【番組レポート】静岡に人気パーソナリティが集結!「ラジオナイトサミット2017」【前編】

去る11月11日(土)、SBS開局65周年特別番組『つづきはラジオで』が、朝7時30分から23時30分まで16時間に渡って放送されました。今回は、その特別番組の最後を飾った『ラジオナイトサミット2017 ラジオはつづく』の一部始終を前編・後編に分けてご紹介します。

SBSラジオ開局65周年特別番組

 

▲左前列より反時計回りに、ニッポン放送・吉田尚記アナウンサー、BSS山陰放送・森谷佳奈アナウンサー、SBS静岡放送パーソナリティー・鬼頭里枝さん、コラムニスト・やきそばかおるさん、「Twitter Japan」森田謙太郎さん、「株式会社 AMF」椎木里佳さん

 

7時30分~20時30分までは、静岡ローカルCM秘話や静岡県全市町をめぐり未知を探す「シズオカミチシルツアー」、地元素材を活かした東西料理対決など、バラエティーに富んだ、SBSラジオならではの企画を通して静岡やラジオの魅力を発信しました。

20時30分からは、radiko・SNS・AIスピーカー時代に展開するこれからのラジオについて議論する『ラジオナイトサミット2017 ラジオはつづく』を2時間30分にわたって放送。“サミット”の名の通り、SBSラジオだけでなく、各局の人気パーソナリティーや、ラジオ周辺で活動しているゲストが集結。

放送中はスタジオのみならず、Twitterでも話題となりトレンドランキングが急上昇。最高で2位(1位になっているのを見たという方も)に躍り出ました。

『ラジオナイトサミット2017 ラジオはつづく』の放送開始!

まず最初に出演者の紹介から始まりました。

SBSラジオ『テキトーナイト‼』の鬼頭里枝さん、山陰のBSSラジオ『森谷佳奈のはきださNIGHT!』の森谷佳奈アナウンサー、SBSラジオ『椎木里佳パイセンの放課後ラジオ』の椎木里佳さん、ニッポン放送『ミューコミ+プラス』の吉田尚記アナウンサー、鹿児島のMBCラジオ『岩﨑弘志のてゲてゲハイスクール』・『てゲてゲハウス』の岩﨑弘志アナウンサーのいずれも人気番組のパーソナリティ。さらに、MBCラジオ編成局のSNS担当で、大のラジオ好きが高じてMBCに就職した白坂麻生さん、Twitter Japanシニア・マーケティングマネージャーで、SBSラジオやJ-WAVEなどに出演中の森田謙太郎さん、全国のラジオ番組に詳しいコラムニストのやきそばかおるさんが登場。(※岩崎アナウンサーと白坂さんはMBCラジオのスタジオより参加)

 

▲MBC南日本放送は、鹿児島のスタジオから参加。岩﨑弘志アナウンサー(左)MBCラジオ編成局・白坂麻生さん

 

出演者の紹介が終わったところで(詳細はプロフィール欄を参照)、各番組のダイジェストが放送されました。

MBCラジオ『てゲてゲハイスクール』は、ひとつの高校の生徒4人が2週にわたって生出演。鹿児島にある90校の高校のうち、およそ80校の生徒が出演しているそうです。5年半の放送で、およそ1000人が出演したことになります。岩﨑アナウンサーによると「学校が変わるとエピソードもガラリと変わるから、半永久的にできるんです」とのこと。番組の出演をきっかけにラジオの楽しさに気付く人も多いそうです。さらに『てゲてゲハウス』では、大学生になった学生が岩﨑アナの”相方”を務めます。

BSSラジオ『森谷佳奈のはきださNIGHT‼』は、日常生活に関する“はきだしたいこと”をテーマにメールとツイッターで投稿を募集。森谷アナウンサーの入社2年目の春にスタートしました。

番組開始当初は“猫をかぶっていた”そうで「森谷アナは自分のことを吐き出してないのでは?」という投稿も届いたほど。職場の上司からも「”アナウンサー”として話さなくてもいいし、元彼の話もしてもいいから」とアドバイスされたこともあり、開き直ることにしたのだとか。すると、キュートなルックスとは裏腹に、時折見せる腹黒いキャラもウケて全国にファンをもつ人気番組に躍り出ました。

