情報収集能力が高い人になれる!社会人向けのポイントを紹介
社会人に必要な情報収集能力を高めるコツについて、上手い人の特徴やアンケートから見えてくる具体的な方法を解説します。それに併せてトレンドを掴むためのラジオ番組もご紹介します。
社会人に必要な情報収集能力
みんなはどのように情報収集している?
情報収集が上手いビジネスマンの特徴
情報収集能力を高めるポイント
移動中にも情報を集められるおすすめなラジオ番組
- TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』
- TBSラジオ『荻上チキ・Session』
- 文化放送『田村淳のNewsCLUB』
- ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
- J-WAVE『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
- MBSラジオ『日本一明るい経済電波新聞』
- RCCラジオ『本名正憲のおはようラジオ』
過去の放送はradikoで振り返ろう!
社会人に必要な情報収集能力
情報数収集能力とは、必要な情報にスピーディーにアクセスし、適切な情報を集める力、また集めた情報の中から良質な情報を見極める力のことを指します。現代は、多くの人がインターネットなどを気軽に閲覧し、さまざまな情報を簡単に入手でき、そして誰でも自由に情報を発信できる世の中になりました。その結果、偽の情報や誤った情報を目にする機会も増えたため、正しい情報を見極め、判断できる力が重視されるようになりました。また、豊富な情報から必要に応じて整理し、取捨選択するには、多くの時間がかかります。そのため情報収集能力が高く、素早く適切な情報を集められる人材は貴重だと言えます。
みんなはどのように情報収集している?
全国の管理職2,000人を対象に、どのように日々の情報収集を行っているかの調査結果をご紹介します。
【infoQ】管理職2,000人に聞いた!ビジネスに役立つ情報収集術
Q.ビジネスに役立つ情報収集をしていますか
必要に応じて:52.9%
日常的に:27.2%
情報収集はしていない:19.9%
「必要に応じて」、「日常的に」を合わせると、約8割の人が意識的にビジネスに役立つ情報収集を行っていると回答しました。
Q.収集する情報の内容
仕事に直接関わる情報:58.0%
日本全体のトレンド:35.7%
業界全体のトレンド:33.8%
自身のキャリアアップ目的:22.6%
マネジメント:16.6%
情報収集をする際は、「仕事に直接関わる情報」が一番多い結果となり、次いで、「日本全体のトレンド」や「業界全体のトレンド」の情報収集を行っている人も高い結果となりました。トレンドを把握すると、自身の視野を広げ、新しいビジネスチャンスの発見や、専門分野以外の人とも話題に困らないコミュニケーション力が身につくと考えられます。
Q.情報収集の手段
インターネット:68.3%
テレビ:43.8%
新聞:41.8%
雑誌:24.3%
SNS・ブログ:20.1%
「インターネット」が圧倒的に活用されていることが分かりました。さらに情報収集にインターネットを利用していると回答した人に、どのようなサイトを利用しているか質問したところ、特定のサイトではなく「その都度検索で調べものをしている」という意見が多くみられました。
Q.毎月の情報収集にかける金額
お金を使わない:58.3%
1,000円以下:16.2%
1,000円台:8.5%
2,000円台:3.0%
3,000円台:4.7%
4,000円以上:9.3%
「お金を使わない」という回答が約6割となりました。そして有料コンテンツで情報収集をしている場合も、1,000円以上使っているという回答は全体の約25%という低い結果となりました。
Q.情報収集で重要なこと
信憑性:33.9%
情報の新しさ:20.5%
客観的か:10.9%
分かりさすさ:9.0%
専門性:7.0%
情報収集で重要なことは、「信憑性」が1番で次いで、「情報の新しさ」、「客観的か」が続く結果となりました。いずれの媒体においても、「信憑性」と「情報の新しさ」はトップ2に入り、テレビとインターネットでは「分かりやすさ」、新聞と雑誌では「客観的か」がトップ3に入りました。
リアルタイムで情報収集するにはインターネットが最適ですが、個人の意見や専門知識を持たないサイトも多いため、信憑性に欠ける場合もあります。それに対し、テレビ・新聞・雑誌は、放送時間や発行日が決まっているためリアルタイムとは言い切れないものの、きちんと裏付けされているため、信憑性は信頼できると言えます。そのため、複数の媒体を利用して多角的に情報収集をしている人が多いでしょう。
情報収集が上手いビジネスマンの特徴
◾️目的を持って情報収集する
「何のために情報が必要なのか?」という目的を明確にすると、短時間で必要な情報が収集できます。また、情報収集すべきタイミングも理解していると、通常の業務に負担にならない範囲で効率よく情報が入手できます。
◾️日常的に情報収集する
「朝食の時間に新聞やテレビをチェックする」、「通勤中にアプリでニュースをチェックする」、「就寝前に本を読む」など、毎日決まった時間や、スキマ時間の活用などを活用して常に情報収集しているのも情報収集が上手い人の傾向の1つです。そして仕事に関係することだけでなく、自身の興味があることも積極的に調べると、ポジティブに取り組めるので、無理なく続けられるでしょう。
◾️アウトプットする
