成功の秘訣は幼少の頃から培われた「分析力」。百獣の王・武井壮さんが登場!
武井壮さんのスポーツのルーツは、大学時代に陸上部へ入部した事。10種競技の選手となり、いきなり優勝!その後、さまざまなスポーツにチャレンジされ、タレントへ転身。徹底した分析とマーケティングを考え抜き、スポーツバラエティ番組への出演や、コメンティターとしてもブレイク!最近では、ゴルフのティーチングプロテストの実技審査に合格されるなど、大変幅広く活躍されています。
武井さんが本格的に陸上を始めたのは大学時代から。実は高校時代は地理歴史研究部に所属されていたそうです。その理由は勉強に集中する為、特待生として大学への進学を目指していた武井さんにとって、高校時代はスポーツをする時間が無かったとか。そして目標通り大学へ進学した後、ふとした事から陸上部へ入部。するとデビュー戦でいきなり100メートルを10秒9という記録を出し、メディアなどで一躍話題に! その後順調に記録を伸ばすと思いきや、ライバルが出現!1歳上の同世代に(しかも同じ関西圏の大学)に、あのオリンピックメダリスト朝原宣治さんが居たのです。ここで武井さんは冷静に考え、これまでの陸上経験年数や朝原さんの走り方のフォームなどから、自分は到底敵わないと判断。そこで10種競技に転向したそうです。「10種競技は大変では?」の質問に対して、「10種競技は、走る種目が7つなので、走りさえ早くすればそれなりに記録は伸びるのですよ」つまり、10種全てを練習するより走ることに力を入れて練習すれば勝てる!と。その言葉通り、武井さんは10種競技に転向後3シーズン目で日本一になられました。
独学でスポーツ理論を学んだ武井さん。走る事に対しての1歩1歩を全て研究し、練習をされたそう。この理論を学び始めたのは小学3年生の頃からだったということです。「自分の身体を頭で思ったとおりに動かせるようにならないと、全てのスポーツの成功は偶然になる。」目で見たことを自分の身体で再現できるようになる!これは難しい事ですね。
そんな武井さんがタレントへと転身するきっかけとなったのは、お兄様が亡くなった事でした。俳優を目指しようやく注目されつつあった頃に、病の為23歳の若さで逝去。この頃10種競技で活躍していた武井さんは21歳。お兄様の事を思い「30歳からは兄の思いを継いで芸能の道を目指す」と決めたそうです。
芸能の道を目指すにあたり、ここでもテレビ番組を細かく分析。今のテレビ番組の出演者を書き出し内容なども整理しながら「タレントとして、長く使われる為には何をすれば良いのか」を約8年間かけて分析されていたそうです。ちょうどこの頃、「家を持たない生活」をされていたのですね。夜は西麻布のバーへ行き「ミルクのロックを飲み、犬用のガムを噛みながら顎を鍛える」という行動に出た事は有名なお話。その結果、多くのタレントさんとの交流を図る事ができ、トーク力を磨く分析を行ったそうです。
今では1日3時間、勉強やトレーニングを毎日欠かさず行っているという武井さん。それはタレント・コメンテーターとして日々自分自身をアップデイトする為、更には世界進出を目指すための知識や技術の蓄えだそうです。まさに「なりたい自分になる為に時間を使う!」。幼少の頃から常に物事を分析し、確実に結果を出し続けている武井壮さん。これは芸能のお仕事以外でも共通するお話。「武井流成功論」は必聴です。ぜひradikoのタイムフリー&番組の本編を配信しているFMヨコハマのPodcastでもお聴きください。
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- 放送局:FMヨコハマ
- 放送日時:毎週日曜 5時30分~6時00分
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