森谷アナウンサー曰く「投稿数が非常に多いので、テンポを大事にしています」とのことでした。(その他の番組の紹介は後編で)

Twitterで番組を宣伝

Twitter Japan・森田さんの提案で、ペリスコープ360を使って、差し入れの食べ物でいっぱいのスタジオ風景を映像ライブ配信することに。ペリスコープ360は、スマートフォンに専用のカメラを装着して配信すると、見ている側のデバイスで360度見渡すことができるツールです。『テキトーナイト‼』の放送終了後に読めなかったメッセージを紹介する際にもペリスコープ配信をしていて、リスナーから好評を得ています。

そのほか、Twitterと動画を連動させて番組を拡散させるアイデアの一例として、森田さんも出演している『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(月曜日~木曜日 6時~9時)での使用例を紹介。ナビゲーターを務める別所哲也さんは時々、曲がかかっている間などでダンスを披露しています。 スタッフがその動画をTwitterにアップしたり、別所さん自らがスマートフォンで「ペリスコープ」を配信したりすることも。番組の宣伝効果も抜群なのだとか。

また、大阪・FM802の人気パーソナリティで、”オチケンさん”の愛称で親しまれている落合健太郎さんも、番組が始まる直前にけん玉などに挑戦する「#1分間チャレンジ」動画をTwitterにアップすることで、番組を聴くことを促しています。

動画ではありませんが、MBCラジオの白坂さんによるお知らせのツイートも、読めば一層ラジオを聴くのが楽しくなる内容が満載。

さらに番組では、静岡名物・やまだいちの「あべかわ餅」や、静岡のリスナーから差し入れでいただいた「かにぱん」をいただきました。実は「かにぱん」は静岡県浜松市に本社を置く「三立製菓」が昭和49年に発売したものと聞き、一同感心! さらに、ピザーラのピザを頬張りながら、しばしブレイクタイム。ペリスコープ越しに視聴していたリスナーからは「あべかわ餅おいしそう!」「かにぱんが静岡発祥って知らなかった!」というリアクションが寄せられました。

――後編「ラジオとAIの話」に続く!

番組概要

■番組名『SBS開局65周年特別番組「つづきはラジオで」 ラジオナイトサミット2017〜ラジオはつづく』
■放送局:SBSラジオ
■放送日時:11月11日(土) 20時30分~23時
■出演者:鬼頭里枝、森谷佳奈、椎木里佳、吉田尚記、岩﨑弘志、白坂麻生、森田謙太郎、やきそばかおる

出演者プロフィール

【パーソナリティ】

■鬼頭里枝
静岡を中心にラジオ・テレビで活躍するフリーパーソナリティ。SBSラジオ『テキトーナイト‼』(毎週土曜日21時~23時30分)は、2009年開始以来、10代から“元10代”の人まで、幅広い層に支持されている人気番組。静岡県内の学校を訪問したり、リスナーから寄せられる相談に答えたりして、時にユルく、時に真剣な放送をお届けしている。

■森谷佳奈
BSS山陰放送アナウンサー。リスナーから寄せられた”はきだしたいこと”を紹介するBSSラジオ『森谷佳奈のはきださNIGHT‼』(毎週月曜日 21時~22時)は、2016年、入社2年目の春にスタート。TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日曜日 13時~15時)の企画「全日本ラジオ新番組選手権2016」にて、リスナー投票によりグランプリを獲得した。

■椎木里佳
慶應義塾大学2年生の19歳。東京都出身。中学3年生で女子中学生・高校生をターゲットとしたマーケティング会社「株式会社 AMF 」を起業。SBSラジオ『#椎木里佳パイセンの放課後ラジオ』(毎週土曜日 20時30分~21時 ※大分県・OBSラジオでも土曜 21時から放送中)のパーソナリティを務める。