情報収集が上手い人は、情報をインプットするだけでなく、アウトプットするスキルも身につけています。アウトプットをすることで、情報の取捨選択や論理的思考力が高まります。また、積極的にアウトプットをする人には、他の人も情報を共有したいと思うようになり、より良い情報が集まりやすくなるといった好循環も生まれます。
◾️デジタルツールを使いこなす
ハッシュタグ検索や画像検索、情報の整理・分類し、アウトプットの際も、デジタルツールの活用が効率的です。検索エンジンを使った検索には、さまざまなテクニックがあります。とは検索(「◯◯とは」で検索する方法)、フレーズ検索、画像検索、動画検索、書籍検索、ニュース検索、 AND検索、 OR検索、 NOT検索といった方法を、必要な時に使えるようにしておきましょう。また検索ワードの選び方や組み合わせ方を工夫する、検索結果を起点として深掘りして検索していくといった方法も効果的です。ユーザーの生の声や鮮度の高い情報を得たい場合は、 SNSに投稿された情報も役に立ちます。ただし、SNSでは誤った情報が拡散されることもあるため、信憑性の判断には注意が必要です。
情報収集能力を高めるポイント
◾️複数の情報源を活用する
情報収集というと、インターネットを活用するイメージを持つ人が多いでしょう。一口にインターネットといっても「インターネット上の無料記事」、「インターネット上の有料記事」、「上場企業や公的機関のサイト」を使い分けたり、「SNS」、「新聞」、「書籍」、「ラジオ」といった複数の媒体をチェックしたりして、目的や必要に応じて活用しましょう。
◾️情報精査の方法を確保する
インターネット上には、本当に正しい情報なのか、判断するのが難しい情報も数多く存在します。情報の信憑性・客観性については「情報の出典元を確認する」、「複数のソースを比較して裏をとる」、「専門家に意見を求める」といった作業が必要です。また、インターネットに限らず、テレビや新聞、雑誌などの情報も、絶対に正しいというわけではありません。情報の正確性、信頼性、新しさを調べるための方法を複数用意することが重要です。疑問を感じた時に、すぐに調べる習慣を身につけ、信用できる情報源を確保しておきましょう。
◾️情報収集ツールを工夫する
これまでに挙げた方法以外にも、RSS リーダーで更新情報を自動取得して表示するタイプや、各種メディアと連携してニュース系情報を分類・整理して閲覧できるものなど、さまざまな情報収集ツールが存在します。また、特定業界向けに特化したポータルサイトや、専門分野の有識者などが発信する情報を扱う有料サービスもあります。そのため、必要に応じてそういったツールやサービスの活用もおすすめです。
さらに、インターネットでは探すことが難しく、古い情報が必要な場合は、オフラインの情報源を活用すると良いでしょう。その場合は、国立国会図書館の検索サービス「リサーチ・ナビ」や 新聞社や通信社の有料データベースを利用し、情報が掲載されている書籍を探してみるのもいいでしょう。
移動中にも情報を集められるおすすめなラジオ番組
TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』
平日の早朝に放送されているの情報番組。「聴く朝刊」として、森本毅郎さんが政治や経済、スポーツ、生活情報まで様々なニュースをお届けします。
※放送情報は変更となる場合があります。
TBSラジオ『荻上チキ・Session』
平日の夜に荻上チキさんが送るニュース番組。「今、何が起きているのか?」、「なぜ、起きているのか?」をクリアに解説した上で、一歩先の未来、アップデートされた新しい価値観を提示していきます。
※放送情報は変更となる場合があります。
文化放送『田村淳のNewsCLUB』
「このニュース、一体どうなっているの?」、「どの情報を頼ればいいの?」という方におすすめな番組。田村淳さんがリスナーの立場を代表して、ニュースを読み解くのは難しい、いまさら他人に聞けないことに切り込んでいく2時間の生放送です。
※放送情報は変更となる場合があります。
ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
平日の朝に2時間の生放送で、ニッポンと世界の今が分かるニュースをお送りする番組。多彩なコメンテーターやゲストと共に、ニュースの背景と、それがどう生活に影響していくのかを考えていきます。
※放送情報は変更となる場合があります。
J-WAVE『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
別所哲也さんがナビゲートする月曜〜木曜の早朝に放送されている情報番組。旬のトピック、音楽、美容、健康、AI分野などの最新テクノロジーまで、幅広いトレンドをご紹介します。
※放送情報は変更となる場合があります。
MBSラジオ『日本一明るい経済電波新聞』
関西で活躍する企業を紹介する番組。ユニークな中小企業の社長をゲストに迎え、成功秘話や独自の取り組み、これからの夢などを伺います。
※放送情報は変更となる場合があります。
RCCラジオ『本名正憲のおはようラジオ』
広島の朝の声としてお馴染みの番組。平日の朝に「耳で聞く朝刊」として、フリーアナウンサー・本名正憲さんが最新のニュース、スポーツ、天気・交通情報をギュッとまとめてお伝えします。
※放送情報は変更となる場合があります。
過去の放送はradikoで振り返ろう!
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この記事を書いた人
radiko編集部
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