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FAITH(フェイス)のボーカル、Akari Dritschler(アカリ　ドリチュラー)が、東海ラジオ『山浦！深谷！イチヂカラ！』にゲスト出演し、自分の「悪いクセ」について話した（1月17日14時～）。彼女は、人の話を聞いて覚えておくことが苦手で、友人の親身のアドバイスも、よく忘れてしまうというのだ。

人と話をするのは好きだというAkariは、友人たちに悩み相談に乗ってもらうこともよくあるそうだ。しかし、相談にさんざん乗ってもらったあと、受けたアドバイスを覚えていないことが多いらしい。後日、別の友人に、相談に乗ってもらったことを話して、その友人から「それで、その子はどういうアドバイスをくれたの？」と聞かれても「覚えていない、答えられない」ことが多いということだ。

最近では、仲のいい友人と食事をしながら話をしたときに、海外ドラマ「デイブレイク」の話になったそうだ。そこで、友人から「面白いから絶対に見てほしい」と言われ「あっ、見る見る」と答えたが、後日、友人から「デイブレイク、見た？」というラインが来た時に、Akariは「それって何だっけ？芸人さん？」と聞いてしまったという。

「ちがうわ！」と答えた友人は「でも、何も聞いてないところがいいところだよ。そこが好き」と言ってくれたということだ。そこで、Akariは「自分でもよくわからないが、まじめに聞いていなくて本当に申し訳ない」と、放送の中で謝った。

番組パーソナリティの山浦ひさしが「悩みを話したら、そこで満足して、自分の中で終結してしまうのでは」と言うと、Akariは「聞いてほしいだけかも。でも、すごく心に残る意見をくれたときは、結構、覚えていたりする」と、山浦のフォローを無にするような発言で、スタジオを盛り上げた。

FAIHTは、長野県伊那市出身の5人組バンド。1月15日には、待望のメジャー・ファースト・フルアルバム「Capture it」をリリースした。ライブツアーの名古屋公演は、2月28日(土)名古屋・池下のUPSETで開催。