■吉田尚記
漫画、アニメ、アイドル、落語など多彩なジャンルに精通。パーソナリティを務めるニッポン放送『ミューコミ+プラス』(月曜日~木曜日 24時~24時53分 ※北海道・STVラジオでも放送)では、2012年「第49回ギャラクシー賞」でDJパーソナリティー賞を受賞。

■岩﨑弘志
MBC 南日本放送アナウンサー。33歳。MBCラジオ『てゲてゲハイスクール』(毎週日曜日 13時~14時)、『てゲてゲハウス』(毎週日曜日 15時~16時50分)パーソナリティ。2月に開催される「てゲてゲハイスクール フェスティバル」は、大勢の高校生が参加する一大イベント。

【ラジオ関係者】

■白坂麻生
MBC南日本放送 デジタルメディア部。放送局のSNSのアカウントを運営。大のラジオ好きが高じてMBCに転職。チェックするだけで、MBCラジオが一層楽しくなるツイートに定評がある。

■森田謙太郎
Twitter Japan シニアマーケティングマネージャー。ツイッターのビジネス活用法を紹介する全国セミナーの講師のほか、SBSラジオ『聴くディラン』(月曜日~金曜日 14時~18時55分)、J-WAVE『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(月曜日~木曜日 6時~9時) など、各地のラジオ番組に出演中。

■やきそばかおる
コラムニスト。全国のラジオ番組に詳しく、ラジオに関する連載、インタビュー取材、番組構成、ラジオ番組出演など多岐に活躍中。全国の楽しい番組を紹介する「週刊 ラジオ情報センター」(月曜21時〜22時頃)を吉田尚記アナ、シオンJr.とツイキャスにて生配信している。

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たくあんが「6年保存」の非常食に!? 自衛隊も採用した「干したくあん」を開発した道本食品の挑戦

株式会社ジャパンエフエムネットワークが制作する全国JFN系列22局ネットで放送中のラジオ番組「となりのカイシャに聞いてみた!supported by オリックスグループ」。意外とあなたの近くにある、地元で活躍するカイシャ。「そこに辿り着くまでの話」や「事業への想い」など、明日へのヒントになる話から、地域のお気に入りスポットまで、地域に密着してお届けする企業応援ビジネスバラエティプログラムです。パーソナリティは小堺翔太が務めます。今回は、エフエム宮崎アナウンサーの奥山真帆がパートナーを担当。

10月24日(土)の放送では、先週に引き続き、道本食品株式会社 代表取締役社長の道本英之(みちもと・ひでゆき)さんをゲストにお招きして、干したくあんの新商品開発や伝統を次世代へつなぐ取り組みについて話を伺いました。


(左から)パーソナリティの小堺翔太、道本食品株式会社 代表取締役社長の道本英之、アシスタントの奥山真帆(エフエム宮崎)



◆災害への備えにも役立つ干したくあんの新商品

道本食品は、宮崎県産の大根を100%使用した干したくあんを製造する、日本唯一の干したくあん専業メーカーです。約60年にわたって培ってきた製造技術と契約生産者との連携を生かし、地域産業の発展にも取り組んでいます。

今回は、(近日発売予定の)新商品「日本の干したくあん(うすしお味)」について話を伺いました。本商品の大きな特徴は、内容量30g(約8枚入り)というコンパクトなサイズ感と、6年という異例の長期保存期間です。一般的な袋入りたくあんの賞味期間が約1年であるのに対し、6年もの保存を可能にした背景には、袋の材質(フィルム構造)へのこだわりがありました。

道本さんは「干しだいこんで作るたくあんは品質が安定しやすいのですが、長期間品質を保つためにどのようなフィルム構造にするのか、袋メーカーさんと何度も試行錯誤を重ねました」と説明します。

開発の背景にあるのは、近年増加している自然災害への備えです。「非常時にも役立つ常備食として活用してほしい」という想いから、ポケットに入れて手軽に持ち運べるほどのサイズ感に仕上げました。道本さんは、「万が一の備えとして、ぜひ1世帯に1袋置いていただけたら」と呼びかけました。

