オープン戦時期の位置づけは? プロ野球解説者 山﨑武司氏のコメント

TOKAI RADIO『Live Dragons!』(月17:15~18:00 火~金17:15~19:00 DJ平松伴康)『HOMERUN GARAGE』(ホームラン ガレージ)のコーナー(水・木18時台)では、プロ野球通算403本のホームランを記録し、ドラゴンズなどで活躍したプロ野球解説者・山﨑武司氏が、野球人生での思い出ばなしなどを語っている。時には、趣味(クルマなど)の話も交えて、自身の大きな「GARAGE」に詰まった話を披露している。
ドラゴンズのオープン戦がスタートし、2月22日(土)23日(日)24日(月)の3連戦は1勝2敗。そして25日には沖縄春季キャンプを打ち上げた。これから開幕までオープン戦が続く。この期間、選手たちはどんな心境で臨むのか。
オープン戦の時期の位置づけは?
「キャンプが終わって、まずは1か月間、みんな頑張ったと思うので、お疲れさまでした。選手の心境としては『これから!』というところ。開幕まで1か月、どうやって首脳陣にアピールして1軍に残ろうかと考える」
「レギュラー陣で順調な選手は、このままの状態を続けられるか、さらに上げていけるか、そういう作業になってくる。主力選手、レギュラーを確約されている選手は、まだまだ調整の段階で、自分のパフォーマンスが7,8割ぐらいできているかな、でいいと僕は思う。そこから徐々に自分なりのベストな感じで、開幕を迎えられればいいかなと思うが」
「しかし、そう簡単に、自分の思っている調整ができるわけではない。体を鍛えてバットを振っていても、何か、いまいちしっくりこないな、とか、そういう微妙なところが絶対出てくる。同じようにやってきていても、体の衰えとか、年々、動き方も変わってくるとか、自分は、3月の頭は、どうやっていこうか、こういう理想があるな、とか、そんなことをずっと考えていた」
「開幕前の5試合ぐらいからは、自分の中で、試合モードの体・メンタルができているかの確認。若手・レギュラーを獲れるか獲れないかの選手は、結果を残していかないと、試合に出られる確証がないから、オープン戦で結果を求められる。特に若手にとって、オープン戦の結果はかなり重要」
「自分が若い頃、中堅の頃は、オープン戦の成績は、比較的よかった。結果を出していた。それで1軍の試合に出て、跳ね返されていた。そんな状態が続いた。シーズンに入ると、ピッチャーの球の力もインコースの攻め方も変わる。行ったり来たりの繰り返しだった。その頃は、なかなかプラス思考になれなかった」と振り返っていた。
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