日本舞踊西川流四世家元が出演!東海ラジオ新番組『C.A.M.P.BASKET』

東海ラジオ新番組『C.A.M.P.BASKET』(キャンプ バスケット 日17:00~19:00 DJ小島一宏)が10月2日スタート。初回のゲストは、日本舞踊西川流四世家元の西川千雅(かずまさ)。

小島:家元になって何年経ちます?

西川:7年ぐらい経ちます。

小島:えっ! そんなに経つ?家元になってから、毎年毎年、いろんな仕掛けをやってますよね。

西川:家元になる前に公演のアンケートを取たら、お客さんが70代ばかりだったんですね。この後どうなるんだろう、後がないなということで、いろいろやってきました。

小島:若者たちにもどんどん来てもらおうということですね。そして、今年の名古屋をどりは、名古屋市公会堂に舞台を移すんですね。

西川:名古屋をどりを75年ぐらいやっていて、いつもは、見やすい軽い内容のものと、歴史を大事にしたものとを共存させてきたんですが、今回は、これを分けようじゃないか、クラシックは、また別にやるんですが、今回はNEOと言って『名古屋をどりNEO傾奇者(かぶきもの)』というサブタイトルを付けて、名古屋市公会堂全館使ってのイベントになります」

小島:しかも、名古屋まつり(10月15日・16日)に連携して行うんですね。まず、大劇場の「全国芸妓博覧会」は?

西川:全国12か所から芸妓さんが集まって、それぞれの土地の芸を競います。京都や金沢からも来て、鶴舞公園のパレードにも参加します。

小島:華やかな舞台になりますね。そして、「NEO舞踊劇『名古屋心中』」は、家元が演出・主演ですか。

西川:名古屋のエンタメ総結集ということで、演出協力に、名古屋出身の映画監督、堤幸彦さん。朗読・リーディングに、同じく名古屋出身、戸田恵子さんと佃典彦さん。それから、BOYS&MENの本田剛文君が女形に挑戦してくれます。

小島:和風ミュージカルみたいな感じですか?

西川:ほとんどそうですね。ただ、歌う代わりに西川流の舞踊家たちが古典を踊ります。また、OSK日本歌劇団、5人のメンバーのうち3人が名古屋出身で、踊ってくれます。

小島:大劇場以外にもいろんなイベントがありますし、名古屋市公会堂界隈を全部使っての2日間は、見どころいっぱいです。名古屋のいろんな芸事とか才能が集まります。是非、楽しんでいただきたいと思います。

ゲストのほかに、番組の主なコーナーとして、初回の番組では「タウン バスケット」は郷土三英傑のいずれにも浅からぬ縁があるという「愛知県碧南市」。「アート バスケット」は名古屋市博物館で開催中「兵馬俑と古代中国」。店主や料理長のこだわりに迫る「グルメ バスケット」は名古屋市南区の蕎麦店。「シネマ バスケット」は、名古屋駅前ミッドランドスクエアシネマで一番客を集めている「あの映画」。

『C.A.M.P.BASKET』(キャンプ バスケット 日17:00~19:00)小島一宏は平日朝からの転身。C:Cinema/A:Art/M:Music/P:Peopleの要素を詰め込んだ番組。モノ・コトだけではなく、そこにかかわるヒトにも注目して、東海地方に根ざした地元愛あふれる番組を目指す。

C.A.M.P.BASKET
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週日曜 17時00分~19時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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春風亭一之輔 × 草彅剛 初対面で意気投合 「今日から友達」「もちろんですよ!」と固い握手

俳優・草彅剛が5月17日(金)、落語家・春風亭一之輔がパーソナリティを務めるラジオ番組『春風亭一之輔 あなたとハッピー!』(ニッポン放送 毎週金曜8時~11時)に生出演、初対面ながら2人のトークは盛り上がり、「今日から友達」宣言のもと、固い握手を交わした。

春風亭一之輔、草彅剛

史に刻まれた古典落語の名作「柳田格之進」を白石和彌監督が完全映画化した草彅剛主演の時代劇映画『碁盤斬り』が5月17日(金)に公開となったが、「柳田格之進」は誇り高い武士の生きざまを描いた人情噺で、一之輔も同作品を口演している。

ひと足早く映画を鑑賞している一之輔が、柳田格之進という人物について、草彅自身の性格との相違を訊くと、「全然違いますね。(演じているとき)イライラしましたね」と明かす草彅。「すごく実直で、曲がったことが大嫌い」と一之輔がその役柄を言及すると、「でも、(格之進の役を)やっているうちに、僕の中にそういうものがないし、もしかすると現代に忘れ去られてるような、この格之進の貫き通す気持ちというのは大事なんじゃないかなと思えてきた」と語り、「そこからもう、このポスターの顔ですよ」と、同映画のポスタービジュアルで厳しい表情をしている経緯を明かした。

映画『碁盤斬り』 (C)2024「碁盤斬り」製作委員会

そして「ある男が言いました」として、伝えられた感想を次のように語った。「この映画は言葉の一言一言に重みがある。今、携帯とかテクノロジーが発達した時代だけど、この時代は携帯電話もないし、手紙を書いたりそこまで足を運んだりする。そういった意味では今この時代だからこそ見る映画なんじゃないかなと」……これが誰の発言なのかを一之輔が訊ねると、「香取慎吾くんが昨日言ってました。いい言葉だなと思ってジンとしちゃって」と明かした草彅。

また、稲垣吾郎についても「『新しい剛の顔が見られる』と映画コラムですごく褒めていただいて」と、嬉しそうに語ると、「『碁盤斬り』を見ると新しい草彅さんがわかる」と、一之輔も同意した。

春風亭一之輔、草彅剛、ニッポン放送・増山さやかアナウンサー

そして草彅が「ぜひ一之輔さんの『柳田格之進』を聴きたい」と熱望すると、「やりますよ。一対一で」と即答する一之輔。草彅が埼玉県春日部市出身であり、一之輔が埼玉県立春日部高校出身であるという共通点でも盛り上がると、初対面だった2人の距離はぐっと縮まり、「今日から僕たち、友達ということで」(一之輔)、「もちろんですよ!」(草彅)と言葉をかけあうと、固く握手を交わす2人であった。

 

映画『碁盤斬り』 (C)2024「碁盤斬り」製作委員会

映画『碁盤斬り』 5月17日(金)全国公開
(C)2024「碁盤斬り」製作委員会
配給:キノフィルムズ

STORY
浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。お絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

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