◆技術の進歩とともに減塩も進む

「たくあんは塩分が多い」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、現在のたくあんは技術の進歩によって大きく減塩が進んでいます。かつては常温で大根を漬け込んでいたため、保存性を高めるために20%近い塩分が必要でした。しかし、昭和の終わりから平成にかけて「冷蔵漬け込み製法」が普及したことで、塩分を大幅に抑えることが可能になりました。

今回の新商品も塩分量は約3%に抑えられています。厚さ約3mm・直径約3cmのたくあん1枚あたりの塩分量はわずか約0.1gです。道本さんによると、こうした減塩への取り組みは自社にとどまらず、たくあん業界全体で進められているということです。

たくあんは味や保存性だけでなく、栄養面でも優れた魅力を持っています。特に注目したいのが「食物繊維」と「GABA(ギャバ)」です。大根を天日干しにすることで水分が抜け、食物繊維の成分が凝縮されます。これにより、お腹の調子を整える腸活効果が期待できます。さらに、太陽の光を浴びて干される過程でGABAが増加するのも大きな特徴です。

道本食品では、たくあんに含まれる成分の「機能性」についても長年研究を重ねてきました。宮崎大学との協力による動物実験を経て、東京の大学ではヒトを対象とした臨床試験を実施。その結果、たくあんに含まれるGABA(ギャバ)に「血圧を下げる働き」があることが確認され、機能性表示食品としての商品化を実現させました。

「昔から残り続けている伝統食品には、それだけの理由(機能性)があるはず」と語る道本さん。干したくあんの秘められた新たな価値を解き明かすため、今後も研究を続けていく姿勢を示しました。

◆400年以上続く干したくあんの食文化を次世代へ

道本食品では、海外輸出の推進に伴い「たくあんの缶詰」の開発にも取り組んできました。開発のきっかけは2010年ごろ、アメリカのバイヤーから寄せられた「手軽にすぐ食べられて、より賞味期限が長く、常温で流通できる商品がほしい」という要望でした。この現地ニーズに応える形で試行錯誤を重ね、缶詰タイプのたくあんが誕生しました。

しかし、開発は一筋縄ではいきませんでした。たくあんを缶に詰めて加熱殺菌すると、どうしても特有の食感が失われ、柔らかくなってしまうという大きな課題に直面します。そこで、加熱時間や温度設定、pH(酸度)のバランスなど、ミリ単位の細かな調整を幾度となく実施。たくあん本来の歯ごたえを保つ製法を追求し続けること約3年、ついに食感を損なわない「賞味期間3年〜3年6か月」の缶詰化に成功しました。

番組では、実際に道本食品の缶詰入りの干したくあんを試食。小堺は、しっかりとした歯応えに注目し、「しょっぱ過ぎずサッパリとした味」と評価しました。奥山も「食感もいいですし、食べ応えがある」とコメントします。道本さんによると、こうした味へのこだわりが認められ、缶詰は2020年から5年間、海上自衛隊に採用されました。また、袋入りの新商品「日本の干したくあん」も、この夏、陸上自衛隊に採用されたといいます。

道本さんが残していきたいと考えているのが、宮崎県田野町に広がる大根を干すためのやぐらの風景です。「自然と人が織りなす原風景」と表現し、干したくあんの食文化とともに次世代へ引き継ぎたいと考えています。

江戸時代初期には現在に近い形ができていたとされる干したくあん。400年以上続く伝統を守るため、道本食品では新たな商品開発にも力を入れています。賞味期間6年の商品に加え、たくあんを単なる「漬物」としてだけでなく「調味料」として活用する新たな可能性も模索中とのこと。400年の伝統を脈々と受け継ぎながら、多様な切り口でたくあんの未来を切り拓こうとしています。

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音声版「となりのカイシャに聞いてみた!」
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<番組情報>
番組名:となりのカイシャに聞いてみた!supported by オリックスグループ
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国22局ネット
パーソナリティ:小堺翔太
番組Webサイト:https://jfn.co.jp/lp/tonarinokaisha/
番組公式X:@tonarinokaisha
番組公式Instagram:@tonarinokaisya

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