にも共感できるというところが、この映画の見どころかなと思います。撮影中は機織りの音が、リズムがよく心地よくて、伝統産業のある尾州の街は、すごく素敵だなと思いました」

映画『BISHU~世界でいちばん優しい服~』は10月11日(金)から公開。

bre:eze
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 15時00分~17時00分
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被団協のノーベル平和賞について、大竹まことらがコメント

12月10日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、被爆者団体の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」のノーベル平和賞受賞について取り上げた。

12月10日、ノーベル平和賞授賞式がノルウェーの首都オスロで開かれる。
被団協を代表し、長崎で被爆した田中熙巳さんらが出席する。

大竹まこと「(田中熙巳さんは)92歳。テレビのインタビューなんかでも観たけど、92歳とは思えない、矍鑠としてしっかりとした受け答えをされる方。この方は13歳で被爆して、親族5人が亡くなったんですよね」
武田砂鉄「田中さんは『核による抑止力は存在しない』と語っていました。これまでの核抑止論っていうのは、各国のリーダーの理性的な部分に委ねられてきた。これもとても危険な状態ですけど……。田中さんは具体的にプーチンという名前を挙げていましたが、他にもトランプだとか金正恩だとか、最近の中東だとか、リーダーたちの理性的な部分はここ何年かでガタついているわけです。日本政府は核兵器禁止条約に批准もしていない状況。この平和賞受賞を受けて政府が出すコメントは、またいつも通りの抑えたような内容なんでしょうけど……それではいけないんじゃないかと思いますね」
小島慶子「私は広島の原爆資料館に4回くらい行ってるんですけど、一番印象的だったのは、当時の市民の方が描いた絵でした。プロではないですけれど、お子さんも含め被爆された方が描いたものには、言葉にはならない訴えがあった。ああいうものは記憶と共に、語り継いで残しておくことが大切かと」

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